ツイート数がソーシャル時代の“視聴率”に? ビデオリサーチが研究開始、Twitterが協力 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/23/news083.html
なんじゃあ、そりゃ。
と思ったはずの古い世代。
それはありだよね~。
とスルーする若い世代。
そんな画が浮かんだニュースだった。
有名なフレーズだが、「猫が見てても視聴率」とか、揶揄されていたがピープルメーターの導入と精度向上で、まぁ、統計的にもなんとかイケるとされているテレビ視聴率。(詳しく知りたい奴は読めな。ビデオリサーチさんが説明してるから)
実は、メディアは「量」の統計データを整備する裏返しで、ボリュームディスカウントからバナナのたたき売りに近い不況期の販売対応で生きながらえてきたのだが、「質」への転換を図ろうとしている。業界関係者なら、よく知っている状況ね。
ただ、二十年近い取り組みだが、方向性すら見えていない。
ちなみに、ネット広告もモバイル広告も同じだからね。
そんでもって、ツイッターを使えば何とかなるんじゃないかという「藁をも掴む思い」が、すっげー伝わったのでピックアップしているわけだ。
いや、何とかなるとは思っていないというのが波乗りペンギンの見解だが、それを覆すところにイノベーションは生まれてくるわけで、何もしないより「ジタバタ」した方が良いと思う。
さて、この難題は根っこから考え直した方が良いわけで、
・なんでテレビ視聴率が必要なのか
・なんでテレビ広告が必要なのか
・なんでテレビが必要なのか
という「なんで?」を繰り返しながら、
・別にテレビだけが必要なことじゃないよね
という当り前の結論に帰着する人たちがいる一方、
・え、テレビそのものが要らんでしょう。
とか言い切っちゃう飛躍的な発想を持っている人もいるわけで、
・うっせーよ、減っても数兆円あるテレビ市場(注1)がなくなったら、お前らも道連れだバカ!
注1、機器類で2兆円、広告で2兆円、ほか周辺産業もある。
なんて現実も見ておこうね、と大人なコメントを差し挟んでみたりする。
インターネット広告とモバイル広告を研究して貰おうという個人的(!?)な試みです。 あらゆる「シガラミ」「利害関係」を排除する目的で、ペンネームでの活動となります。ご容赦、ご理解下さい。
2012/10/24
2012/10/22
数字遊びは至る所に
数値を見ただけで思考を止めるな - 原田泳幸の「大きく、しぶとく、考え抜く。」 : 日経Bizアカデミー
http://s.nikkei.co.jp/ViejuC
記事は人事考課の話だが、実は、ネット広告にも同様のことがあてはまる。
SEOでもアトリビューションでも数値が基本だが、さて、その基準はなぜ作られたのか理解しているだろうか。そもそも、必要な指標なのだろうか。必要だとして、実態を正しく反映しているであろうか。
生活者の心に届かなければ、どんな数値も意味はない。
販促で言えば、買ってくれなきゃ意味はない。
ごくごく、当り前のことが数値管理によってねじ曲がってしまう。
もそもそ、何のために広告するのかという話がぶっ飛んでいるから、汎用指標で評価するというバカな話が通っていると思えてならない。
閑話休題。
気になっている人事考課の点数制だが、各企業とも何らかの形で導入していると思う。
が、ネット系の企業はそれだけで組織を回そうとしたら、確実に行き詰まる会社になる。
もう、いくつか出ちゃっているようだが、残念だ。
イノベーションが必要とされる世界で、日々の改善にポイントを与えるようなシステムは、まったく新しい視点の芽(人材としても活動にしても)を摘むことに気が付いていない。
今でも生き残っているベンチャー企業の記事をググれば参考になる情報はたくさんある。
一見、突飛な制度があるのは、マンネリ化していく会社にイノベーションが起こる「隙」を生み出すためなのである。
もちろん、管理は型にはめた方が楽だし透明性や評価の不満を押し返しやすい。
が、何のための組織であり人事評価なのだろうか?
これこそ、本末転倒になっているとは思わないのだろうか。
http://s.nikkei.co.jp/ViejuC
記事は人事考課の話だが、実は、ネット広告にも同様のことがあてはまる。
SEOでもアトリビューションでも数値が基本だが、さて、その基準はなぜ作られたのか理解しているだろうか。そもそも、必要な指標なのだろうか。必要だとして、実態を正しく反映しているであろうか。
生活者の心に届かなければ、どんな数値も意味はない。
販促で言えば、買ってくれなきゃ意味はない。
ごくごく、当り前のことが数値管理によってねじ曲がってしまう。
もそもそ、何のために広告するのかという話がぶっ飛んでいるから、汎用指標で評価するというバカな話が通っていると思えてならない。
閑話休題。
気になっている人事考課の点数制だが、各企業とも何らかの形で導入していると思う。
が、ネット系の企業はそれだけで組織を回そうとしたら、確実に行き詰まる会社になる。
もう、いくつか出ちゃっているようだが、残念だ。
イノベーションが必要とされる世界で、日々の改善にポイントを与えるようなシステムは、まったく新しい視点の芽(人材としても活動にしても)を摘むことに気が付いていない。
今でも生き残っているベンチャー企業の記事をググれば参考になる情報はたくさんある。
一見、突飛な制度があるのは、マンネリ化していく会社にイノベーションが起こる「隙」を生み出すためなのである。
もちろん、管理は型にはめた方が楽だし透明性や評価の不満を押し返しやすい。
が、何のための組織であり人事評価なのだろうか?
これこそ、本末転倒になっているとは思わないのだろうか。
2012/10/17
モーションビートとスパイアが合併してユナイテッド
モバイル広告のモーションビートがスパイアを吸収合併 :ベンチャーニュース:Venture Now(ベンチャーナウ)
http://www.venturenow.jp/news/2012/10/17/1933_018999.html
たぶん、二つの狙いがある。
あくまでも妄想なので、そのつもりで読んでほしい。
モーションビートはスマホに事業リソースを絞ったが、赤字のスパイラルから脱する見込みがない。
一方、スパイアは上場したいるがゆえに思い切った手が打てない。
で、どちらもDACの子会社。
だったら、合併させて課題解消を図ればいい。
という感じかな。
さて、問題はこの後。
「スマートフォンマーケティングのナンバーワンカンパニー」を目指すとしているが、
スマホマーケティング市場が成立するのか?という前提部分。
世の中はデバイスを問わない方向へ進んでいる。
いや、問うてもいいんだけど、じゃぁさ、タブレットマーケティングとか、およそ見えている状況の中で数年しか持たない「スマホ」市場にフォーカスしちゃうのは、せっかく上場廃止になるのにもったいないと思うわけよ。
これで、短期的な利益に縛られない成長を謳えるわけなんだから。
http://www.venturenow.jp/news/2012/10/17/1933_018999.html
たぶん、二つの狙いがある。
あくまでも妄想なので、そのつもりで読んでほしい。
モーションビートはスマホに事業リソースを絞ったが、赤字のスパイラルから脱する見込みがない。
一方、スパイアは上場したいるがゆえに思い切った手が打てない。
で、どちらもDACの子会社。
だったら、合併させて課題解消を図ればいい。
という感じかな。
さて、問題はこの後。
「スマートフォンマーケティングのナンバーワンカンパニー」を目指すとしているが、
スマホマーケティング市場が成立するのか?という前提部分。
世の中はデバイスを問わない方向へ進んでいる。
いや、問うてもいいんだけど、じゃぁさ、タブレットマーケティングとか、およそ見えている状況の中で数年しか持たない「スマホ」市場にフォーカスしちゃうのは、せっかく上場廃止になるのにもったいないと思うわけよ。
これで、短期的な利益に縛られない成長を謳えるわけなんだから。
2012/10/10
どうなる?スマホ広告市場は「おっき」せず
モバイル広告のD2Cがソーシャルゲームに参入する狙い cnet_japan http://japan.cnet.com/interview/35022837/
モバイル広告のモーションビート、2億5千万円赤字へ転落 ― 通期業績予想 :ベンチャーニュース:Venture Now(ベンチャーナウ)
http://www.venturenow.jp/news/2012/10/10/0916_018946.html
こういった記事が出てくると、口の悪い友人たちが「モバイル広告、ダメだったね」と過去形で言ってくれる。悲しすぐる・・・。
まだ、始まってないし終わってないんだよ、と呟いてみるが言い返す材料はない。キッパリ!
これでは元も子もないか。
原因は偉い人も語っていたりするので、正論ではなく異論を書かなきゃいけないんだけど、なんとも材料がないのが真実。
もう、ゲーム課金の収入に頼るしかないという方向で収束している気がしている!?
いやいや、ここは粘らないと。
とりあえず、広告枠で売る発想を捨てましょう。
なぜって、絶対的な媒体があって成立するものだから。
纏め売りしかできない媒体は薄利多売で、体力勝負。まぁ、資金が豊富ならやってみたいところだが、PCインターネットの結末を見る限り、国内では勝てるが勝ち続けるのは無理だろう。
媒体を作る?いや、創れるもんなら、もう作ってるって。
違う違う、相対化されたネットで広告媒体が成立しなくなっているんだから。
あ、この展開だと14年前に書いたことの繰り返しか・・・。
うーん、ごめん。
モバイル広告のモーションビート、2億5千万円赤字へ転落 ― 通期業績予想 :ベンチャーニュース:Venture Now(ベンチャーナウ)
http://www.venturenow.jp/news/2012/10/10/0916_018946.html
こういった記事が出てくると、口の悪い友人たちが「モバイル広告、ダメだったね」と過去形で言ってくれる。悲しすぐる・・・。
まだ、始まってないし終わってないんだよ、と呟いてみるが言い返す材料はない。キッパリ!
これでは元も子もないか。
原因は偉い人も語っていたりするので、正論ではなく異論を書かなきゃいけないんだけど、なんとも材料がないのが真実。
もう、ゲーム課金の収入に頼るしかないという方向で収束している気がしている!?
いやいや、ここは粘らないと。
とりあえず、広告枠で売る発想を捨てましょう。
なぜって、絶対的な媒体があって成立するものだから。
纏め売りしかできない媒体は薄利多売で、体力勝負。まぁ、資金が豊富ならやってみたいところだが、PCインターネットの結末を見る限り、国内では勝てるが勝ち続けるのは無理だろう。
媒体を作る?いや、創れるもんなら、もう作ってるって。
違う違う、相対化されたネットで広告媒体が成立しなくなっているんだから。
あ、この展開だと14年前に書いたことの繰り返しか・・・。
うーん、ごめん。
コカコーラのブランド価値の凄さ
アップルのブランド価値、前年比2.3倍でコカ・コーラに次いで2位に #宣伝会議 #アドタイ
http://www.advertimes.com/20121003/article88128/
iPhoneという商品を持ちながらも、コーラには勝てないというのが凄いと思う。
ランキングを眺めながら、ブランドは大事だと思えるだろうか?
ちと、具体的にブランド名を挙げられないが
・市場では凋落した
・赤字で叩かれまくっている
という企業であってもブランド価値は激減していない。
経験則として一般的な話で書いてしまうが、ブランド価値の効用は「企業にとって不利な時期」であっても顧客が見捨てないでいてくれることだろう。ただ、ブランド価値を損なう「不利」な事件は、企業体が崩壊するので要注意なんだけど、ある程度のクッションになってくれるのは確かだ。
リリースには、一部のブランドだけだが過去五年の推移が記載されているので、まぁ、そんなことを考えながら見てみるといいだろう。
http://www.advertimes.com/20121003/article88128/
iPhoneという商品を持ちながらも、コーラには勝てないというのが凄いと思う。
ランキングを眺めながら、ブランドは大事だと思えるだろうか?
ちと、具体的にブランド名を挙げられないが
・市場では凋落した
・赤字で叩かれまくっている
という企業であってもブランド価値は激減していない。
経験則として一般的な話で書いてしまうが、ブランド価値の効用は「企業にとって不利な時期」であっても顧客が見捨てないでいてくれることだろう。ただ、ブランド価値を損なう「不利」な事件は、企業体が崩壊するので要注意なんだけど、ある程度のクッションになってくれるのは確かだ。
リリースには、一部のブランドだけだが過去五年の推移が記載されているので、まぁ、そんなことを考えながら見てみるといいだろう。
mixiのユーザーファースト宣言
mixiが「ユーザーファースト」を宣言、「足あと」リアルタイム表示も提供へ -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121009_564993.html
実にすれ違いから一年以上、何もしないよりは良いのだが、離反ユーザーは戻ってくるのだろうか。
大方の予想は「否」である。
ちょっとした危惧も書いてあった。
もし、日々のユーザーサポートから声が拾えなくなっているのなら、その原因を突き止めて払拭しない限り、対策は対策にならないと思う。
サイレントマジョリティは「声なき声」であり、積極的関与はしてこない。
そして、彼らが過半数を占めるユーザーの実態だし、離反したユーザーはmixiにはいない。
そもそも、招待制だったわけで、コミュニティの質から考えると「足あと」などオープン直後に戻せばいいというものでもあるまい。
つかみ損ねていたユーザー像を見つめなおすことから始めた方が良いだろう。
本当に知っている人(実はこれが曖昧で、顔を思い出せなくても知っていることになってたりしてね)だけ繋がりなのか、そこも疑問だし。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121009_564993.html
実にすれ違いから一年以上、何もしないよりは良いのだが、離反ユーザーは戻ってくるのだろうか。
大方の予想は「否」である。
ちょっとした危惧も書いてあった。
ユーザーからの要望を聞くアンケートやインタビューなどを実施するとともに、11月第2週にはミクシィ主催による初の交流イベント「ユーザーファーストウィーク」を開催する。
もし、日々のユーザーサポートから声が拾えなくなっているのなら、その原因を突き止めて払拭しない限り、対策は対策にならないと思う。
サイレントマジョリティは「声なき声」であり、積極的関与はしてこない。
そして、彼らが過半数を占めるユーザーの実態だし、離反したユーザーはmixiにはいない。
そもそも、招待制だったわけで、コミュニティの質から考えると「足あと」などオープン直後に戻せばいいというものでもあるまい。
つかみ損ねていたユーザー像を見つめなおすことから始めた方が良いだろう。
本当に知っている人(実はこれが曖昧で、顔を思い出せなくても知っていることになってたりしてね)だけ繋がりなのか、そこも疑問だし。
2012/09/27
Viewable Impressions、ちゃんと見えているのか?
「配信されたインプレッションのうち、31%は無視されている」 話題の“Viewable Impressions”は誰にとって有効な指標か:MarkeZine
http://markezine.jp/article/detail/16233
良い目の付け所だ。PRではあるが。
だが、良いものは良い。
どうせなら、可視範囲に入らないケースを深堀してほしかった。
もともと、ネット広告は基本的な設計の部分で難儀な存在だから。
まず、ファーストビューの範囲外にあるケースはわかりやすい。
でも、それ以外の理由で見られないケースが想定できる人がどの位いるだろうか。
InViewの定義もどうかと思うが、疑問に思った人はどのくらいいるだろうか。
もし、一秒以上でないとユーザーは認識しないのであれば、サブリミナル効果を規制しているのはなんでとか、思わないかな?
突っ込みどころも沢山あるけど、素直に読めるなら、それも幸せか・・・。
http://markezine.jp/article/detail/16233
良い目の付け所だ。PRではあるが。
だが、良いものは良い。
どうせなら、可視範囲に入らないケースを深堀してほしかった。
もともと、ネット広告は基本的な設計の部分で難儀な存在だから。
まず、ファーストビューの範囲外にあるケースはわかりやすい。
でも、それ以外の理由で見られないケースが想定できる人がどの位いるだろうか。
InViewの定義もどうかと思うが、疑問に思った人はどのくらいいるだろうか。
もし、一秒以上でないとユーザーは認識しないのであれば、サブリミナル効果を規制しているのはなんでとか、思わないかな?
突っ込みどころも沢山あるけど、素直に読めるなら、それも幸せか・・・。
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