2013/12/27

盛者必衰の理をあらわす、モバイル広告

言葉と技術が先行するモバイル広告で求められる“今後の対策” CNET

十年前、ドコモと電通の合弁会社D2C、KDDIと博報堂DYMPの合弁会社mediba(a1adnet)、ソフトバンクと電通の合弁会社J-mobile、このキャリアを軸としたメディアレップがモバイル広告の軸となって回っていた。
みんな、この3社を抑えれば全てだった。

まず、Jモバが消え(ソフトバンクに吸収合併されて人員と事業は移管している)て、medibaは一時広告から撤退しつつもテコ入れで復帰し大きくなり、D2Cはグリーやモバゲーをマルッと囲い込んで巨大化した。
だが、グループ企業数も増え、海外拠点も増え、人員も増え、事業も増えたのに、業界での存在感が無くなってしまっている。どっちかというと、イヂラレ役・・・。

というより、モバイルはソシャゲに押されて市場での存在感が吹っ飛ばされた気がしている。mixiから始まってグリー、mobageで、海外勢のtwitterとFacebookが台頭して、今はLINE。えっと、広告?ナニソレ、美味しいの?
そんな感じ。

モバイル広告も独自の考えとか吹っ飛んで、PCネット広告の考えとシステムに挿げ変わっていて、だったら全部まとめてしまえば良いじゃんという括りになっている。
電通の日本の広告費を見れば、それが象徴している。
別のカテゴリーにしなければにらない理由がなくなったんだな。
マルチデバイス、マルチプラットフォーム、メディアニュートラル、などなど単一デバイスによるカテゴリー区分を否定する言葉や概念の登場も環境を変えた一因だと思う。

しかし、本当にそうなのか?
海外ではモバイル広告カテゴリーは依然としてあるのに・・・。

モヤモヤしてんだよね。
やれSSPだDSPだ、RTBだと三文字略語のアドテクで溢れかえっているけれど、(コンピュータ)システム先行で肝心な「広告」が、どっかに行ってやしないか?

そんな2013年の業務最終日。
もうすでに、ネット広告やモバイル広告に関わっている年数の方が、マス広告よりも長くなってしまって久しい・・・。

2013/12/25

日産自動車のネット活用事例

デジタルとリアルを紐付けお客様の行動を一気通貫で把握 日産自動車のワン・トゥー・ワン戦略:MarkeZine

これはセミナーで聴いても良いレベルの内容。偉そうでスマン。
デジタル馬鹿にアリがちな要素が無い。全くない。気持ち良いくらいない。
ニュートラルなナショナルクライアントに接する機会が少ないので、ちよっとウルッたよ。

さて、自動車の場合はメーカーとディーラーの「溝」が問題で、十年以上前になるが、メーカーでOKでもディーラー会でNGにされたりして、あまり良い思い出がない。
今なら違うんだろうけど。(注:日産さんではない、念のため。)

個人的には日産の車に乗っていたこともあり、親族が勤めていたという事情もあり、悪いイメージは全くないんだが、車という商品に魅力を感じられなくなって久しい。
たぶん、ターゲットではないんだろうから、それは置いておこう。

一方で、日産は不振でV字回復したはずなのに、また落ち込んでいる。
記事にもあるが8年~10年スパンでの買い替えを掴めていないのではないだろうか。
確かに、店頭へポイント付与で送客は出来るだろう。
だか、既に知名度も十分な日産にとって、狙うべきはポイントを欲しがるユーザーなのだろうか。日産の自動車って、何なのだろうか・・・。わかんねぇ。

世代的には「シルビア」全盛期なので、かっちょええスポーツ車、それはスカイラインから受け継がれる日産のクルマ、という気がするんだ。
もちろん、ミサイル(ロケットモーター)開発の側面があったこともイメージに影響はしている。そんなこと言ったら、三菱なんか軍用車両(ジープ)だな。
いかん、また話が逸れた。

なんとなくだけど、日産のブランドが俺には届いていない。
ここ十数年、日産は検討車種に入ってこないんだよ。
その前は必ず入ってたんだけどなぁ。

2013/12/16

良いクリエイターは視点が豊富で妥協が少ない

多様な「視点」を武器にする――(博報堂関西支社 クリエイティブディレクター/CMプランナー/コピーライター 河西智彦)

クリエイターの記事はネット系にいるWebプランナーとかWebディレクターとかに、届き難い内容が多い。珍しく、今回は用例がネットなのでピックアップ。

波乗りペンギンもリアル講演でしか話さないネタになっているが、河西氏が指摘している東京のレスが異様に多い現象は、ネットの黎明期時代から把握している。

問題は、ここからだろう。
全国規模というとナショナルクライアントと言って、広告業界の中でも特別視しているが、主に予算規模が大きくテレビを使うという広告会社にとってはありがたい存在である。このナショナルクライアント様は、いろいろ先に気が付いている。
知らないのは、情弱な我々だけだったりする。

リアルで商品開発をする時の試験販売となる県があっりたりするが、これは全国平均に近いところで行われているだけで、実際に売れるかというと話は別だったりする。
地域限定の商品も食品には多い。
東京と関西では、または地域別に商品イメージキャラクター(タレントさんね)を違える会社もある。
全国ネットでドーンという展開の陰で、販促キャンペーンや告知広告はエリアごとに細々と対応している。
機械的に最適化できない現実なればこそ、実は、多様な価値観と対応施策が試行錯誤で行われているのだ。

ただ、地方は東京への憧れ消費もあるので、東京の価値観で押し通せることもあるし、東京を受け付けない関西みたいなところもある。九州なんかは独自路線・・・というケースも見受けられる。これは、やってみないと分からないことも多いが、県民性、という言葉があるように全国均一なんて幻想はまさか持ってないよね。

で、違う話がもう一つある。
物事の本質を捕えたクリエイティブ(D系はクリエーティブと表記するが)は、普遍性があるため地域や性別など関係なく消費者の心に働きかける。
御爺ちゃんだろうと若者だろうと関係なくて、良いものは良いという感覚に近いんだけど、分かってくれるかな?ちょっと違うな。うーん、文才ないなぁ・・・俺。
 自虐オチになってしまったぁ~

2013/12/13

会議だらけの会社になったら、効率化?

苦痛な会議を効率化する新たなテクノロジー - WSJ.com

ITで会議を効率化するって、遠隔会議システムとか自動採録システムとか、今までも沢山出ている。
でも、一番必要なのは「不要な会議をなくす」ことだ。

ベンチャーとか創業期は数人なので、全員集まって話すという程度で問題は少ない。
だが、会社が大きくなって組織体制や分業が進むと、何故か社内会議で一日の大半が終わるようになる。

もちろん、準備をしなきゃいけないので、報告のための資料作成とかに取られる時間を考えると、生産的な活動は出来なくなる。

一度、まじめに社内会議の多さとムダを指摘とたらスルーされたことがあるんだが、社内組織の硬直化と縦割りって会議によって維持されているからで、維持されなければならないのは自己保身を優先する人がいるからなんだ。

つまり、部下からの報告を吸い上げるために会議はあって、議論や決定をする場ではなくなっている。報告なら個別に上司へすればいいだけ。なんで、全員集まって部署の機能停止をしなければならんのかイマイチ分からん事になる。
もちろん、個別に報告を受けるとなると上司の時間的負担とコストは大きくなるんだが、そもそも上司の役割は何だ?という話になる。

まぁ、要らん上司ならすっ飛ばして、更に上とやってしまうというのもあるんだが、めちゃイヂメられるのでススメない。

とりあえず、諦めて会議には出るしかないのだ・・・残念なことに。

2013/12/12

スマホのゲームに世界一金を使う日本人

アプリストアでの売上高、日本が米国を抜いて世界一に=アップアニー - WSJ.com

スゲーよ。米国抜いたらしい。

日本の携帯端末向けゲームの売上高が、世界の売上高見通しである122億ドル(約1兆2500億円)の約26%に達するとの予想を示した。ゲームのプレーヤー数では日本の3倍に達する北米でも、その比率は全体の25%にとどまった。
ちなみに、さらに伸びると予測する向きもあるそうだ。

こんだけ金を使っているというのは、裏返しなんだけど、時間も使っているという事。
とくにフリーミアムモデルだと、お金の替わりに時間を使っているので、ゲームに費やしている時間は広告閲覧の機会も減るし、そもそも他の消費活動もしないという事になる。これって、考える程にヤバい感じだよ。

逆の見方しておくと、もしスマホゲームをしていなかったら、何をしていたのかという事にもなる。
電車の中、休み時間とか休息時間、待ち時間、いろいろとね。
もしかしたら、コンタクトポイント(タッチポイント)という考え方は、通用しない理由になるかも知れない。

2013/12/11

店舗内追跡、それ禁忌とされている

店内の追跡デバイスが本格化―買い物客の動きを分析 - WSJ.com

技術的には可能だがダメとされているものの一つ。
「出来る事と、やって良いことは別。」なんだな。

昔から小売り流通系ではあるんだけど、シャドーマーケティングという。(最近のネットでは、ステルスマーケティングのことを指す向きもあるが、リアルを知らずに使っている可能がある。ここでは別物としておく。やってはならないこととして先達から聞いている禁忌の一つ。)
購買者を棚の陰から見守って、何処から入って何処から出たのか、どんな商品を手に取って籠に入れたのか棚に戻したのか・・・。
でも、万引き犯扱いされているみたいだし、パブリックな場所ではあるが、店内ストーカーともいえるので、有るのは知っていたが実施したことはない。やはり、職業倫理的にダメだという判断があるからだ。

で、ITなら良いかというと、やっぱりダメ。
だって、ハイテクになっただけで一緒だから。

技術的には十年以上前から可能で、ニュースにならない程度で実証実験はされていた。
でも、課題は幾つかあった。
たとえば・・・
どの棚の前かは誤差数十センチで判定可能だが、どの商品が見られていたのかまで分からない。商品が手に取られて移動しない限り、それは分からない。
ICタグを全部に付けることになると、商品点数が少ない店舗しか対応できない。
数万点ある商品に、新規に取り付けるって、どんだけのコストだか。改善できる素晴らしいデータが手に入ると言っても、ICタグ一個の価格からオペレーションコスト、検出機器の設置(一定間隔に敷設する必要がある)もある。
それなのに、店舗改装や商品の入れ替え、定期的にやってくる負担は大きい。
よって、本格導入はされない。今のところは幸いなことだが。


ただ、店舗内の監視カメラの映像から解析するってのは、想像してなかった。
これなら、電波を使ったものと違って、多くの問題が根底から無くなってしまう。
すでに、日本でも使われてたりして・・・

2013/12/10

メディアレップは変わっていない!?

別のところで起きていた話なんで、引用はしないしリンクも貼らないけど、とりあえず傍観者として放置した。

ネットのメディアレップは変わっていないのか?
という話なんだけど、業態は変わっていないという意見で終わっていたのね。

はぁ、さいですか・・・。
自虐と見て良いだろうか?

俺からすると、ネットのメディアレップは、かなり前に媒体社の代理から外れていると思う。だいたい、媒体社の担当と顔合わせないで異動するとか、有り得ないから。
業態が変わるとかそういうんじゃなくて、もう別物。
サーバに広告モジュール突っ込んで、ぐるぐる回して終わりで、売れようが売れまいが関係ないし、下手すると販路から外れちゃって使用料の徴収だけというケースだってあった。主客というか主従というか、逆転してたわけね。
でもって、ネット専業広告会社が誕生してからは、中間で管理していた立場から、広告主や広告会社から管理される立場になって、効果効率の視点からバッサリ切られるだけの存在になってしまっていた。

本来、メディアレップは媒体の側に立ち動くものだけど、どうなの。
広告会社は広告主の側に立って動く。
あ、この話は日本と海外では異なるので、ややこしいんだけど、日本の場合は総合広告代理店の中に「媒体部門」と「営業部門」があって、会社対会社でなく部署で折衝が行われていた。これも、戦時中の広告会社統合という政策(情報統制という意味合い)で、5社に統合されちゃったからなんだけどね。
まぁ、そんな歴史背景が一つの会社の中に広告市場を詰め込んだ形を成立させる要因だったんだが、されを安定的にしたのが電通という巨人の・・・凄さなのよ。
あ、詳しくは「電通」田原総一郎の本でも見つけて読んで。ほぼ神話の世界だが、俺が会って話した人は二人しかいない。

と、話が逸れた。
業態だけでなく、拠って立つ位置がメディアレップは変わってしまっていたというところがポイントね。
変わってねーという人は、媒体社の愚痴を聞けない人だろう。
何処向いてんだよ~という声が聞こえないだけかもしれないが、そもそもメディアレップという意味が分かっていない人かもしれない。

変わっていないという判断にした時点が、結構最近なのかもしれない。
俺みたいにマスで20数年近く、ネットで10数年と黎明期から、ずっとヒヨヒヨしてたわけじゃないだろうからね。
あ、ちなみにメディアレップはネットだけじゃないから。リアルであった業態だから。

ブランディングって難しい

2013年のネットビジネス総括(2)  MdN Design Interactive

うーん、総括になっているのかという話は置いておいて、うっかりフェラーリのブランドについて書いちゃって、それも何か違うのを直感的に感じてしまった。

えっとね。
中国の販売台数制限はフェラーリのブランド戦略とは関係がない・・・と思われる。
若い人は知らないと思うけど、昔は日本人もエコノミックアニマルと言われ、欧州でブランドを買い占める醜態をさらして嫌われていたんだ。
最近、地位が向上してきたんだけど、それでも人種差別というか階級社会が残っている歴史ある国々では、決して高い位置には見られていない。
もちろん、マナーや立ち居振る舞いが、なってないからなんだけどね。

で、中国という広い国土と多くの国民(13億人以上!)という事実を考えると、フェラーリが500台だろうが1,000台だろが、海に塩を入れる様なものだ。
たぶん、同じことを考えた方がいると思うのでググったら出てきた。

国ごとに配給制のフェラーリがなぜ中国よりも日本を重視するのか?

もちろん、国ごとに何台売っているのか、詳細なデータで裏を取らないとダメなんだけど、まぁ、仕事じゃないんで適当に流させてもらう。
ただ、良い線だと思う。
中国で売れすぎてブランド価値が下がることを懸念しているのなら、中国だけを取り上げてフェラーリの会長が発言することも無かろう。
どうせ、販売台数の総量規制がある車だ。
これ以上は発言がヤバくなるので自粛するが、いわずもがな。

2013/12/09

40代のおっさんの一人だが、何か?

アラフォー社員が考えるべき4つの働き方(後編)

前編と併せて読まれたい。

アラフォー社員が考えるべき4つの働き方(前編)

一方でIT系は中間管理職層が中小企業で極端に不足している。
組織図とか名刺交換すると分かるけど、沢山兼務している人がいる。
兼務が多い組織は、そこがボトルネックとなるし、少ないポストを少数の人間が掌握するので、社内が澱んで下からのイノベーションは起きにくくなる。
活性化するために外から血を入れて上位職に配置すると、会社は二層構造化する。
ただでさえ上にあがる機会を奪われて腐っている社員が多いワケだから、もう会社辞めるか寄生するかという二択へと転がっていく。
で、大体転職できる有能な人間は、どんどんやめて行ってしまう。
こうして負のスパイラルは会社を蝕んでいく。

この部分を回避したCAは、CEOである藤田さんがすごい。
他も、新卒生え抜きを上手く使って成長している。

この話は、中小IT系で「右腕」不在という社長さんの悩みと直結しているのだが、右腕は育てるしかないという結論がありつつも、その手間暇とタレント発掘にリソースが割けないというジレンマがある。だから、手っ取り早く外から連れてきちゃうのね。

ネットベンチャーの最盛期で現場だった若手は、ぼちぼちアラフォー。
ある人は社長になったり、上位管理職になったり、みんな出世している。
一方で、フツー の人も圧倒的に多いわけで、この辺りの処遇や役割を会社が利活用しているかどうかで人材活用能力が分かれると思う。
ここについては、まだよい例がない。
ロールモデルが無いという事もあるし、業務ラインで出世も出来なければ、専門能力もないという会社の見立てがあるわけだから、なかなか難しい。
だが、一時期は第一線で働いていたわけだし、何のかんのと会社では社歴が長くなっいるはずだから、使いよう次第じゃないかな。
波乗りペンギンは昔から、「部下の管理」と「業務の管理」のマネージャは分けた方が良いというのが持論。
プレイングマネージャ化して、部下が見えていない所が多いよね。
自分だって仕事を持っているわけだから、どうしたって部下の管理は手薄になる。
結果、仕事の質は上がらないし、疲弊するだけになってないかな。

もちろん、自分で改善できる有用な人材ばかりなら問題ないかも知れないが、それって上司不要だよね。なんのための組織なのかというところで、考えて欲しいところ。

アドタイで読まれた記事に見る広告業界

 「アドタイ」から広告界の話題を読み解く 2013年に読まれた記事ベスト20 #宣伝会議 #アドタイ

ちょっとベスト20の題名を引用させてもらうと

2013年1月〜11月に読まれた記事ベスト20

  1. カンヌライオンズ2013受賞結果出そろう、日本は33のライオン獲得(6月24日)
  2. 博報堂から6人の若手CDが独立、新会社「SIX」スタート(6月6日)
  3. 秒速で売り切れた“テディベアくまモン”、発案は熊本市議会議員(5月14日)
  4. ブラックサンダー、バレンタイン商戦で“義理チョコ”訴求(2月6日)
  5. 花王がヘルシアコーヒーで10万人のモニターを募集(4月8日)
  6. 個性豊かな社員を前面に 電通がコラムサイト開設(1月22日)
  7. “グリーンダカラちゃん”の実妹が初登場!/サントリー CM(7月1日)
  8. 2012年「日本の広告費」、3.2%増の5兆8913億円 増加は5年ぶり(2月21日)
  9. フィリップ・コトラー教授、10年ぶりに来日(6月18日)
  10. 電通「日本の広告費」調査担当者が語るーー「インターネット広告媒体費」の分類はなぜ変わったのか(2月21日)
  11. 俳優からグラビアアイドルまで、モバゲーCMに続々登場(5月8日)
  12. 2012年「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」に伊藤公一氏(電通)(3月12日)
  13. さよなら、インスタント。─ネスレ日本、「ネスカフェ」を新製品に全面移行(8月28日)
  14. 数ある“ウソ”の中で、「ダイオウイカ天」がリツイートされ続けた理由(6月11日)
  15. 長谷川京子、土屋アンナによる美の共演/ラボーテ・ジャポン ヒラリスCM(3月11日)
  16. 2013年度TCC賞、グランプリは髙崎卓馬氏「dビデオ」、最高新人賞は吉岡丈晴氏に(4月30日)
  17. トヨタCM豪華出演陣が大集合!「TOYOTOWN」シリーズ開始(6月7日)
  18. 宮沢りえがクラシックフレームで「オトナのメガネ」提案/ジェイアイエヌ CM(4月22日)
  19. 「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁Ver.」YouTube再生が80万回超え(9月20日)
  20. デニムづくしのスタイリングの蒼井優さんが登場/ライトオン CM(4月12日)
ありゃりゃ、ネット広告やメディアの話はない。
まぁ、そんなもんか。
で、業界筋ではモバゲーのCMは読まれたようだが、結果、DeNAの減収減益は止まらない。
流行語とも関係ない。

時代を作ってきた(それはブームとか流行語とか)はずの広告は、何処に行っちゃったんだろうね。なんだろ、置いてかれている感がある。生活者に・・・。

2013/12/05

インバウンドマーケティングとは何ぞや

【インバウンドマーケティング対談】高広伯彦+大元隆志:第1回 インバウンディなマーケティング思考 - ITmedia マーケティング

ということで、業界で著名な二人の対談。期待を上回る内容に、ピックアップ。
やはり、こういう方たちは物事の本質を見抜いている。
スゲーよ、仕掛けた側が見透かされている気分を味わうのはキュンキュン来るね。

さて、その一節は
大元 確かにそうですね。2008年頃から通信事業者さんにモバイルマーケティングプラットホームを提案し始めまし た。まさに今でいうところのDMP基盤です。消費者が不要だと思う広告をDMで送り付けるのではなく、お客さんの趣味や行動を正しく理解した上で、彼らが 適切だと考えてくれそうな情報を提供しようと提案していたことを思い出しました。
うん、実は当初の段階から、そう設計していた。

その前に、広告接触の管理は最も気を使っていた部分で、広告の掲載場所や枠数、メールにおいては配信時間から頻度まで、実験と検証を何カ月もやってローンチしていた。
もう、それを知る人間は殆どいないがな。
(モバイル広告はJIAAのガイドラインに、その縛りが残っているのだが、ガイドライン集は有料なのでJIAAで買ってね。)

2000年の段階でPCインターネット広告の問題だと思ったポイントは
・広告が出過ぎていて五月蠅ので、コンテンツ見にくい
・広告見るためにアクセスしてると思われてるような鬱陶しさが気分悪い
・同じ広告ばっか面白くないし不愉快
という感じ。
だもんで、モバイル広告の商品設計の段階から実装の間に、メディア側への説明も大変だったが、説明してもわからない人の為に仕組化とルール化して強制改善をした。
具体的にはこうだ。
・ピクチャー広告(いわゆるバナー広告)は、「全階層に貼らない」「一ページに一つ」「ローテーションはランダム表示」など。
・メール広告は、「起床時間中に送る」「月に二回以上送らない」「同一広告は二週間空ける」「一つのメールに広告は一つ」など。
もともと小さい画面なのに、広告ばっかりになったら誰も見なくなる。コンテンツありきというより、媒体に乗っかるのが広告で、媒体が「主」なら広告は「従」であるという考えなんだけど、分かったくれたのはマス系の媒体出身者だけだったりした。
やはり、ユーザーはお客様なんだから、何をしに来たのかっていう目的を邪魔しちゃだめだよね。広告は媒体のお客様であるユーザーに、場所を借りて掲載されている立場なんだから、わきまえなきゃ。

この辺りを本で2001年に書いてはいるんだけど、もう絶版だよ。(苦笑)
パーミッションの考え方とか、原則化していたんだけど、少しは誰かの役に立ったのかな~。

そんなわけで、米国では一昨年から「ネイティブアド」というカテゴリーの広告が出ていて、昨年から日本でも散見されているので、興味がある人はインバウンドマーケティングとネイティブアドの位置関係とか調べてみると良い。
あ、語弊承知で言い切るとネイティブアドってネット版の「編集タイアップ広告(アドバトリアル)」だわな。

【追記】
語弊というか違うと言われたネイティブアドの説明。
うーん、第三者配信に対する自社配信という意味でネイティブなのかな?
どうか教えて下さい、高広さん♥(あ、そこキモいとか言わない。)

【追記】2013.12.16.
まだ、答えは無いので考えているんだが、
「ユーザーに違和感なく提供される広告」という解釈―ではどうだろうか。
 自然な感じで・・・という意味でネイティブを解釈するとなのだが、ユーザー主体であり企業側は有益なコンテンツを提供して見つけて貰うだけの存在とするなら、記事広告の形でなくともバナー広告であれ長文テキスト広告であれ、個人に最適化されたバナー広告を繰り返し見せられるのに比べ、遥にマシな体験にはなるはずだ。

と、ここで一つ思い付いた。
インターネットならではの広告というか企業とユーザーとのコミュニケーションという、インターネット発、インターネットに自生した、広告という意味かな。
マスに縛られた発想の「枠」というアナログ世界ではなく・・・。
うん、この方が座りが良いな。

年を越せても将来は暗い、格差拡大か?

正社員の年収はいくら? 4年ぶりにプラス (1/2) - Business Media 誠

という記事を見つけて、うーん、30代ピークで収入減少が明らかな時代だと確認。
マーケの領域ではあるが、ターゲット分析をする時に可処分所得と可処分時間の見立ては必要で、収入の多寡に依らず消費してくれる対象の洗い出しとか、まぁ、いろいろやるんだけど、デフレの歯止めは複雑な要因が絡まって、無理な気がする。

民間の調査だけで話は進められないので、行政の継続調査も見てみよう。

厚生労働省 賃金構造基本統計調査(全国)

ザックリ見ると、デモグラで分析しているので、「性別」「学歴別」「企業規模別」「産業別 」などがある。く、足りん。

片手間で書くには重たすぎるなぁ、もっと少し統計データを眺めてみないと何にも云えない。
が、推測程度はしている。裏付けるデータがある筈なんだけど、現場から離れると探し出せん。

アドテクで最適化してお終いという世界にいると、「仮説」という力が弱くなる。
いや、必要なくなるのか。やりながら修正できると思っている人が多いからな。
まぁ、その辺は大先輩の横山さんとホープの高広さんに任せよう。やはり、上手く説明できないや。俺も、アドテクに汚染されているかも。

で、 今はデモグラよりもライフスタイルであり、多様化した価値観を軸にして、コミュニケーションをするのがベターだと思う。
幸い、ネットの発展によって手に出来る情報は増えているし、大量のデータを扱って読み解くサービスも出ている。
とはいえ、データから未来が見える訳でなく、過去の事実の追認でしかない。
「仮説」を建て(骨組み程度でも良い)て、データから「立証」するべきだろう。
手元に何もないので何だが、ネット上での消費行動は大きく二つの傾向があると思っている。
・気分消費
・実利消費
(一昔前だと「モバイル型消費」「PC型消費」という言い方してたっけ。)

【気分消費】
ソシャゲとかコンテンツ系に多いが、流行りモノだったりの自己満足なサービスは利用者の気分によって決まる。
原因とか理由は個人によって大きく異なるので、デモグラで分析したところで「若い男性」にウケた程度のことしか分からない。実際は、幅広い年代や性差を超えて利用されている。

【実利消費】
ハード商品やサービスで、競争が激しいものに多い。比較できるもので、第三者の意見やデータによって決まる。
価格、品質、満足度というバランスで決まるのだが、どれが最適なのかは個人によって大きく異なるため、最適解は複数になったりコスト的に無理になったりする。

なお、どちらの消費にも共通するものとして、「価値観」というキーワードがあると考えている。一昔前は「ライフスタイル」ね。
置かれている環境や理想とする自分によって、形成される判断基準といった方が良いかも知れない。

【追記】2013.12.09.
認知度ゼロのZIMAを人気ブランドに変えた ” ファスト・エクスペリエンス ” 戦法――モルソン・クアーズ・ジャパン #アドタイ

ドンピシャなのか確認できていないが、消費者の価値観という視点を持って、コミュニケーション戦略を打ち立てていると部分で、参考になると思う。
そこには、テレビCMで認知を上げようとか、費用対効果の高いネット広告に絞ろうとか、そういうメディアありきの発想ではなく(メディア・ニュートラルという立場ね)、消費者側に寄り添って考えて店頭販促という話なので、良いかと思う。

当たり前の話かも知れないが、商品を認知させるのも売り込むのも、広告だけが手段や方法ではない。

2013/12/03

ネット販売の限界というが現実も変わらない、楽天叩きか

楽天、尾を引く「不当表示」 問われる最大手の覚悟 日本経済新聞

新聞社は視点を持った取材記事(調査報道というカテゴリー)をもっと打ち出せば、ネットでも十分価値が出せると思うと提言しているが、どうも一歩踏み込みが足りないというか、記者もデスクも読者をうならせてやろうとは思っていないようだ。

さて、薬事改正の問題で三木谷さんが気炎を上げてから、雲行きは急に怪しくなっているのだが、ここを孫さんみたいに乗り切れるかどうか・・・。
確かに楽天のチェックは最低限というか、店子をすべて見切れるはずがない。楽天側は一人で何店舗ものコンサルをしなければならず、システムによる自動チェックも限界がある。広告審査をすると、違法表示やら根拠の確認できないセール価格など、叩けば叩くだけでてくる。
もちろん、不法違法は絶対ダメだし、広告を出せる売上を上げる規模ならば、それなりに改善や修正の出来る環境があるのだが、それは一握りの店舗である。

 だが、この現象はネット通販のモールだけで起きている事ではなくて、リアルの商店街やスーパーだって起きている事でもある。
いつ見ても閉店セールの衣料品店とか、路上で「さくら」を使った叩き売り(偽ブランド)とか、街を歩けば沢山あるのだ。

今回の問題の本質は何処にあるのか、つまり、ネットとリアルでの販売について深く取材して考察して欲しいのだ。
この手の問題は、ネットが悪い、というお決まりの決着になりそうだ。
いやいや、現実世界でも起きているし、その防止や対策の為に法整備や監視機関の設置、国民への啓蒙などを行政機関が税金を使って、数十年掛けてやってきたはずだ。
そこのところをカットしちゃダメだよ。

まぁ、近代の日本史とか学ぶ機会がないってのも問題なんだが。
(学校の授業でも現代に近くなるほど事業時間の関係でカットされるからね)

2013/12/02

NRI市場予測、だが未来は見えないWeb制作は厳しい

電子書籍市場、成長続き2018年に約5000億円規模へ――NRI調査 - ITmedia eBook USER

どうせなら、制作の市場も調べて欲しいものだが、元になるデータが無いから駄目だろう。
なんとなく、スマホからウェラブルデバイス(グーグルグラス、iWatchとか)が、デバイス市場では幅を利かせそうという読みだ。
プラットフォームというカテゴリーに入っている広告は、収益の多様化(実は、当事者だけが自己満足的に言うだけだが)によって増加することになっているが、まだ、ソーシャルゲームが伸びるというのは希望が持てるところがあるんだろうか。
企業のWebサイトの制作は、他の市場が伸びると連動して伸びるものでもない。
ウェアラブルデバイス用のアプリ制作とか、食い扶持を確保する対応も考える人もいるだろうが、いや、それは制作プロセスが多岐に渡って面倒になるだけ。
ソーシャル対応だって、とりあえずプラグインは入れたところで、あんまり金にならない上にクライアント側のメリットも打ち出せない。

電子書籍は離陸しそうで低空飛行のまま揚力を得られていないと思うんだが、企業の社史とかマニュアルで電子化されれば、副業的に儲かるかも知れない。
本流ではないがな。

効果測定の名のもとに、いろんなタグをサイトに仕込んでいるものの、アクセス解析してレポートを定期的に提出しているものの、何となく同じことの繰り返しになっていて、昔みたいに技術的な問題やデバイス対応などの「理由」が無くなったために、フルリニューアルっていうマイルストーンが無くなっている。
遠因には、過去に制作したページを換装する費用とか、フラッシュガチガチで作った製品ページとかどーすんのよって話もある気がする。
日本てば、iOSデバイスが殊の外多いからねぇ。