広告ブロックの問題なんだけど、一応流れがあるんで最近の所だけまとめておこうかと。
遡れば15年前くらいから、「ポップアップ広告」「ポップアンダー広告」から始まるんだが、主流なのはモバイル広告の方なので割愛。
さて、グーグルは広告ブロックのできるアプリをガンガン削除して抹殺しているらしい。
もちろん、グーグルは正当な契約の上で、違反しているアプリを削除しただけでしかない。グーグルが大企業になったエコシステムの崩壊を防ぐためであり、メディア(自分たちの利益が損なわれるので)も非難したりしていない。
もともと、サムソンが仕込んだものだが、やはり対アップルなんだろうね。
以下、記事参照。
Google、広告ブロックアプリ「Adblock Fast」をGoogle Playから削除 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/04/news113.html
参考:Samsung、Android版Webブラウザに広告ブロック機能追加 - ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1602/02/news068.html
これで終わりだと、エビルなグーグル、となるわけだが代替策(!?)をちゃんと用意してある。
その強化が記事として出てきた。
以下、記事参照。
GoogleのSafe Browsing、ユーザーをだますコンテンツを阻止へ - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/05/news061.html
グーグル、「Safe Browsing」適用範囲を拡大--合法サイト上の虚偽広告も対象
http://japan.cnet.com/news/service/35077423/
たが、そもそも違法な広告や詐欺を掲載するなんて、言語道断でしかないわけで、広告は生活者から嫌われたら終わりなんだという前提がぶっ飛んだ話になっている。
つまり、代替策は代替になっていない。問題は解決していない。
なぜ、ヤフーからグーグルに検索エンジンがシフトしたのか。
その生活者心理を忘れてしまったようだグーグルは。
もちろん、業界団体は分かっている。
分かっているから、受け入れられる広告にしましょうという運動を開始した。
以下、記事参照。
ネット広告業界団体IAB、“容認できる広告”の指針「L.E.A.N. Ads」プログラム立ち上げ - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1510/16/news054.html
アドテクによって広告掲載は効果効率がアップしたように見えて、それは広告主のメリット(ROIを高める)にはなっても、生活者(ユーザ)に負担というかツケが回っただけ。
本来、発信側と受信側はサーバを基点に相互接続負担している平等な関係であり、コンテンツを無料とすることが広告閲覧と相殺されて、成り立っている。
ところが、「無料にしてやってんだから、容量がデカくて遅い広告素材を大量」に送りつけて良いかというと、ユーザからすれば「我慢にも限界があるぞゴルァ」ということだ。
対価として成立するバランスがあるだろうと。
その上に、送りつけられる広告が「ろくでもないもの」だったり、広告ではない雰囲気で記事みたいに出てくるんだから・・・。
そんなわけで、米国で消費者運動に発展しないことを祈りつつ。
(※米国で消費者団体が動き始めて法制化されると、日本も右ならえっすよ。)
遡れば15年前くらいから、「ポップアップ広告」「ポップアンダー広告」から始まるんだが、主流なのはモバイル広告の方なので割愛。
さて、グーグルは広告ブロックのできるアプリをガンガン削除して抹殺しているらしい。
もちろん、グーグルは正当な契約の上で、違反しているアプリを削除しただけでしかない。グーグルが大企業になったエコシステムの崩壊を防ぐためであり、メディア(自分たちの利益が損なわれるので)も非難したりしていない。
もともと、サムソンが仕込んだものだが、やはり対アップルなんだろうね。
以下、記事参照。
Google、広告ブロックアプリ「Adblock Fast」をGoogle Playから削除 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/04/news113.html
参考:Samsung、Android版Webブラウザに広告ブロック機能追加 - ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1602/02/news068.html
これで終わりだと、エビルなグーグル、となるわけだが代替策(!?)をちゃんと用意してある。
その強化が記事として出てきた。
以下、記事参照。
GoogleのSafe Browsing、ユーザーをだますコンテンツを阻止へ - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/05/news061.html
グーグル、「Safe Browsing」適用範囲を拡大--合法サイト上の虚偽広告も対象
http://japan.cnet.com/news/service/35077423/
たが、そもそも違法な広告や詐欺を掲載するなんて、言語道断でしかないわけで、広告は生活者から嫌われたら終わりなんだという前提がぶっ飛んだ話になっている。
つまり、代替策は代替になっていない。問題は解決していない。
なぜ、ヤフーからグーグルに検索エンジンがシフトしたのか。
その生活者心理を忘れてしまったようだグーグルは。
もちろん、業界団体は分かっている。
分かっているから、受け入れられる広告にしましょうという運動を開始した。
以下、記事参照。
ネット広告業界団体IAB、“容認できる広告”の指針「L.E.A.N. Ads」プログラム立ち上げ - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1510/16/news054.html
アドテクによって広告掲載は効果効率がアップしたように見えて、それは広告主のメリット(ROIを高める)にはなっても、生活者(ユーザ)に負担というかツケが回っただけ。
本来、発信側と受信側はサーバを基点に相互接続負担している平等な関係であり、コンテンツを無料とすることが広告閲覧と相殺されて、成り立っている。
ところが、「無料にしてやってんだから、容量がデカくて遅い広告素材を大量」に送りつけて良いかというと、ユーザからすれば「我慢にも限界があるぞゴルァ」ということだ。
対価として成立するバランスがあるだろうと。
その上に、送りつけられる広告が「ろくでもないもの」だったり、広告ではない雰囲気で記事みたいに出てくるんだから・・・。
そんなわけで、米国で消費者運動に発展しないことを祈りつつ。
(※米国で消費者団体が動き始めて法制化されると、日本も右ならえっすよ。)