「レジに並ぶ」という考えが昔話になる時代がやってくる IBMのPOS事業売却から考える「小売業の未来」:MarkeZine
http://markezine.jp/article/detail/16338
良い記事だったのでピックアップ。
そう、十年ちょっと前にIBMがテレビCMで、レジで会計しないお客さんを警備員が見送る・・・と、ゲート通貨で決済が済んでいたというものがあった。見た人、記憶していた人はいるだろうか。
参考情報: http://okwave.jp/qa/q3416411.html
まぁ、波乗りペンギンも似たようなことを別の角度でかかわっていたりするのだが、POSレジがなくなる前提は当分なくて、モバイルによる決済が一般化した時に、どう販促をするかという話だったんだけど、当時はO2Oじゃなくて「クリック アンド モルタル」ベースだったっけ。
広告とは関係ないどころか、実は大有り。
当時から、マス広告は衰退して販促などのプロモーションが主流になるという危機感からのことだった。モバイルマーケティングは、マスではないという視点で、組み立てたモデルなので矛盾しているが、大人の事情だ。何しろ、当時は一匹だけ「モバイルはマスメディアとして売るんじゃなくて、SP局がプロモーションの道具として売っていくべきだ。」というアプローチをしたんだけど、すまん、成功事例が一つしかできなくて撃沈。
今風に言い訳をすると、CMOの不在が敗因。
たぶん、ビッグデータとかアトリビューションとかインバウンドマーケティングとか、同じ課題を抱えているのも何かの因果だろう。いや、単なる構造というか組織の話より根深いのよ。商慣習とかあるしね。
【追記】2012.11.16.
室内型 GPS?― ショッピングモールや博物館内でも自分の居場所がわかる新たなサービスを Cisco が開発 - インターネットコム http://japan.internet.com/webtech/20121116/2.html
拾ってくるね~、この技術は店内で活用されれば、いろいろ分かるわけよ。
モバイル決済と相まって、売り場も変わって、ビッグデータとか言っているけど、解析ベースでやったらコスト増大で手に負えなくなるほど、集まりそうだ。
なので、そうしなくても売り上げや販促が効率化する仕組みを作らないと、ダメって話に戻ると。
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