2014/12/05

2014振り返り、ポップアップ広告開発者の懺悔

ポップアップ広告の開発者が謝罪--「最も嫌われているツール」  cnet_japan
http://japan.cnet.com/marketers/news/35052472/

ちと、お仕事で2014年を振り返っているついでに書いてみる。

ネタ元の記事だが、ポップアップ広告の開発者が意図と違ったという説明を試みたらしい。
いや、それ、言い訳・・・にもなっていない。

ポップアップ広告の日本上陸阻止を果たした波乗りペンギンだが、
広告として認めたくなかった商品形態の一つに過ぎなかった。
他に、全画面広告もあったが、スキップ機能を搭載したので阻止キャンペーンは張らなかったけど、ネット広告が邪魔で面倒で嫌われる存在にして欲しくなかっただけなんだ。
広告と分からない表示形式とか、紛らわしい(FTCからリスティング広告が指摘されている)のとか、そんな感じだ。
短期的な収益とか、対処療法的なサービスは、得てして本質を捕えていないことから、全く逆の結果を導くことがある。
ネット広告は年間取扱総額は拡大しているが、単価は下落する一方だ。
何も新しい価値(それをイノベーションと言い換えても良いが・・・)を生んでない、と断罪されてしまえば言い返せない。
効果測定ツールも自動取引も、広告そのものの価値は何も変えていない。

これは、バナー画像がアニメになって、動画になっても変わらないんだろうね。

みんな組合せとか仕組みとか変えて、
上手いこと儲ける会社や人が多いけど、
それで何年先まで持つのかなぁ。

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