ドコモ、アプリ会社にネットワークへの配慮を「お願い」 通信障害対策の一環 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/21/news106.html
何だがバカっぽい展開だ。こんなことは随分前から指摘されていた。
そもそも、iモードが生まれた背景にはネットワーク負荷の低減とか織り込まれていたわけで、コントロールできないスマホの時代を甘く見ていたんだろうね。
所詮、インターネットの世界は身を置いた者じゃなきゃ分からないか…。
夏野さんがまだドコモに残っていたら、おそらくなかった事態の一つだ。
彼はハイパーネット出身だから。
で、もう一つの失態がビジネス的な環境整備を怠ったこと。
もっと、スマホのビジネスコミュニティにコミットして置けばよかったものを、全く持って内向きで土管や根性丸出しだから、物事の一面しか見ることができてない。
企業体質だし、言うだけ空しいが、この状態ではお願いされた700社がどこまで協力するだろうか?
ムリだと思える。
だって、質が落ちるもん、金にならないもん、義理ないもん。
通信トラフィックが発生して儲かるのはキャリアだけだもん。
別にキャリアポータルでアプリを紹介されなくても、支障ないもん。
このままキャリアが根を上げてパケット定額制の廃止を宣言するまで
自分の首を絞めるSAPはいないだろう。
そう、究極的な対策は従量制の採用しかキャリアには選択肢がない。
そうすれば、SAPは通信トラフィックを抑制せざるを得なくなくなる。
何しろ、通信費の掛からないアプリをユーザーが求めるからだ。
【追記】
通信負荷への懸念高まる、GSMAがアプリ開発のガイドライン発表 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120228_515096.html
ということで、世界レベルのガイドラインとしてアプリの通信制御を低トラフィックにしようとしているが、あらGSMAなんて馴染みないよね。
SAPがGSMAのメンバーなら可能性はあったんだけど。
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