http://jp.techcrunch.com/archives/20120325the-future-of-the-virtual-personal-assistant/
実に妄想が膨らむ記事である。
だが、既に現実ものものとなっている部分もあるワケで、コミュニケーションがSiriのようなインターフェースになると、マーケティングコミュニケーションは変わる部分も出てくる。
今はユーザーが検索ボックスにワードを打ち込み、リストからお目当てのページへ飛んでいく。しかし、AIエージェント(ま、プログラムだが)によって代行されてしまうとなると、広告はどうなるのだろう。加味されるのか、排除されるのか?
できれば広告されている商品も提案されるリストに加わるようだと助かるが、まぁ、今の流れだと有り得ないだろう。きっと、過去の購買履歴や参照履歴にない限り、無視されるはずだ。
では、どうやってアプローチするのか?
今でも課題ではあるが、やはりユーザーのコンテクストに埋め込まないと、最初の一歩が踏み出せそうにない。友人のつぶやきや購入リスト、人気ランキング。レピュテーションは大事だ。第三者の評価がレコメンドされる流れは確実だろう。
良く行く場所やお店、嗜好なども価値観軸でレコメンドのエンジンが解析するかもしれない。企業側は、より多くの評価情報に自社の思惑とは無関係にさらされる。
検索エンジンと結果リストと設計思想は変わらないだろう。
過剰な宣伝やサクラやらの情報を排除し、ユーザーの役に立つことを第一に作られるわけだから。