2008/06/22

流出する人材

今に始まった事ではないが、マイクロソフトの買収提案拒否以降、ヤフーから人材が流出していると言うニュースが流れている。
流出できるだけの人材がいると言うのは、別の側面から見ると素晴らしいことである。
人材の流動化はベンチャー活性化には大事な要素だからだ。

翻って日本だが、市場規模の問題もあるが記事になる事は少ない。
それだけ、顔の見えるビジネスが行われていないからだろうか。

文化に根ざす要因も多かろうかと思いつつ・・・。

2008/06/17

MMC2008の雑談で閃く

メディアの持つ特性を利用して新しい仕掛けと効果測定を実現する方法を思いついた。
用意する材料は、水洗いした「総合広告会社」とぶつ切りにした「マスメディア」と凧糸で縛った「インタラクティブメディア」。
これに「視聴率調査」と「アンケート調査」を統計学的な十分な数だけ鍋に入れるだけだ。
圧力鍋を使えば一ヶ月、落し蓋なら三ヶ月程度で煮込まれるはずである。
好みによってPOSデータで焦げ目をつければ香ばしくなる。
億単位のカロリーを効率的に摂取したい広告主にとっては、欠乏している栄養素が分かりやすくなるし、ブランドへの投資なくして成長なしという継続的なデータが手に入る。
うーむ、味付けだけが問題だ・・・。

2008/06/15

オーバーフロー

今まで出来ていたのに、最近は出来ない。
いろいろ失敗の指摘を受ける事が増えた。

注意散漫、いい加減だと言われればそれまでだが、
多重処理にも限界がある。

といっても、フォローできる人手があるわけでなし、
下手に泣きを入れようものなら怒られるだけだし、
致命的でない限り多少のミスは気にしないようにするのが、
セキノヤマ。

溢れた分は垂れ流し。
さもなきゃ、心が病んでしまう。

2008/05/19

パートナーシップモデル

あるネットベンチャーの起業にあたって、
波乗りペンギンが「絶対負けないビジネスモデル」として
作り上げた非常識なメディア取次ぎ構造である。

実に、8年も使われているのだが、
コレを超えるモデルは出てきていないようだ。

しかし、「絶対負けないビジネスモデル」は致命的な欠陥があった。
「絶対勝てないビジネスモデル」だったのだ・・・。

負けないから、勝ちに行く必要がなくなるワケ。
そして、新しい何かを生み出す評価を低く見る様になる。
自己保身に走り、多様性を許さなくなる。
結果、創造性の欠片も面白みもない社員だけ残して、
会社は膨張してしまうって事。

ある意味、単純な副作用だった。
次は、バリエーションが可能な仕組みにしておく必要がある。
負ける場合もあるが勝てば圧倒的になれるように。

2008/05/17

思考狭窄

いま、印刷物の入稿締切を2本抱え、さらに講演を4つと、脳味噌パンパン。
かなり単純な事や当たり前に思い付く事が出来ない思考状態。
思考狭窄だ。

しかし、周りからはヒマで余裕こいているように見えるらしい。
いやいや、「あー」でも無いし「こー」でも無いとグルグルしてるだけなんだど・・・まったく。

コピペ三昧の人達に言われたくはない~。
自分で調べて、自分で書き起こすって、熟成が必要な作業を知らないか忘れているハズだからだ。
もちろん、ソツなく生きるために、赤入れするだけで資料を量産するのは、必要なスキルではある。

2008/04/27

モバイル広告のインターネット化

そもそも技術的にはインターネットなのだが、モバイル広告は端末特性を反映して、PCインターネット広告と区別して来た。
しかし、どうも言葉が乱れて馬鹿っぽくなってきた。

モバイル広告における画像を使った手法をピクチャー広告と定義していたのだが、「バナー」と言ってしまう専門レップの連中が出てきてしまった。
もう、何もかもがPCインターネット化して来ている。

予言しよう、モバイルもPCインターネット並みに露出効果が薄くなる。
広告だけで成り立つことは無くなる。
とりあえずメガサイトの広告スペースを売る輩が横行する。
ま、とりあえず買う方も買う方なんだが・・・

2008/04/23

思考が停止するとき

人が考えずに行動するとき、それはどんな時だろうか。
逆に、常に考えた上で100%行動できる人なんているのだろうか。

人間て、なんだろう。
悩ましい・・・。

ターゲットの理解なくして、
コミュニケーションも広告も
へったくれも
在りはしないではないか。