2014/09/19

ad:tech tokyo2014の展示だけ見てきた

前回の投稿では、悩んだけど逝くという所で終わったので、その続き。



一応、逝ってきた証拠の受付写真。
他は、使える画像が無いのでナシね。

で、会場を回ってみたんだけど、バニーやらメイドやら居たりして、ショーアップは進んでいた。もち、元祖は「売れるネット広告社」であって、他社がパクったんだけどね。
真似っこしても人が集まるでも売り上がるわけでもないので、加藤レオ社長は気にしないだろう。

人気ブースは大手や話題のニュースアプリで、うん、後はスタッフの方が多いだけである。広告関係の会社が多いのに、目立てないとは情けないが、実は某国内最大手の広告会社がいない。子会社も少ないな。
オラクルの商品を博報堂がサポートするって報道もあったが、すまん、忘れてしまった。
いや、決してバニーちゃん脳内をハッキングされた訳じゃない。

ただ、IT系の広告会社とか展示しているのだが、全くもってアナログなのだ。
お前ら技術使えよ。
モバイル使えよ。
そんなもんかよ。
という感想である。

名刺を集めるだけとかのアナログ発想とは、笑えもせん。

あ、こういうの「紺屋の白袴」っていうのね。www

2014/09/18

ad:techTokyoへ行くべきか

本日が最終日となるネット広告の世界的なイベント、ad:techTokyo。
初日、二日目とセミナーの記事がたくさん出てくるかなーと思ったら、ググって出てくるのは出展社の発表リリースが多い。
うへー。

しかし、ソーシャルメディアは参加した人やスピーカー、アドバイザリーボードの人がレポートやら写真をアップしているので、そっちで内容確認。
うん、内容的に数年前に話していたことが多い。
まぁ、教育イベントという側面もないわけではないし、最先端の話ばかりだとついてけない人が大半なので、こなれた話になるんだけどね。



ちと、展示だけでも流し見しとくかな。
んじゃ、逝ってくる。

<続く>


2014/09/17

閉じられていくメディア

知っていて損はない。だが、知ることのできる人は少ない。
そんな情報はネットではなく、人と人が会わなければならない。

という事で、相変わらずネット広告業界周りを衛星周回している波乗りペンギンだす。

最近話題になっている朝日新聞の記事問題。そして、広告問題。
えー、あれはアナログの世界ではジョーシキでしたよ。
何を今更って感じで、情報の断片化が進んで、知識は体系的に得られないネット世界の障害なのかな。
朝日新聞は沖縄の珊瑚に関する記事でも捏造してたんですよ。
新聞社なんて自社に都合の悪い週刊誌の広告原稿を黒塗りしたり拒否したり、いや、メディアってそんなものです。新聞社だけじゃない・・・よね。

それはさておき(閑話休題)。

アナログメディアはケシカランて話もあるんだが、ちょっとまて。
ネット広告もネット媒体も同じだよってこと。
一部の広告主に掲載上限はあるし、掲載拒否だってある。(まぁ、一時期担当としてやってた)
それから、自社競合する広告は受けないというのもある。
ま、地獄の沙汰も金次第という話に過ぎないのだが、先日も悲しい話をしてった人がいた。
なんでも、今まで取材協力や広告掲載をしていたWebメディアが、自社でも同様の事業を開始したので広告掲載を拒否したり、取材協力を得られなくなったり、メディアそのものの問題というより運営母体の周辺事業絡みで事情が激変しているそうだ。

メディアには掲載の可否を決める権利がある。
ビジネスだから当然と言えば当然ではある。

しかし、情報が自社の利益に天秤掛けて掲載されるようになると、事情は変わってくる。
編集権の独立ってのは、視聴読者にとって偏向報道や知る権利をサポートする仕組みだったのだが、これが閉じられていくのだ。
一方、ヤフーニュースやニュースアプリで記事の比較も容易になり、ソーシャルメディアによる情報もあるので、そのくらいで我々が騙され続けるってのも少なくなっている。
ただし、真実だったり大局を見るには情報過多と流量の速さで、人間の処理能力を超えているのもまた現実。

こんな状態で広告を流したところで、「今までの広告」は認識されなくなるのは当然だろう。情報の形を取らなければならなくなる。
そして、「今まででいうメディア(それはWebも含めて)」でなくオウンドメディアだったりソーシャルメディアによる情報流通は増大していくのだ。

問題はココからだと思う。
沢山の情報の中から認識して貰うために、効果効率を上げるアドテクが浸透していった先に何があるのか?
検索結果のロジック、ソーシャルメディアのストリームのロジック、広告ではないがコミュニケーションの最適化も似たようなものだ。
知らず知らずに表示される情報だけでお腹いっぱいになって、「閉じられた世界」が当たり前になっているんじゃないかな。


と・・・思った次第。

2014/08/29

ネット広告の業界共通効果指標の策定へ

ビデオリサーチ、オンライン広告効果の共通指標整備へ:MarkeZine(マーケジン)
http://markezine.jp/article/detail/20783

ついにキター!
だが、微妙である。

ネット広告の主要団体と言えば、
広告主系 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会 (Wab)
媒体・代理店系 インターネット広告推進協議会 (JIAA)
である。

なのに、広告会社の業界団体である日本広告業協会(JAAA)が主体となったリリースである。
これを手伝うのがビデオリサーチという企業。

うむ、深いぞ深すぎるぞ。下手に語ったら、刺されそうだ・・・。


2014/07/16

スマホ広告市場は低空飛行が継続へ

ネット・モバイル広告、スマホ向けを中心に堅調に推移、人材面の課題も浮き彫りに -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140710_657253.html

さすが、INTERNET Watch である。目の付け所が良い。
スマホやタブレットが、どんだけ普及しても、それを使ってマーケティング活動をする人材不足が数年来継続している。
それは、予算があっても企業には使われないだけでなく、衰退したフィーチャーフォン市場の制作や広告の会社がつぶれて行って、モバイル広告・制作市場自体がシュリンクするって事だ。

え、スマホを使った事例は沢山出てきているって!?
いやいや、予算と人材を確保できる大企業が中心で、中小企業は無理なのよ。
単発チャレンジは可能でも、継続することができない。

なんで、スマホ広告・制作市場は基礎数字が伸びない。
ガラケーを上回るスピードで成長して良いハズなんだけど、メディアで賑わっているのは「ゲーム」とLINEなどのSNSだけだよね。
これから、まとめニュース系アプリとか伸びるかもしれないけど、広告主側からして自在対応が出来ないって事は、結末は変わらない。

どうして、こうなった・・・。
という話もチラホラ出ているんだけど、要因は沢山あると思う。

まず、スペシャリストが必要な深化、ゼネラリストが必要な水平化、が同時に起こっていることがある。
・マルチデバイス環境でのサイト制作、ログ解析、プラン作成。
・リアル連携の模索では、O2Oやオムニチャネル、マス広告も連動したキャンペーン。
・デジタルもリアルも面倒みられるクリエイティブディレクター、マーケターの不足。
まだあると思うが、思いつく大きな理由はこのくらいだろう。

一つのサイトを作るのに多くの専門家の協力が必要で、それを取りまとめられるディレクターは殆どいない。広告主側も、広告会社側も同様だろう。
そもそも、PCサイトですら一定のレベルで制作・運用できる会社は多くないはずだ。
在ったらあったで大企業広告主や広告会社が確保しているしね。

さらに、リアル(広告ではマスメディア、販促)との絡みになってくると、デジタル系の人は経験も知識もない人が多いよね。
まして、リアルも含めるとログ解析だけじゃなくてPOSやリアルメディア、扱うデータは当にビッグデータとなる。
PDCAを回すなんて可能なのか?という話にしかならない。
一つのサイトを作って運用するんだって、それなりの知識と技術がいるのにさ、それ以外にあれもこれもなんて無理。
学びながらやるという手段もあるが、そんな機会に恵まれる人こそ、最も数少なすはずだ。(ここは理解のある会社にチャンスを沢山作って欲しい。)

ということで、その機会が作れる大企業が本腰を入れてくれない限り、人材供給は目途が立たない。目途が立ったとしても、人材育成には5年、10年単位の月日が必要だろう。
マーケ、媒体(波と紙に屋外)、制作(映像、平面)、SP、PRと大まかに分けても5年は掛かる。名刺だけとはいえ、波乗りペンギンが全部署を網羅したのに15年掛かっている。
後半の経験は古くなって使えないほどだけど・・・。
加わえて、現在のデジタルも数年じゃ経験できないほど領域が広がり、最新技術と手法が毎年出てくるので必死に追いかけないと浦島太郎にされてしまう。

あ~、ネガティブだけになってしまった・・・。
いかん、それは本意ではない。

個人的には相談される限りは答えているが、
「ローテーション人事」によるリアル経験は可能な会社には勧めている。
それは親会社だったり、提携会社がリアル系の実務を持っている場合は・・・だ。
それが、マーケだろうが媒体だろうが、とにかく一つでも経験しておくと一皮むける。
そして、逆も然り。
相互に人事交流でかき混ぜて、一人で全部を吸収できないし手が届かない所は、人脈でカバーするという訳だ。
一部で効果が出るころだが、一つ欠点があって、育つといなくなっちゃったりするんだよね~。あはは。

2014/05/21

非言語に広告の未来がある!?

 「意識の95%は非言語」に広告の未来があるかも by 京井良彦 @kyoi_y #アドタイ
http://www.advertimes.com/20140521/article157087/

こういう、アプローチって嫌いじゃないからスルーできないんだな。
「心脳マーケティング」を持ち出してくるかぁ・・・と思ったわけで、赤い表紙の厚めの本だったと思うが、なんか流行らなかったよね。

で、LINEスタンプの広告について触れてたところが、波乗りペンギン的には「ツボ」だった。が、なんつーかスタンプ(イラストまたは画像とテキストのセット)を非言語というのは如何なものかと思うワケよ。
言語化されていないという意味合いとか雰囲気は理解するけど、ココでいうところの言語化されていないというのは、「言葉=テキスト」になっていない事じゃないでしょ。

なんか、かなり端折って書いているようなんで、重箱の隅突いてもしょうがないけどさ、「インサイト」とか「パーセプション」とか、ホットショップが何をやっていたかぐらいの資料は電通にたくさん眠っているので、読むと分からないことも見えてくると思う。

2014/05/07

売上から見るネットの影響

広告出稿量は売上に本当に影響しているのか? シャンプー&ペットボトル茶のデータ分析実践例 | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/05/07/1742

広告は売り上げに影響するのか?という永遠の課題に対する挑戦の一つ。
だが、足りない!
  • テレビ世帯視聴率(関東、関西、名古屋)
  • テレビ露出情報
  • 新聞/雑誌広告
  • Web広告
  • 2ch/ブログ/Twitterトレンド
  • インターネット検索数(Yahoo! JAPAN)
  • POSデータ
今回使用されたデータという事で記事から抜粋したが、これだけでも滅多にオープンでは見られない情報である。スゲーよ。
ま、マス広告とネットの関係については十余年前に、Yahoo!さんやらLycosさんやらに取材掛けて調べてはいる(すまん、すべては公開してない)が、その後も、リアルなお仕事で分析する機会に立ち会ったりして、幾つかの結論は持っている。

たぶん、ネット系の人達だと十分以上の分析結果だと思う。
だが、この情報を提供してくれた広告主(?)は社内で詳細な情報を元に別の結果を得ているだろうと予測する。
もちろん、波乗りペンギンの邪推という事でお願いな。

キャンペーン分析、結果報告という部分でも普段は見たことないんだけど、実は必要なデータがある。
広告会社でも、そこまで踏み込んだマーケ担当は多くはないようだ。
もっとも、ある特定の広告主を担当した場合は、必須というか死ぬほどやんなきゃならんらしいという伝説(!?)を聴いている程度だ。本気にしないでよ。

それって売り上げデータのPOSって話は、今回のデータに入っているから無しだよ。
精度の問題はあるので、POSデータと言っても出所が問題(複数あるのだよ)だが、今回は割愛しよう。

欲しいのは、店頭キャンペーンと棚割りの情報ね。
チラシとかPOPとか、ちょいと目立つことをしただけでも売り上げは伸びるし、ゴンドラ出されたりレジ周りに置かれるだけで、ググッと売り上がったりするのよ。
店舗には他意はないんだけどね。
この辺は、メーカー側と店舗側のシナジーという解釈をすれば目出度いことだが、キャンペーンの効果に含めて良いかどうかは難しい。

未だに「CMガンガン打ちますから、棚を多めに下さい!」という営業が成り立っているわけで、カテゴリーマーケティングとはいっても、キャンペーンの最適化は適用範囲外だ。
広告を打つことが営業的に成功するのであれば、マーケティング的には間違いではないし、広告の効果として評価可能である。
しかし、純粋な広告露出効果という観点からは大いなる疑問で、消費者行動に対する効果検証とするならば排除したい要素となる。

結局、広告主のどの部署が主導であるとか、そんなところも分析結果は影響されるのである。

蛇足ついでに、競合ブランドの売上調査。
これも厄介である。
圧倒的なトップブランドなのか、僅差の寡占市場なのかという状況によっても、広告キャンペーンの影響の顕れ方は異なる。
同時期に広告キャンペーンが行われた場合、行われなかった場合、幾つかのパターンも見ないとダメだしね。

影響しそうな要素って、探し出すとキリないんだけど、世の中のすべての事象がシミュレーションできない限り、正解は無いんだろうと思うワケだ。

2014/04/28

Facebookはモバイルが伸ばした!?

モバイルオンリー時代のFacebookとは  techcrunch
http://jp.techcrunch.com/2014/04/28/20140427the-age-of-mobile-only/

まず、記事を読んで欲しい。
そうだ・・・と思う内容だよね。
そんでもって、これを信じた奴らが大金持ってコケル訳だ。
目出度し目出度し。

モバイル端末だけのアクセスって話は一旦脇に置いておこう。

この手のデータを読み間違う奴は、情弱でしかない。
オイラは仕事だったので、そんな解釈はしない。いや、最近は知らんよ。現場離れて十年近くになるし。

では、少しだけ解説。

グローバル展開の場合は、世界の通信事情に関する知識が必要だ。
およそ先進国と言われるごく一握りの国しか「有線インフラ」と「パソコン端末」は揃わない。大体さ、内戦ドンパチやったり豊かでない国が投資して敷設したり、国民所得が低くて食べる物すら満足にない国が高価なパソコンなんて買える訳がない。
つまり、先進国ベースで事業拡大するならば、パソコンの比率が高くて当然なのよ。
もちろん、時代背景もあって、今は無線通信帯域も伝送速度も高効率になっているからね、その辺りの知識も仕入れてね。

そして、先進国から発展途上国へ拡大していくと、無線インフラ、安価なモバイル端末、は前提になる。
線を引くより、電波塔建てる方が早いよね。国民所得を考えればパソコンよりモバイル端末(アンドロイド端末)の方が圧倒的に安い。電力インフラも貧弱で停電も当たり前だから、充電式の方が良いというのもある。アフリカなんて、発電機で充電して使うなんて当たり前だし。

そんなわけで、モバイル端末だけでアクセスする人が多くなるのは当然なんだ。

より加速的になったという側面はある。
これは、さっき言った無線での帯域拡大や伝送速度の向上、iPhoneのヒットによるスマホシフト、PCインターネットのビジネスモデルがモバイルにも流入、といった事情が先進国で起きたことが大きい。
日本は、ちょっと違うんだけど、まぁ大筋は同じだ。

ということで、パソコンのみ、モバイルのみ、よりも併用者がメジャーである点を忘れてはいけない。ここに、今生き残っている・・・または、これから成長していく企業のコア・コンピタンスがあるのだ。

2014/04/24

モバイルの市場規模推計、台数のな

2014年度末にはスマホが過半数に、MM総研が予測 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140423_645793.html

ということで、キャリアが四半期に一度の発表になるので、この手の推計数字の精度が落ちるんだけど、まぁ、大勢に影響はないはず。

年度内にスマホが契約数ベースで過半数になると予測されるそうだ。
が、フィーチャーフォンがしぶとく残っているわけで、プランニングする場合は要注意だ。もちろん、スマホゲームが商品であれば考慮しなくていいがな。

自分の首も締まるので何だが、フィーチャーフォンはやや年齢層が高くリテラシーは低めなので、積極的に告知や課金の対象になるかと言えば難しいと思う。
そういう、企業にとって、というか、広告主にとって美味しい対象はスマホに機種変してしまっている。
普通にテレビとかマスメディアを使った方が効率が良いかも知れない。
大手の広告会社はシミュレーションするデータとシステムを持っているのだが、ネット系は辛いよね。俺も最近は使える立場ではないので、残念なところだ。

さて、スマホで盛り上がっている業界だが、一部だけ突出して儲かっているだけの現象は継続中。だから、広告主も偏るし不安定なんだよね。
まだ、PCネット広告の方が業種が多いし層が厚い。
モバイル(スマホ)広告は、広告主の開拓をもっとしないとダメなんだけどね。
そんな余力のある広告会社(人材がいない、人を割けない、いろいろだが)もないし、 積極的に媒体社もあるが動かしている対象が違ってたり(ばっちり合っていたら、ヤバいことになるしな)して、なかなか上手く行かないんだな。

2014/04/21

やる気あんのかヘッドハンター

思い出したように、たまーに、電話が掛かってくる。
最近は、日本語が拙い方から・・・です。
第一声から、昼間なのに夜みたいな錯覚、東南アジアのどこぞの繁華街を連想する。
相槌を打っていると、ネット広告関係のお偉いさんにならないかという事らしいです。

テクノロジー系のようだが、この説明では悪戯としか思えない。
え、英語で説明して良いかって?
ダメです。ニホンゴシカワカリマセン。

君子危うきに近寄らず、ということでお断りして電話を切ろうとしたら、
「どなたか紹介ください」って、
いやいや、素性の分からん奴に紹介しないよ。
リサーチャーは何やってんだ!?

やはり外資は日本人をヘッドハントするのは無理だと思う。
おもてなしの心が無い。

いつも思う事だが、
1.電話だけで済まそうとするな。
2.プロフぐらいググって調べろ。
3.オファーの概要くらい分かるように説明しろ。
という簡単なこともしない。

今はFBやらLinked-inで、かなり調べやすくなっている。
にもかかわらず、こういう手合いが減らんのは、スペックだけで選別する時代なのからだろうか。
最近の外資系企業のトップは、人柄的に?みたいな人が就任することが多いとかなんとか・・・。あ、結構大きな会社だから読者にいるかもしれないね。
ご愁傷さま。

エンゲージメントって今更だけど

絶妙な距離感でつきあう方法:エンゲージメント #アドタイ http://www.advertimes.com/20140421/article153441/

ニューバランス ジャパン マーケティング部長の鈴木健氏の解説であるが、少し背景知識が足りないように思う。インターネット時代の今の説明だとしても、生活者との関わりという視点で考えると、新しい概念でも何でもない。
オムニチャネルとかO2Oとか、クロスメディア、メディアニュートラルとか、オンオフ関係なくデジタルとアナログは繋がっていることを再認識する方向に、世の中の風は吹いているのだ。
あ・・・、クリックアンドモルタルを知らないと、繰り返しだという認識は持てないか。
それに米国雑誌協会がエンゲージメントを持ち出したなんて話も知らないだろう。
 なら、その辺りは高広氏が過去に書いているのでこちらを読まれた方が良いだろう。

メディアの「エンゲージメント」を活かすという視点 by 高広伯彦 @sukedachi_jp #アドタイ
http://www.advertimes.com/20110111/article4678/

なお、こういう話を知らない上司や同僚に囲まれているからと言って安心してはいけない。所詮それまでの人でしかなくなってしまうからね。
たかが広告、されど広告。

2014/04/01

エイプリールフール、ネタ作りが大変

【リンク集】消費増税でウソも3%増し!?  エイプリルフール特集2014 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/link/20140401_642204.html

「ふなっしーワールド」来春開業へ、と東京新聞にウソ広告 #宣伝会議 #アドタイ
http://www.advertimes.com/20140401/article153205/

ま、ネットもマスもやってる。
今一つ浸透というか盛り上がりに欠けるのだが、日本の場合は年度末明けで準備や予算がタイミング合わないんだろうと勝手な解釈をしてみる。

情弱を引っ掛けて喜ぶのも一興だが、シャレになってなかったりして、気を使う所である。

朝日新聞デジタル、小保方氏が「『大人AKB48』で歌手デビュー!」架空悩み相談掲載→即削除でおわび - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140326/ent14032622090007-n1.htm

これはエイプリールフールであっても結果は同じだったと思う。
チャレンジャーであることは認めよう。
だが、新聞社としての立ち位置があるので、ほっこり系じゃないとダメなんだよ。

【エイプリルフール】au とデアゴスティーニ、週刊「スマホを作る」創刊--夢の自作スマホを作ろう - インターネットコム 
http://internetcom.jp/allnet/20140401/1.html 

これはイケる。
それはスマホじゃなくてタブレットだろうという突っ込みの余地もある。

まぁ、現実は小説より奇なり・・・なんだけどな。

2014/03/31

社内でカニバる。Web広告のバイイング。

プロダクトマネージャー制度の功罪 by 横山隆治 @ryujiyokoyama #アドタイ
http://www.advertimes.com/20140328/article151637/

記事よんだかな~。
これはWebだけじゃないよ、リアルでも同じだからね。
マス広告でも、店頭販促でも、なんでもな。

そんなわけで、マーコムは本部に集約するとかという対策を取ったところもあるが、視点がコスト効率の追求(まとめ買いね)だったりして、マーケティング的に無駄や矛盾が無いように顧客視点で組み直したわけじゃない。

結果は、推して知るべし。

2014/03/17

広告業界の陰謀?加藤レオ氏

イメージ広告では効果測定が無理?それは広告業界の思惑だ!  日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140311/260940/

ども、波乗りペンギンだす。
今回もアグレッシブなレオ氏のコラムをピックアップ。

通販のネット広告においては、その圧倒的な実績とデータで、誰もが首を縦に振ってしまうというカリスマである。
結構な分量があるが、読み易い文章だし難しいことを書いているわけではないので、スッキリ読める。

で、イメージ広告の効果測定については、ネット通販においてはレオ氏の指摘通り。よく読んだ方が身のためだ。

だが、オフラインの店頭では適用されないので念のため。
これパクって使おうだなんて、どこぞの研究者みたいなことをしても無駄。やらないようにな。まぁ、そこら辺の広告会社がレオ氏のノウハウをパクれるわけはあり得ないが・・・。

閑話休題。

イメージ広告ではなくて、ブランド広告なら、事情は違うはずだ。
ま、ちょっとブランドの本を10冊くらい読むと出てくるが、ブランドは商品を売るためのものではなくて、付加価値を付けるためのものだ。正しくは、競合商品より効率的に販売し、安定させるものだと言った方が良いだろう。

例えば、
A製菓「こんがりせんべい」と
B製菓「サクサクせんべい」があったとする。

A製菓は顧客のブランドロイヤリティが高く、決め打ちで買う顧客が多い。
B製菓は知名度は無いが営業力が強くて、店頭セールに必ず並ぶとする。

さて、ここで広告はどうしているかというと、
A製菓はテレビ広告も含めて(ブランド)イメージに打ち続けている。
B製菓は「広告は無駄なので店頭販促」しかやらない。

すまん、これ実話なので詳しいことは書けない。
が、結局はB製菓は「マス広告をはじめざるを得なかった」。

なんでだろうか?

話を極端にシンプルにするとこうだ。
A製菓はセール品でなくとも一定の商品が売れるので、棚も価格も生産も安定。
B製菓はセール品の特需変動で薄利多売、加えてデフレで利益が取れなくなった。

もうね、一枚数十円の煎餅に、何千万もの広告費をかけて回収できるはずがないだろう!と偉い人に追い返されたけど、広告という視点ではコスト増なんだけど、製造から販売までの全体を考えた場合は「売り込まなくても売れるようにする」というのが大事なんだよね。詳しいこと書けないけどさ。
まぁ、O2Oとかやっている人は、何処まで踏み込んでやっているのか知らんが、すっげー辛いと思うよ。ちゃんとマーチャンダイジングを知っていたとしても。

2014/03/06

情報ソースとブラウジング、そのエコシステム

Flipboard、競合アプリのZiteをCNNから買収  cnet_japan
http://japan.cnet.com/news/business/35044830/





フリップボードの話なんだけど、このニュースを読んでふと思ったのが、情報の価値は何処にあるのか?という事だった。
これはインターネットの黎明期から有った問題だと思う。

媒体社→ポータル→ユーザ
という構造と
媒体社→フリップボード→ユーザ
は同じで、広告収入を分け合うとか、情報料を支払うという形で媒体社は収益を受け取るんだが、ユーザからするとポータルにしろアプリにしろ、閲覧しやすいとか便利とかいったところでメリットがあるようになっている。

これって、
媒体社→ユーザ
という構造が成立しにくいというネットの特性みたいなものがあるんだと思う。
だれか、上手い説明をしてくれないかと期待ているんだが、他力本願が過ぎるか・・・。

何度か説明を試みたのだが、文章化できなかった。

うーむ、上手く説明できれば
オウンドメディア→ユーザ
という構造も成立しにくいという話になるんだけどなぁ。
あ、これは突っ込んじゃいけない領域だったっけ!?

2014/03/03

ミクシィ、大博打か?

ミクシィ、「モンスト」宣伝費63億円を新株発行・株売却で調達 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140228_637574.html

この投機的な広告宣伝費投入は、俺が言っちゃあダメなんだけど、誰得?

なお、モンストの気になるCM「パジャマパーティ篇」はこちら

もうね、絶対狙っているよね。
「あたしに、ブチ込んで!」というセリフがあるんだけど、
もうね、スルーされるって。

とはいえ、開発費に投入って駄作強化に走るよりは、プレーヤーにとって良いことだし、販促費でユーザー還元に使うなら、これはイケるかもしれない。
何しろ、無課金ユーザーの盛り上がりこそがソシャゲの醍醐味だからね。

2014/02/25

購買結果で何が分かるのか?

連載・データサイエンティストの視点:“焼きそば三国志”を制したのは? データで決戦「U.F.O.」VS.「ぺヤング」VS.「一平ちゃん」 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/25/news024.html

レシコというレシートから家計簿が付けられるアプリサービスのデータによって、商品分析がシリーズで展開されている。
さて、これはメーカーや広告会社のマーケターに役立つ情報だろうか。

イエスでもありノーでもある。
というのが、波乗りペンギンの見解。

役立つという意味では、今まで曖昧だった購買者の属性情報が、カード会社の購買データやらポイント会社の購買データと同じように見られること。
ソースはあるだけもっともらしい企画や結果レポートが出来るので、重宝する。

一方、ここでわかる事は「買ったことだけ」であるという点である。
何故買ったのかまでは一切わからない。
そう、動機(この場合は「きっかけ」という意味合いだ)ね。
これが一番知りたくて重要なことなんだと思うんだ。
特売だから買ったのか、好きだから買ったのか、パッケージに目を惹かれたのか、店頭POPかもしれないし、同行した誰かのおススメかもしれない。
競合製品と比較検討したのかもわからないし、これってネット広告のクリック数と同じなんだ。
次の一手を打つためのヒントはない。
結果から推測するという妄想に近い作業(凡人には出来ない洞察って奴が必要だ)が無くならないんだ。
まぁ、それでクリエイターが生きられるってもんだけどね。

データは取得された時点で過去である。
現在のちょっと過去を利用してレコメンドすることはできるが、未来ではない。
今のところ、未来は占いか統計的に確からしい事でしかありえない。
そのお蔭で生きていられるんだけどね。
・・・未来が分かったら、それはそれで恐ろしい・・・と思うが。

2014/02/24

ウザい広告からヤバい広告へ

「Yahoo!JAPAN」の検索連動広告に京都銀行の偽サイト、不正送金を確認 ヤフーの審査すり抜ける - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/21/news134.html

キングソフト、「警告」ポップアップの悪質広告を釈明 「悪質業者によるものが意図せず配信」 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/21/news140.html

どちらも広告に関する悪い話だ。
ちなみに、欧米では複雑にローミングされたアドネットワークで、排除してもしきれない悪質な広告が問題化して久しい。
広告とは思えないコンテンツだったり、ウィルスと何が違うのか理解しがたい技術的手法、とにかく目的のためなら手段を択ばない事例は事欠かない。

悪貨は良貨を駆逐する。

十数年前から言っているが、業界団体も行政規制も追い付けなかった。
広告審査の厳格化も限界がある。
実に頭痛い。

消費者が広告バナーや広告テキストに危険を感じるようになってしまったら、メディアは収益をどうやって得ていくんだか・・・。
メディアが無くなって得するのは、消費者でないのだが、そこん所は誰も考えないよね。
うん、まぁ、広告ではない話は範囲外なのでここで切っておくか。

2014/02/20

日本の広告費2013、伸びるには伸びた。

「2013 年 日本の広告費」は 5 兆 9,762 億円、前年比 101.4%
― 総広告費は 2 年連続で増加、成長軌道へ
テレビスポット、屋外、交通、POP、展示イベントが好調 ―
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/pdf/2014014-0220.pdf

お待ちかね、媒体やネット系広告の人は、自社の取扱高の伸び率と比較して一喜一憂するシーズンの到来である。
早速、ネットのところだけピックアップすると、

・ インターネット広告費(媒体費+広告制作費)は 9,381 億円、前年比 108.1%。
総額と比較すると伸びているのだが、これだとそれしか分からない。

・ インターネット広告媒体費は 7,203 億円、同 108.7%。
 併せて
・ インターネット広告制作費は 2,178 億円、同 106.2%。
つまり、制作費が媒体費より伸びていないという事から、オウンドメディアに思ったほどカネが掛けられていないんじゃないかという懸念が出てくる。
・ インターネット広告媒体費のうちの運用型広告費は 4,122 億円、同 121.6%。
運用型広告が121.6%と大幅に伸びて構成比を高めていることから、リスティングとネットワークでバナーをぶん回す広告が、その実は増えた正体と見える。
ならば、制作費は伸び止まっていて当然だし、媒体枠を売っていたところは急速に萎んでいることになる。
・ 広告プロモーション活動の活発化に伴い、案件数は増加。しかし、大型案件数の減尐や制作単価の下落が続いている。
ぐわぁ・・・、Webプロダクションは辛いよ。

以下、単なる感想。

広告主にとっての不幸は、絞り込んだ対象を効率よく回していくという部分で新規や見込顧客の獲得が、より精度を持ったものでないと無駄金になる。特に対象の動機やタイミングがぴったり一致しないと、レスポンスはない。耐久消費財は辛いね。

広告会社は、売ったら終わりのスペースブローカーから、ひたすら効果効率を上げる日々の運用に追われる。本当に売れるようにするには、もっと他のところで発揮しなければならないリソースが喰われるはずだ。

媒体社はネットから収益を上げられない状態が酷くなるばかりで、コンテンツを生み出す資金や人員を確保できなくなる。アナログの利益があるうちは生きていられるだけとなりそう。

Webプロダクション、Web制作会社は効果効率の名のもとに、競争激化による疲弊。
クリエイティビティを評価される機会も少なくなってしまう。統計的に好ましいとされるサイトと生活者に期待を抱かせるブランドサイトは(誰にとって?)一致しないのだけど、「正しく」ターゲティングされていない広告からやってきたユーザが母数となるのだし・・・。

いや、もちろん悲観ばかりでもない。
ブランディングを目的に運用型広告の活用が拡大・浸透しつつある。 
本当に拡大するだけの希望があるのかという問題はさておき、「ブランド」という言葉が広告だけに留まらない領域だけに、創発が起きるかも。

2014/02/14

ディスプレイ広告は腐っている!?

第2回:今の『ディスプレイ広告』の枠ってクズだよね!ワイルドな広告枠開発の提案だぜぇ~?! | “加藤公一レオ”の「広告業界的ぶっちゃけ話」 ファインドスター
http://www.findstar.co.jp/columuns/view/4140

加藤レオさん、実はネット広告の黎明期で何度かお会いしていて、その後は九州に移ってから親交は無くなってしまった。
でも、氏のセミナーや記事は結構好きである。
高広氏の次に。

今回は、アドテクでブンブン回って薄利多売の商品化した広告として象徴的なディスプレイ広告をディスっている。(すまん、受け売りダジャレで)

加藤レオさん(加藤さんだと、ウミガメの話の加藤さんと混同するかと思う)は優しいのか、売れるネット広告社だからなのか、根っこのところまでは突いていない。

今もこれからも広告主が広告に求めるものは一つ。
『レスポンス』だ!『売上』だ!『費用対効果』だ!
言い換えると、「期待価値」に見合うだけの広告商品が欲しいという事がある。
今のディスプレイ広告、というかネット広告は、広告主の期待に添えていないという事だ。いまだ、ネット広告媒体費が14%程度と20年経とうとしているにもかかわらず増えていないのは、テレビ広告に対する「期待価値」を上回れていないからである。
既に雑誌や新聞については抜いているのだが・・・。

ということで、マスメディアを参考にせよ、という加藤レオさんの提言は奥深いのであった。

2014/02/13

就活、広告業界?ネット業界?入りたいのかよ・・・

いま、波乗りペンギンが飼われている水族館では、再来年の新卒に向けた企業説明会が行われている。
書類からの倍率は例年だと500倍前後の狭き門。面接でも10倍だ。
大変だよね。
それで入社したら、波乗りペンギンの講義受けるんだから、まぁ、災難だ。
親会社の新人ともどもなので、安心して逝ってくれていいぞ。

でだ、内定貰うの大変なんだけど、学生の皆には「入社してからが本番」ということを、改めて考えて欲しいと思うんだ。
入社して社員試用から正社員になるのは、それほど難しくはない。
それよりも、これから40年以上もお仕事をしていく、その始まりでしかないということを忘れないで欲しいんだな。

まず、会社でやりたいことができるなんて考えるのは止めよう。口を開けていたってできない。他に出来る人がいないか、それを上手く出来る人になるか、任せて貰える人にならないとダメ。
逆を言えば、やりたいことが無ければ、誰でも出来る事を言われるままに上手にやれば、クビにされることはない。(※これが一番難しいと思うよ、「上手」になんかできないもの)


日本語20万冊のkobo、それで行けるのか?

目標の日本語コンテンツ20万冊は達成 Kobo、1万円台のAndroidタブレット「Kobo Arc 7」発売 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/12/news138.html

世の中は数字で誤魔化されるウマウマな消費者で溢れかえっているだろうか?
とにかく日本語という部分が問題なんだけど、20万冊あるのかという確認は出来ない。
そういうサイトに出来ていない上に、非常にコンテンツが探しにくい。
某ジャンルで調べると英語の本ばっかり出てくるんだけど、検索で排除できなかったりとか、ノートパソコンの画面に収まらないとか、えーっとデザインした会社は何処なんだろう。内製なら仕方ないが、これ、外注だとしたらヒドイネ。

この状態だとユーザー体験は良くないだろうから、どんなに端末などハードがハイスペックで20万冊あったとしても、それを実感することはできないだろうし、期待価値には程遠いはずだ。
ソフトバンク的手法で言えば、「日本語20万冊」はオケーな売り文句なんだけど、アマゾンがやっている事に対して、魅力的に思える取り組みがあるだろうか。
楽天は英語が社内公用語かも知らんが、日本語で商売するところは日本語でね。

2014/02/10

広告代理店は死滅する!?

【横山・有園・菅原鼎談・後編】データマーケティング時代に広告代理店が生き残る勝機とは?:MarkeZine
http://markezine.jp/article/detail/19169

日本で第三位の広告売上である広告会社の役員までした人物がおっしゃるのだが、望まれるスピードでネット対応という変革は行われていないという事でしかなくて、潰れる前に再編や統合によって生き残ってしまうのが大手でもあったりする。
身も蓋もないが。

で、一言で言い表している個所が、横山氏が冒頭で言ってること。
マスメディアの広告枠を売るための構造に、企業の仕組みがなってしまっているのです。「枠から人へ」という観点から言うと、このような総合広告代理店の業態は、変わらざるを得ないでしょう。
これを読んで、「そうだね~」とか「そうなんだ~」とか思う人もいるはずだけど、波乗りペンギンは最近本を読んで見つけてしまったんだ。
ネット時代に始まった話じゃないんだってこと。
嘘だと思うなら読んでみ。
・ダイヤモンド社 「マーケティング発想法」セオドア・レビット著 土岐坤翻訳
残念ながら絶版なので中古本を探すか、図書館にしかないがな・・・。
1972年刊行なので、実に40年以上も前だ。
当時はインターネットは無かったけど、コンピュータの登場やマスマーケティングの問題なども、現在と変わらない課題が書かれている。
スゲーよ。

日本マーケティング界の御大が、波乗りペンギンに事も無げに話していた背景を、10年以上かかって垣間見た気がしている。
温故知新。

という事で、テクノロジーは急激に進化しても、人は変わらない。
その人へシフトしているというなら、変わるべきはテクノロジーの使い方でしかない。
ターゲットへの到達効率や投資対効果よりも、「伝わったのかどうか」がメディアについては大事だと思うワケで、「何を伝えるのか」という根幹の課題をテクノロジーが解決するわけではない。

2014/02/03

翻弄される大企業、ドコモに任天堂

携帯シェア低下止まらぬドコモ グループ再編も回復策見えず (1/3) - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/03/news045.html

「Wii U」は何が問題なのか 任天堂挽回へキャラクタービジネスも選択肢に (1/3) - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/03/news053.html

当事者にとって、外野がどーのこーのは聞く耳持たんという事だろうが、その周辺で生きている会社にとっては、死活問題だ。
ドコモも任天堂も、その大木にしがみついていると美味しい樹液(収入)が得られていたわけだが、枯れてくると虫たちも逃げ出してエコシステムは回らなくなる。
ただ、共生関係にあると逃げようにも逃げられない。合掌。

ただ、両社は対照的だなと思う。
ドコモは主軸の端末販売と通信料収入から、軸足を移そうとしている。
任天堂はゲーム専用端末でのソフト一体販売で踏ん張る。
どっちが正解というのは無い。企業は生き残ってナンボである。
中の人達は大変だが。

さて、両社とも広告会社とのつながりは多層的に持っているが、広告業界的にはメッキリな感じだ。まぁ、CMはたくさん出しているという事はあっても、いろいろな取り組みが・・・ね。
仕掛け続けないと、マグロと一緒で止まれば死ぬ。
かといって失敗とか考えナシに動ける人材が残っているのかというと、そこが問題じゃないのかな~と思う。

2014/01/28

スマゲーを支えているのは中年だっ!

スマホゲームを長く遊ぶのはファミコン世代、ニールセン調査 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140128_632665.html

調査結果から、
18歳~34歳ではSNS利用時間のシェアが最も高く29%を占め、ゲーム利用時間のシェアは12%だったのに対し、35歳~49歳ではゲーム利用時間のシェアが最も高く20%を占めていました。
可処分時間は若者の方が多いが、可処分所得は独身中年の方が多い。
そして、コミュニケーションの中にゲームがある若年層とゲームの中にコミュニケーションを求める中年層が見えるような気がする。
課金ゲームの社内データを見ればわかるんだろが、個人情報保護により厳重に隔離されているから、汎用調査結果で推し量るしかないのが悲しいけど、仕方なし。

さて、次の図。

不可解なのが50%がその他なんだけど、コレハナニ!?
メールやメッセージ、ブラウジングなのかな。
あと、気になるのは、オフラインでの使われ方なんだよね。
最近のスマホゲームでさ、例えばモンスターストライクとか、リアルに集まって協力プレイとかあるでしょ、スマホをネタにしたコミュニケーションが鍵を握っているような気もしている。あ、ガラケー時代もあったからなんだけどね。
ただ、想定されたシチュエーションと現実は違うのが、ネットの世の常だが・・・。
オヤジが若い娘を口説くツールで使ってたりして。

【追記】同日

スマホゲーム、黄金時代に 成長支える日本の流儀  :日本経済新聞
http://s.nikkei.com/19FUFpK

新さんがちゃんと書いているので、こっちもチェック。
やっぱ、パチンコの件を出したか。
ガラケー時代に目の敵にされたのは、時計メーカー、自動車メーカー、パチンコだったんだよね。 他にも、ガチャの辺りは据置ゲームとか、まぁ、いろいろ言われたもんだ。

でも、ガラケーがスマホの時代になって、まぁ、次の時代もあるわけで、企業は潰れずに生き残れれば先はある。
もちろん、その企業に在って自分がリストラされずにいられるかは別だ。

2014/01/22

クロスメディアとメディアミックスは違うの?

はい、違うんだな。

メディアミックスはメディアプラン上の話に過ぎない。
リーチや効率を最大化させることだ。広告主に対してと言った方が良いだろう。

一方、クロスメディアはターゲットに手を変え品を変えて接触することだ。
そこには購買や行動をさせることが目的になっている。
生活者に対して、どうコミュニケーションするかという話になる。

なんで、こんな話を引っ張り出してきたかというと、ネット広告では見掛けない話の一つだから。
アドテクの話とか、周辺技術にフォーカスが当てられてて、広告の話がどっか行っている。だから、生活者にも広告主にも必要悪的な受け取られ方をされちゃうんだけどなぁ。

2014/01/20

ウェアラブル端末への期待

ウェアラブル端末、本格普及は“Apple待ち”? 新製品が続々登場もまだ魅力不足 (1/3) - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1401/20/news062.html

別のWebサイトに寄稿した際にも記述しておいたのだが、マルチデバイスは定着した後にウェアラブル端末がやってくる。
ただ、スマホやケータイの超小型化したものという発想ではない。
ま、ページの関係でグダグダ書かなかったが、現段階ではセンサーで人間側の情報を収集してスマホを通じてクラウドでデータ蓄積と分析、結果レポートをスマホのアプリで管理したり改善の指示設定をするようなものを想定している。
活動量計の「UP by Jawbone」を想像して貰えばいいと思う。

スマホによってタッチ操作とビジュアライズは大きく変わった。天才ジョブスによるマジックに他ならないが、それでも情報の入力という点ではタッチ操作とは言うが、人間側からの入力行為が無ければ動かないというところは変わらなかった。
Siriによる音声入力もあったが、現時点で使っている人は多くない。
どちらかというと電子秘書を目指したが、道半ばといったところ。

次は、人の行動データに対してリアクションを返す方向に行く。
グーグルグラスも網膜への投射とか、ジェスチャー入力、音声入力が実現されているが、見た目はアウトプットの変化が大きく、インプットは現実問題として受け入れがたい方法だ。(※海外では受け入れられるところもあるだろうが、日本は無理。)
メガネをかけて、歩きながらしゃべったり、ウィンクしたり、オカシイと思われるだろう。まぁ、人目が気にならない人には関係ない話ではある。

現状はWebの行動解析は個人情報保護の関係で、特定の個人を複数のサイトやプラットフォームに跨った共有は出来ないが、技術的にはレコメンデーションにおいて精度は上がってきている。
単一のサイトなりプラットフォーム上であれば、個人に紐付いた形での情報管理は可能であることを考えると、マルチデバイスとはいっても組合せで新たなサービス創造や付加価値創造は可能性の幅は広がっていると思う。

物は試しと活動量計とスマホの連携は使っているのだが、ほほ入力作業なしで歩数やカロリーへ消費、睡眠時間と質など管理ができるのは便利だ。
これもセンサーによる情報収集で自動化されているからだが、他にも脈拍や体温などセンサーで収集できる情報が増えれば、もっといろんなことが可能になる。
スケジューラーとの連動で、時間の余裕がある時は、移動経路に徒歩の時間を多めに配分するとか。行き倒れそうになったらレスキューが向かってくれるとか・・・。
安心・安全には使えそうだ。

また、ItoT という話で、身の回りの物に組み込まれて連動する世界とかね。
インターネット冷蔵庫とか流行らなかったし、FeliCa連携の家電も微妙なんだが、センサー類が充実してくれば、ItoTも浸透するだろう。
ただし、人が使うという部分では時間が掛かるので、これを圧縮させる偉大なデザインなり革命が起きなければ、それまでだ。

波乗りペンギンは、2015年以降で発現すると予測しているので、次の時代がどうなるのかは今年から予兆があると睨んでいる。
もしかしたら、広告が広告でなくなる時代の幕開けかも知れないが・・・。

【追記】2014.1.21.
ソニー、テニスラケットに装着する小型センサーデバイス発売 スイングや球速を即時解析、スマホに表示 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1401/20/news115.html

パイオニアは、新規事業であるサイクルスポーツ事業の新製品「ペダリングモニターシステム」を去年9月に発売 
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_58480

なんか、こんな発想もあったセンサー連動。
テレビ東京のWBSで取り上げられていた。
ということで、リアルデータをセンサーで収集してスマホで見るという世界は、既に広がっていたのであった。すまん、遅れてた~、くぅ~。

【追記】2014.1.22.
「スマートな電動アシスト」に変える自転車ホイール
 http://wired.jp/2014/01/22/superpedestrian-smart-wheel/

パイオニアとは違うアプローチ。だが、こっちの方がパンピーには使えると思う。

2014/01/17

Webブラウズは死んだ・・・のか?

「PCの死」と「平等なウェブ世界の終焉
http://wired.jp/2014/01/16/death-pc-also-mean-end-web/

この話はスマホの登場で、アプリというプログラムの中にコミュニケーションが閉じ込められているという話から出ている。
いや、正しくはない。
PCWebだってJavaがあったし、UIで言えばインターフェースのフラッシュだって、htmlではないという事と閉じられている(プラグインが無ければ閲覧できないという事ね)と考えられる。(これはアンティの中川CEOの受け売りだ・・・あはは。)

html5でフラッシュのように表現することも可能になった(ゲームや動画といったもの)わけだが、一方で、Facebookがネイティブアプリにしなかったことをメチャ後悔したという話は技術的な問題だと思うんだよ。
ネイティブアプリかWebアプリかという二極の話ではないと思う。

むろん、googleがクローリングできないとかあるけど、アプリ内の広告配信は出来るわけだし、サーバーサイドの処理である点は最終的に変わっていない。
インターネットというプラットフォームで動いている以上、本質的なところや原理原則は変わらない。ネットを手に入れた人類は、後戻りはできない。
表層的な処理や行動は違って見えても、人が関わっている事には何の影響もないし、時間や金を使わせているツールであることも変わっていない。
ちょっとばかり、回路の配線が変わった程度のもんだ。

ただ、ポータルは死んだと言われ検索(もはやグーグルしかないと言える)だというが、ポータルの立場がグーグルの検索ページになっただけであって、Web行動の起点が無くなっているわけではない。
ネイティブアプリの場合は、端末のホームページが起点ではあるが、アプリをDLするにはアップルならiTunesApp storeだしAndroidならグーグルプレイだ。
行動起点をどう考えるかでも見方はエロエロ、いや、色々と変わってくる。ブラウザーは使われなくなるかもしれないが、代わりの物が別の形でカバーするだけだ。

でだ、iPhoneユーザーのブラウジングは、Androidユーザーよりもはるかに多かったという事があるんだが、これはどうしてかを考えると面白い。
なお、普及端末の割に・・・という話だよ。

Tizen見送り、あらら。俺は何も知らん。

ドコモ、「Tizenスマホ」の導入を当面見送り - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140116_631058.html

いろいろ俗説が流れているが、どれも尤もらしい。
どれ信じていいんだろうね。

やはり、お荷物という話は正統派的で納得したいところだ。

一方、ドコモの中でTizenを推進していたのが誰だったとか、引っ掻き回して金をドブに捨てたり迷走したりと、そんなお家事情は関係なかったのかな。
興味のある人はググると良い。ヒマならね。
知ったところで飯のネタになるわけじゃない。

さて、モバイルOSの第三勢力はキャリアにとって意味が無いことを認めたくなかったというオチだが、じゃあ何処へ収益源を求めるかというのが辛いところ。
これは、減収の補てんという意味だ。
ガラケーでは右肩上がりの増収だったのが、スマホによって踊り場に出された。
通信料は音声ARUPが落ち込み、データARUPが上がったと言っても、先が見えている。
永続的な成長は、人口が減って行く日本では、絶対無理。

そんで、コンテンツ課金やECという事になるのだが、何度失敗してもメゲないというか、資金体力に余裕があるのはうらやましい限りだ。
今回のニュースに合わせて、ドコモはdメニューでのコンテンツとEC強化に1000人を配転させるとか、いろいろ流れている。
うーん、でも、ゼロから積み上げて成功するネットビジネスの後発モデルなんて、成功例はあったっけ?下手すると、成功する前に市場自体がシフトするか消失してるんじゃないかな。

ということで、ドコモは圧倒的に強いと言われている法人に対するサービス強化が最もメリットがある筈なんだけど、コンシューマー部門との連携が無いので技術もノウハウも流れないから駄目なんだよね。(多少は異動で混ぜらるが。)
ポータル(dメニューの事ね)はiPhoneを売るという時点から先が無くなった。
だって、Android端末と違ってキャリアでプリインする裁量が少ないからね。
それでなくたってスマホになってから、キャリアへの強制導線は作れなくなっている。
加えて逝ってしまうと、Webブラウジングは台数の反比例してなのかiPhoneの方が圧倒的に多い。

LINEやバズドラが、大半の時間と課金を持って行ってしまっているので、対抗するサービスを開発するか違うカテゴリーで稼ぐという選択はあるのだが、インキュベーションはソフトバンクが圧倒的に強いうえに、KDDI(無限ラボ)には数年先を越されてもいる。
イノベーティブな(サービスやコンテンツを開発した)ベンチャーがいても、ドコモに出てくる幕はない。
子会社も不振、英断をふるう人材の不足(流出といった方がなっちゃんは喜ぶんだが)と、中は中で辛そうだ。

そんなドコモだが、iモードの時みたいに外部人材の投入をして、ウェアラブルデバイスとか資金体力に物を言わせたサービスを打ち出すしか活路はないと思っている。
もともと移動体通信事業者なのだ。
クラウドにしてもビッグデータにしても、無線通信という本業に根差したサービスを開発した方が良いに決まっている。健康サービスのi Bodymoとか、ポテンシャルあったのに・・・・なぁ。







2014/01/14

無駄な半分の広告を探せ!

「私の仕事はワナメーカーの謎を解くことです」 ─マリンソフトウェアCMO マット・アックリー氏インタビュー:MarkeZine
http://markezine.jp/article/detail/19045

データ偏重のネット馬鹿が多い昨今、「グッ」とくるフレーズを話した人をめっけた。
いるんだねぇ、こういう方がまだ。
嬉しい。

で、その言葉は
広告においてクリエイティブやストーリーテリングがいかに重要なのかを学びました。データを偏重しているだけではユーザーの心は動きません。ようは、サイエンス(データ)とアート(クリエイティブ)をいかに上手く融合させるのかが重要なのです。
という記事後半にある。
これは先人たちが異口同音に仰っていたことだ。
ターゲットに広告がリーチすればいいというのはメディアプランでの話であって、広告全体からすると一部のゴールでしかない。
メディアレップならいいと思うが、広告会社であるならば視野狭すぎ。
と、いや、別に、何処か特定の会社を揶揄しているわけではない。(笑)

iPhone効果無しのドコモが苦境

12月の契約数、ドコモが純増トップに - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140110_630387.html

さすがケータイWatchである。ポイントを押さえてドコモに確認とって記事にしてある。
他は、ドコモの契約数が純増でトップになったという見出しと内容に終始している。

数字が正しいものでも、見方によっては逆になるのだ。
TCAの2013年12月の公表リリースをちゃんと見よう。
見るべきところは「携帯IP接続サービス」である。

ドコモダケ、もとい、ドコモだけマイナス13,600になっている。
もしiPhone5s/cが契約数の純増に貢献したなら、spモードになるが、プラスにならないとおかしい。そんなところから、編集部はドコモのコメントを書いているのだが、
今回の状況についてドコモでは、iPhone 5s/5cの在庫を潤沢に確保できたことやAndroidスマートフォンの新機種が出揃ったこと、そしてキャンペーンを実施したことで、新規契約が伸びたと分析。MNPの利用も、転出は横ばい、転入が増加となったことで、他社への乗り換え数が低い水準になったとしている。ちなみにドコモのiモード/spモード契約数は、iモードが45万800件の減少、spモードが43万7200件の増加で、差し引き1万3600件のマイナス。
FP(フィーチャーフォン、つまりガラケー)のiモードの解約分を、SP(スマートフォン)のspモードで吸収できていない。
ドコモのコメントをまとめた編集部の記述によると、スマホの新規契約が伸びたこと と MNP転出が横ばいで転入が増加したこと とあるが、ならば「ドコモの携帯IP接続サービスがマイナスになっている事の説明」にはならない。
物は書き様なので、「新規契約やMNP改善はあったものの、スマホではドコモは勝てなかった。」を優しく言い換えたものと解釈しよう。

となると、新規契約の中身は何なのかという事になるが、残念ながら公式発表にはなく推測記事がある程度である。(推測にしては・・・という記事がある)
とはいえ、携帯IP接続サービスではない携帯の新規契約が増えた所で、キャリアの影響力は減じている事だけは確かそうだ。

2014/01/07

広告とは何か?永遠のテーマだな。

課題解決のその先へ(ブレーン 編集長 刀田聡子) #ブレーン #アドタイ http://www.advertimes.com/20140106/article142034/

めっちゃ引っ掛かる記事上げてるよ。絶対、釣だな。釣られてやる。ふん!
ということで、記事にある「広告とは課題解決だ」が今回のキーワード。
面識はないのですまん、言い過ぎたら許してくれ。

で、ブレーンの編集長だからスルーしようかと思ったけど、宣伝会議が発行しているのでチクチクするんだな。
なかなか里沙ちゃんの後任が育たないのもわかる・・・。

さて、広告とは何か?というのは非常に重い問題で、企業や団体、国家や言語などの文化の範囲でも定義は異なる。未だに・・・だ。
その意味では「広告とは課題解決だ」は間違っていないのだが、正しくもない。
それを、広告業界専門誌で飯食ってるんだから、ちと配慮しろよな、という事なのである。
それ以外は概ねアグリー。

以下、蛇足。

いろいろ書いたのだが、後半はザックリ削除してしまった。
だって、デビット・オグリビーの「ある広告人の告白」を読めば、そこに答えはあるのだから・・・。




2014/01/06

あけおめ2014、どうなる日本の広告費

オリンピックが決まって2020年は明るそうだけど、足元が真っ暗な日本経済。
気になるのは2013年の日本の広告費がどうなったのかという事。
たぶん、推計中で電通さんが頑張っていると思うが、時期的には数字が出揃っているはず。(詳しいことは分からない、築地情報局は今無いが汐留に移転したのか・・・とか、笑)

推計は10月までの数値でやってたはずだか、今年の後半から円安で景気の上向いた気がした部分を、どう鉛筆舐め舐めするかだな。
基本、悪くはしないはずだ。

で、ネットは伸びたはず。テレビも復調したはず。SPも伸びたはず。
この位で妄想は止めておこう。
どうせ2月下旬には発表されるはずだから。

がんばれニッポン!

2013/12/27

盛者必衰の理をあらわす、モバイル広告

言葉と技術が先行するモバイル広告で求められる“今後の対策” CNET

十年前、ドコモと電通の合弁会社D2C、KDDIと博報堂DYMPの合弁会社mediba(a1adnet)、ソフトバンクと電通の合弁会社J-mobile、このキャリアを軸としたメディアレップがモバイル広告の軸となって回っていた。
みんな、この3社を抑えれば全てだった。

まず、Jモバが消え(ソフトバンクに吸収合併されて人員と事業は移管している)て、medibaは一時広告から撤退しつつもテコ入れで復帰し大きくなり、D2Cはグリーやモバゲーをマルッと囲い込んで巨大化した。
だが、グループ企業数も増え、海外拠点も増え、人員も増え、事業も増えたのに、業界での存在感が無くなってしまっている。どっちかというと、イヂラレ役・・・。

というより、モバイルはソシャゲに押されて市場での存在感が吹っ飛ばされた気がしている。mixiから始まってグリー、mobageで、海外勢のtwitterとFacebookが台頭して、今はLINE。えっと、広告?ナニソレ、美味しいの?
そんな感じ。

モバイル広告も独自の考えとか吹っ飛んで、PCネット広告の考えとシステムに挿げ変わっていて、だったら全部まとめてしまえば良いじゃんという括りになっている。
電通の日本の広告費を見れば、それが象徴している。
別のカテゴリーにしなければにらない理由がなくなったんだな。
マルチデバイス、マルチプラットフォーム、メディアニュートラル、などなど単一デバイスによるカテゴリー区分を否定する言葉や概念の登場も環境を変えた一因だと思う。

しかし、本当にそうなのか?
海外ではモバイル広告カテゴリーは依然としてあるのに・・・。

モヤモヤしてんだよね。
やれSSPだDSPだ、RTBだと三文字略語のアドテクで溢れかえっているけれど、(コンピュータ)システム先行で肝心な「広告」が、どっかに行ってやしないか?

そんな2013年の業務最終日。
もうすでに、ネット広告やモバイル広告に関わっている年数の方が、マス広告よりも長くなってしまって久しい・・・。

2013/12/25

日産自動車のネット活用事例

デジタルとリアルを紐付けお客様の行動を一気通貫で把握 日産自動車のワン・トゥー・ワン戦略:MarkeZine

これはセミナーで聴いても良いレベルの内容。偉そうでスマン。
デジタル馬鹿にアリがちな要素が無い。全くない。気持ち良いくらいない。
ニュートラルなナショナルクライアントに接する機会が少ないので、ちよっとウルッたよ。

さて、自動車の場合はメーカーとディーラーの「溝」が問題で、十年以上前になるが、メーカーでOKでもディーラー会でNGにされたりして、あまり良い思い出がない。
今なら違うんだろうけど。(注:日産さんではない、念のため。)

個人的には日産の車に乗っていたこともあり、親族が勤めていたという事情もあり、悪いイメージは全くないんだが、車という商品に魅力を感じられなくなって久しい。
たぶん、ターゲットではないんだろうから、それは置いておこう。

一方で、日産は不振でV字回復したはずなのに、また落ち込んでいる。
記事にもあるが8年~10年スパンでの買い替えを掴めていないのではないだろうか。
確かに、店頭へポイント付与で送客は出来るだろう。
だか、既に知名度も十分な日産にとって、狙うべきはポイントを欲しがるユーザーなのだろうか。日産の自動車って、何なのだろうか・・・。わかんねぇ。

世代的には「シルビア」全盛期なので、かっちょええスポーツ車、それはスカイラインから受け継がれる日産のクルマ、という気がするんだ。
もちろん、ミサイル(ロケットモーター)開発の側面があったこともイメージに影響はしている。そんなこと言ったら、三菱なんか軍用車両(ジープ)だな。
いかん、また話が逸れた。

なんとなくだけど、日産のブランドが俺には届いていない。
ここ十数年、日産は検討車種に入ってこないんだよ。
その前は必ず入ってたんだけどなぁ。