多様な「視点」を武器にする――(博報堂関西支社 クリエイティブディレクター/CMプランナー/コピーライター 河西智彦)
クリエイターの記事はネット系にいるWebプランナーとかWebディレクターとかに、届き難い内容が多い。珍しく、今回は用例がネットなのでピックアップ。
波乗りペンギンもリアル講演でしか話さないネタになっているが、河西氏が指摘している東京のレスが異様に多い現象は、ネットの黎明期時代から把握している。
問題は、ここからだろう。
全国規模というとナショナルクライアントと言って、広告業界の中でも特別視しているが、主に予算規模が大きくテレビを使うという広告会社にとってはありがたい存在である。このナショナルクライアント様は、いろいろ先に気が付いている。
知らないのは、情弱な我々だけだったりする。
リアルで商品開発をする時の試験販売となる県があっりたりするが、これは全国平均に近いところで行われているだけで、実際に売れるかというと話は別だったりする。
地域限定の商品も食品には多い。
東京と関西では、または地域別に商品イメージキャラクター(タレントさんね)を違える会社もある。
全国ネットでドーンという展開の陰で、販促キャンペーンや告知広告はエリアごとに細々と対応している。
機械的に最適化できない現実なればこそ、実は、多様な価値観と対応施策が試行錯誤で行われているのだ。
ただ、地方は東京への憧れ消費もあるので、東京の価値観で押し通せることもあるし、東京を受け付けない関西みたいなところもある。九州なんかは独自路線・・・というケースも見受けられる。これは、やってみないと分からないことも多いが、県民性、という言葉があるように全国均一なんて幻想はまさか持ってないよね。
で、違う話がもう一つある。
物事の本質を捕えたクリエイティブ(D系はクリエーティブと表記するが)は、普遍性があるため地域や性別など関係なく消費者の心に働きかける。
御爺ちゃんだろうと若者だろうと関係なくて、良いものは良いという感覚に近いんだけど、分かってくれるかな?ちょっと違うな。うーん、文才ないなぁ・・・俺。
自虐オチになってしまったぁ~
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