2011年「日本の広告費」、2.3%減の5兆7096億円 後半に出稿回復 #アドタイ
http://www.advertimes.com/20120223/article55501/
電通のサイトを見て読めばわかる程度の記事。
あくまでも推計なので、どこまで現状を表しているかは別問題。
わかってるよね、そんなこと。
で、広告費全体が縮小しているのは確かだが、ココに問題がある。
いまの広告会社は狭義の広告、媒体社のスペース(広告枠なり企画枠)を販売するだけでは収まらない事業領域が拡大しているので、推計時の考え方が追い付いていない部分もある。
結局、無理やり旧来の枠に費用計上してたりしてね。
まぁ、善処を望もう。
さて、ネットベンチャーの業績発表を裏付ける推計結果となっている。
●モバイル広告は、1,168億円 前年比97.3%。
ダウントレンドはフィーチャーフォン向けモバイル広告。
スマホ端末の伸びに比例して縮小中。
もう、流れは誰にも止められなかった。
●インターネット広告制作費は、1,873 億円、前年比 112.2%。
スマホ対応で制作は大変。
今までPCサイト制作系とモバイルサイト制作系で領域が分かれていたが、スマホで垣根はなくなった。が、ノウハウは蓄積されていない所が多く、広告主の不安感を拭いきれないまま、とりあえず作っている状況。
まぁ、歴史は繰り返すんだけど、ね。
広告会社側の環境変化を裏付けたのは
「 インターネット広告費の媒体費は、6,189 億円)、前年比 101.8%」
とネット広告媒体費が伸び悩んだこと。
これは、どーゆーことかというと、
テレビ広告費が「。7-9 月期には 2008 年以来、12 四半期ぶりに前年比増
となり、スポットの早期回復が 10 月改編にも好影響を与える形となった。」
ために、広告会社の営業側の意識がネットから離れたのが大きい。
この後、一部の広告主も「やっぱテレビだよ」という反動もあって、年度末もスポット満稿に繋がっていく。
どんなにデータが取れたとしても、それは認知の短期獲得はテレビという認識は覆せなかったという事だ。勝負はリアル店舗だったという事だろう。
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