2007/06/20

インターネット広告業界も狭し

2年に一度、定期異動の様に転職するネット広告業界であるが、10年以上も棲んでいると再会も珍しい事ではない。
中には、二度と会う事がないと思った人も多いと思うが、5人も辿れば大統領にすら繋がるのだ。
メインプレーヤーは多いわけじゃない。
網は張られているのだ。WWWだ。

さて、久々の再開は、名刺交換から始まるわけだが、みんな立派になっている。
大きな会社にいたり、起業したり、企業グループに発展したりと、重責を担っている。

でも、どこか寂しげである。


話し込むと分かることだが、言えないことが増えてしまったのだ。
立場もペーペーじゃないから、挨拶代わりにバカな話も出来ないし軽口もたたけない。
こっちは、全然構わないんだけど。(笑)

それと、分からないことを分からないと言えない立場でもある。
辛い・・・けど、役回りとして知った振りして進めることになる。
で、迷走しちゃう。

その果てに、波乗りペンギンがパックリ口を開けて待っていたりする。
いらっしゃ~い。♪

常識に囚われないという事は、社会ルールを無視して良いという事じゃない。
誰かを犠牲にした事業は、必ず報いを受けるもの。
生活者は企業が思う以上に繊細で賢い。
事を起こす前に、話せば見えてくることもあるって。

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