データプロバイダーによるエージェンシー設立・買収が始まる——業界人間ベム「2015年広告業界7つの予測」から by 横山隆治 アドタイ
http://www.advertimes.com/20150119/article180007/
横山さんの予測は、業界で参考にする人がたくさんいるので今更のネタだろう。
つーか、この予測に何か言える業界人が少ない(僅かにいる)のだけどね。
で、この記事を読んで真っ先に思い出したのが、経営コンサルがマーケティングから切り込んで、広告業界に進出しようとしたができなかった件。
その後、アクセンチュアが果敢にメンバーズと提携して、Web業界に進出したが知らない人が多いよね。
経営コンサル会社が広告会社と戦えなかった原因については、各社色んな見解があったようだが、数社のアソシエイトクラスの方と話した(10年以上も前になるが)記憶をたどると、「クリエイティブ」分野が全く攻略できなかったところにあると聞いた希ガス。
財務や販売などの業務基幹系の分析から戦略立案、その辺りは広告会社が全く歯が立たないんだけど、お互い様だね。
脱広告会社とか波乗りペンギンもネタとかタイトルに使うが、具体的には「何から」離脱しなきゃいけないのか解放されなきゃならんのか、コアなところが問題で、裏返すと広告会社の真の存在意義(コア・コンピタンス)って何なのかという、青臭い話が必要なのね。
それがあっての、次世代であり進むべき道だと思うのよ。
青臭い議論が無いままに、理念とか理想とか作ってしまうと、現場とのズレがハンパないのね。経営側と社員の意識の摺合せが出来てないって事ね。
これは置いといて・・・。
話を記事に戻すと、データプロバイダーが進出してきても同様の結果になると思う。
まだ、Webだけで完結する会社は多くない。
レッドオーシャンに突っこんできても、攻略に時間が掛かれば企業体力は削がれ、マーケットがシフトする。
データプロバイダー以外からの侵攻が厳しくなったりしてね・・・。
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