2007/02/18

創るために壊し、解き放つために縛る

革新とは何か。


広告においては、ことさら大きな意味がある。
革新なくしては成り立たないサービス産業だからだ。

新聞や雑誌は産業革命があっての存在だし、その延長線上にラジオやテレビがある。
そして、情報革命の後にはインターネットがある。
どれも、重要な広告媒体だ。

が、しかし・・・だ。

容器は新しくなれど、中身は後退している。
日本には俳句や短歌など、言葉を短くしながらも芸術的な表現を実現させておきながら、これは全く生かされていない。
水墨画の様に、一色で豊かな世界が出来るのに、これを突き詰める間もなくフルカラーだ。
技術のパワーに頼りすぎている今、大きな落とし穴がパックリと口を開けて待っているのではないか?


といい続けているが、どうも伝わらないようなので、強制的に考えて貰った方が良さげと思い、左肩をそっと隠してみたりする。
転ばぬ先の杖を圧し折る様な連中には、転んで足の一本も折ってもらいましょう。
人の痛みを知る事もまた、成長には必要なことだし・・・と。

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