http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140110_630387.html
さすがケータイWatchである。ポイントを押さえてドコモに確認とって記事にしてある。
他は、ドコモの契約数が純増でトップになったという見出しと内容に終始している。
数字が正しいものでも、見方によっては逆になるのだ。
TCAの2013年12月の公表リリースをちゃんと見よう。
見るべきところは「携帯IP接続サービス」である。
ドコモダケ、もとい、ドコモだけマイナス13,600になっている。
もしiPhone5s/cが契約数の純増に貢献したなら、spモードになるが、プラスにならないとおかしい。そんなところから、編集部はドコモのコメントを書いているのだが、
今回の状況についてドコモでは、iPhone 5s/5cの在庫を潤沢に確保できたことやAndroidスマートフォンの新機種が出揃ったこと、そしてキャンペーンを実施したことで、新規契約が伸びたと分析。MNPの利用も、転出は横ばい、転入が増加となったことで、他社への乗り換え数が低い水準になったとしている。ちなみにドコモのiモード/spモード契約数は、iモードが45万800件の減少、spモードが43万7200件の増加で、差し引き1万3600件のマイナス。FP(フィーチャーフォン、つまりガラケー)のiモードの解約分を、SP(スマートフォン)のspモードで吸収できていない。
ドコモのコメントをまとめた編集部の記述によると、スマホの新規契約が伸びたこと と MNP転出が横ばいで転入が増加したこと とあるが、ならば「ドコモの携帯IP接続サービスがマイナスになっている事の説明」にはならない。
物は書き様なので、「新規契約やMNP改善はあったものの、スマホではドコモは勝てなかった。」を優しく言い換えたものと解釈しよう。
となると、新規契約の中身は何なのかという事になるが、残念ながら公式発表にはなく推測記事がある程度である。(推測にしては・・・という記事がある)
とはいえ、携帯IP接続サービスではない携帯の新規契約が増えた所で、キャリアの影響力は減じている事だけは確かそうだ。