ドコモ、「Tizenスマホ」の導入を当面見送り - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140116_631058.html
いろいろ俗説が流れているが、どれも尤もらしい。
どれ信じていいんだろうね。
やはり、お荷物という話は正統派的で納得したいところだ。
一方、ドコモの中でTizenを推進していたのが誰だったとか、引っ掻き回して金をドブに捨てたり迷走したりと、そんなお家事情は関係なかったのかな。
興味のある人はググると良い。ヒマならね。
知ったところで飯のネタになるわけじゃない。
さて、モバイルOSの第三勢力はキャリアにとって意味が無いことを認めたくなかったというオチだが、じゃあ何処へ収益源を求めるかというのが辛いところ。
これは、減収の補てんという意味だ。
ガラケーでは右肩上がりの増収だったのが、スマホによって踊り場に出された。
通信料は音声ARUPが落ち込み、データARUPが上がったと言っても、先が見えている。
永続的な成長は、人口が減って行く日本では、絶対無理。
そんで、コンテンツ課金やECという事になるのだが、何度失敗してもメゲないというか、資金体力に余裕があるのはうらやましい限りだ。
今回のニュースに合わせて、ドコモはdメニューでのコンテンツとEC強化に1000人を配転させるとか、いろいろ流れている。
うーん、でも、ゼロから積み上げて成功するネットビジネスの後発モデルなんて、成功例はあったっけ?下手すると、成功する前に市場自体がシフトするか消失してるんじゃないかな。
ということで、ドコモは圧倒的に強いと言われている法人に対するサービス強化が最もメリットがある筈なんだけど、コンシューマー部門との連携が無いので技術もノウハウも流れないから駄目なんだよね。(多少は異動で混ぜらるが。)
ポータル(dメニューの事ね)はiPhoneを売るという時点から先が無くなった。
だって、Android端末と違ってキャリアでプリインする裁量が少ないからね。
それでなくたってスマホになってから、キャリアへの強制導線は作れなくなっている。
加えて逝ってしまうと、Webブラウジングは台数の反比例してなのかiPhoneの方が圧倒的に多い。
LINEやバズドラが、大半の時間と課金を持って行ってしまっているので、対抗するサービスを開発するか違うカテゴリーで稼ぐという選択はあるのだが、インキュベーションはソフトバンクが圧倒的に強いうえに、KDDI(無限ラボ)には数年先を越されてもいる。
イノベーティブな(サービスやコンテンツを開発した)ベンチャーがいても、ドコモに出てくる幕はない。
子会社も不振、英断をふるう人材の不足(流出といった方がなっちゃんは喜ぶんだが)と、中は中で辛そうだ。
そんなドコモだが、iモードの時みたいに外部人材の投入をして、ウェアラブルデバイスとか資金体力に物を言わせたサービスを打ち出すしか活路はないと思っている。
もともと移動体通信事業者なのだ。
クラウドにしてもビッグデータにしても、無線通信という本業に根差したサービスを開発した方が良いに決まっている。健康サービスのi Bodymoとか、ポテンシャルあったのに・・・・なぁ。
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