2012/03/23

パーソナライズが本当に一番重要か?

Adobe Digital Marketing Summit 2012:消費者はパーソナライズを求めている?――Adobeが示すマーケティングの“3本柱” (1/2) - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1203/22/news115.html

思わず反応してしまった。やるなITmedia。
「企業がデジタルマーケティングを行う上では、パーソナライズが重要だ。この話を聞くと、あきれて目を丸くする人もいるかもしれない。だが、今が昔と違うのは、消費者自身がパーソナライズによって優れたWeb体験を求めているということだ」(レンチャー氏)
という発言だが、モノの見方にもよるだけの話で、目くじらを立てることもないだろう。

波乗りペンギンなりに言い換えるとしたら、
「企業がデジタルマーケティングを行う上では、個人への配慮が必要だ。こんなことを言うと、またかと思う人もいるかもしれない。だが、今が昔と違うのは、消費者自身が特定されることへの恐怖と自分の正体を明かすことへの安心を求めているという事だ。」
とな。

どんなにサイト解析しても見えないことがある。
人の心は常にデータの隙間に落ち込み、裏側に痕跡を残すだけなのである。

twitterの広告商品説明

自社ブランドのリーチと露出を増やす、Twitter広告「プロモ商品」とは -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120323_520652.html

媒体説明会が無くとも、イケなくとも、これで情報は十分。
ただ、エンゲージメントという単位が、うーん、如何なモノかなぁ。
数年で使えなくなるような言葉じゃないとは思うが、単位に使うには違和感がある。
頭が古いというか堅いからかもしれない。

で、広告商品としては、よく作れていると思うよ。
商品価値と利用者体験を天秤にかけている。
そのせいで、広告主には有難くない部分(プロモツイートは、ほどなく消えてなくなるし・・・)があるけど、好感が持てるね。
枠発想を排除する設計をもっとして欲しいという欲も出てくるなぁ。

2012/03/22

GREEのグローバルAEは電通、ついでに提携

グリー、海外展開で電通と提携--PRや投資で協力  cnet_japan  
http://japan.cnet.com/news/service/35015399/   

つまり、なんだぁ。
グリーから貰った広告費は、一部を投資に回そうという事か?
モバイル分野におけるベンチャー投資、ソーシャルメディアでの広告事業の共同展開」と発表している所から見て、電通デジタルホールディングスと本体のデジタルビジネス局が絡みそうだ。

こういうところはDeNAよりグリーが上手いなぁ。

電通マクロミル


電通マーケティングインサイトとマクロミルの合弁で新会社「電通マクロミル」を設立
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf/2012031-0322.pdf

あんまりリサーチは興味ないんだけど。(笑うところだよ)
電通はどんだけリサーチ系の会社を作るんだろうか。
最終的には統合されていくんだろうが、ネットリサーチは外部委託が基本だっだけに合弁でノウハウを貯め込んで、何かしたいんだろう。
出来るかどうかは別だが。

2012/03/21

ソーシャルプラットフォーム事業者連絡協議会

GREEやDeNAなど6社、ソーシャルゲーム利用環境向上のための協議会設置 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120321_520184.html

あわてて作った感、満載の集まり。
実効性は低そうだ。

執事のヒツジ、スマホデビュー

ドコモの「iコンシェル」、22日よりスマートフォン対応に - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120321_520157.html

だからドコモは残念なんだよ。「しゃべってコンシェル」と一体化してなかったら、意味ないだろ。

mixiモール、正直すぐる・・・

ミクシィとDeNAによるソーシャルコマースのmixiモールは今日からスタート  techcrunch  
http://jp.techcrunch.com/archives/jp20120321mixi-mall-launch/

ある意味、衝撃の告白。
「いつまでたってもコマース事業が開始できないから、今回のようにまずはすぐに開始できる形でスタートさせたのだという。」
って、素直に答えている。
ま、ここに至って取り繕わなかったのは潔しとしよう。

が、一方では見切り発車だけに不安は大きい。
試しにある商品の「気になる」をチェックしてみると、マイページに「あなたのきになる!リスト」が作られてアイテムが入る。
うん、それで!?
コメントを入れると友人へ知らせることができる・・・と?
横にFBとかtwitterとかg+ボタンがあるってことは、拡散は他でやれということか。

そもそもソーシャルコマースが定義されていないので、戦略も戦術も手法もありはしないということだね。

【追記】
真のソーシャルコマース目指す、「mixiモール」が共感消費を生み出す仕掛け -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120321_520083.html

当たり障りなく記事になっているのはこちら。
もう、遅いけど…。