http://markezine.jp/article/detail/19169
日本で第三位の広告売上である広告会社の役員までした人物がおっしゃるのだが、望まれるスピードでネット対応という変革は行われていないという事でしかなくて、潰れる前に再編や統合によって生き残ってしまうのが大手でもあったりする。
身も蓋もないが。
で、一言で言い表している個所が、横山氏が冒頭で言ってること。
マスメディアの広告枠を売るための構造に、企業の仕組みがなってしまっているのです。「枠から人へ」という観点から言うと、このような総合広告代理店の業態は、変わらざるを得ないでしょう。これを読んで、「そうだね~」とか「そうなんだ~」とか思う人もいるはずだけど、波乗りペンギンは最近本を読んで見つけてしまったんだ。
ネット時代に始まった話じゃないんだってこと。
嘘だと思うなら読んでみ。
・ダイヤモンド社 「マーケティング発想法」セオドア・レビット著 土岐坤翻訳
残念ながら絶版なので中古本を探すか、図書館にしかないがな・・・。
1972年刊行なので、実に40年以上も前だ。
当時はインターネットは無かったけど、コンピュータの登場やマスマーケティングの問題なども、現在と変わらない課題が書かれている。
スゲーよ。
日本マーケティング界の御大が、波乗りペンギンに事も無げに話していた背景を、10年以上かかって垣間見た気がしている。
温故知新。
という事で、テクノロジーは急激に進化しても、人は変わらない。
その人へシフトしているというなら、変わるべきはテクノロジーの使い方でしかない。
ターゲットへの到達効率や投資対効果よりも、「伝わったのかどうか」がメディアについては大事だと思うワケで、「何を伝えるのか」という根幹の課題をテクノロジーが解決するわけではない。
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