別のところで起きていた話なんで、引用はしないしリンクも貼らないけど、とりあえず傍観者として放置した。
ネットのメディアレップは変わっていないのか?
という話なんだけど、業態は変わっていないという意見で終わっていたのね。
はぁ、さいですか・・・。
自虐と見て良いだろうか?
俺からすると、ネットのメディアレップは、かなり前に媒体社の代理から外れていると思う。だいたい、媒体社の担当と顔合わせないで異動するとか、有り得ないから。
業態が変わるとかそういうんじゃなくて、もう別物。
サーバに広告モジュール突っ込んで、ぐるぐる回して終わりで、売れようが売れまいが関係ないし、下手すると販路から外れちゃって使用料の徴収だけというケースだってあった。主客というか主従というか、逆転してたわけね。
でもって、ネット専業広告会社が誕生してからは、中間で管理していた立場から、広告主や広告会社から管理される立場になって、効果効率の視点からバッサリ切られるだけの存在になってしまっていた。
本来、メディアレップは媒体の側に立ち動くものだけど、どうなの。
広告会社は広告主の側に立って動く。
あ、この話は日本と海外では異なるので、ややこしいんだけど、日本の場合は総合広告代理店の中に「媒体部門」と「営業部門」があって、会社対会社でなく部署で折衝が行われていた。これも、戦時中の広告会社統合という政策(情報統制という意味合い)で、5社に統合されちゃったからなんだけどね。
まぁ、そんな歴史背景が一つの会社の中に広告市場を詰め込んだ形を成立させる要因だったんだが、されを安定的にしたのが電通という巨人の・・・凄さなのよ。
あ、詳しくは「電通」田原総一郎の本でも見つけて読んで。ほぼ神話の世界だが、俺が会って話した人は二人しかいない。
と、話が逸れた。
業態だけでなく、拠って立つ位置がメディアレップは変わってしまっていたというところがポイントね。
変わってねーという人は、媒体社の愚痴を聞けない人だろう。
何処向いてんだよ~という声が聞こえないだけかもしれないが、そもそもメディアレップという意味が分かっていない人かもしれない。
変わっていないという判断にした時点が、結構最近なのかもしれない。
俺みたいにマスで20数年近く、ネットで10数年と黎明期から、ずっとヒヨヒヨしてたわけじゃないだろうからね。
あ、ちなみにメディアレップはネットだけじゃないから。リアルであった業態だから。
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