2012/11/15

ビックカメラ+NRIでO2O

位置や天気、購買履歴に応じたクーポンをスマホに自動配信――ビックカメラが実証実験 - ITmedia プロフェッショナル モバイル http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1211/14/news083.html

発想としてはアリの企画なんだけど、単に送り付けるだけだと長く持たないのよ。
え゛、いや、言い過ぎた。
がんばろう、日本!

ポイント会員の場合は、ポイントを貯めるという動機づけが強い場合、また、購買への意欲が高まっているなどの前提条件が「もろもろ」導けるものとして、効果は高いだろう。
すごい!

だがしかし、この不況期。
いくら「だったらヤマダ電機さんで買ってくださいよ。」的なオーラを出されようとも値引きをしつこく迫るご時世、うん、そのクーポン使うと競合他店より安いのかよと思うのが一人の消費者としての感想。

ここのところ、必要に迫られて買ったり、また買わなきゃいけない状況なんで真剣なんだけど、もうね、収入が増えないのに出費ばかり増えるものだから、価格コムで調べてからビックカメラとヨドバシカメラとヤマダ電機をポイント含めて値引き交渉三昧。
恥ずかしいとか、もぅ、カンケーないのよ。

ちなみに、3社間でヤマダ電機1勝、ビッグカメラ1勝、ヨドバシカメラ0勝。
ま、ビックカメラの1勝はヤマダの在庫切れという敗因だけどね。

蛇足ついでに、食品を中心に日用品はOKストアが常勝。
ただ、ナショナルブランドだと品物がないケースがあって、次点が西友。結構、価格は頑張っている。
エブリデー ロー プライス!!
※他、イトーヨーカドー、長崎屋、ドンキホーテ、京王ストア、ダイエーグルメシティ、ピーコック、いなげや、オリンピックが同一商圏内にある。


てなわけで、どうせ買うなら今!という流れが作れれば、おK。
まぁ、それでも波乗りペンギンは競合店舗を調べるがな。

2012/11/14

海外の配信も課税へ、しかし根深い

音楽など海外の配信企業に登録制 消費課税漏れ防止  :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/ZEc74G

音楽や電子書籍、という事になっているが、忘れてないか?
税金ではないが、似た関係で揉めたのがこれ。

ヤフー、メール内容とマッチングした新広告実施へ 総務省と折衝大詰め - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1208/27/news035.html

これも、海外は適用されないのは不公平という話。
そこで、新経済連盟で楽天とヤフーが袂を分かっているという事実。

・・・。

コンテンツの配信について海外も課税されるなら、広告もだよね。

2012/11/13

現場でよくある話「それ、私の仕事になるの?」

上司VS部下:第4回 部下の「それって僕の仕事なんですかねえ」という発言は許されるのか | BPnetビズカレッジ | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20121031/328814/

苦笑いしながら読んだ。
これ、「あるある」だ。

基本的には信頼関係がないから起きることだと思っている。
波乗りペンギンも担当違いぐらいなら黙って引き受けるが、「それ、立場違うだろ!」というのは抵抗勢力。(笑)

あと、執筆に関しても基本拒否。
だいたい、依頼してくる媒体は「あなたの立場で、どのように考えるのか?」という趣旨で来ているんだから、それ部下にゴーストライターやらせたらダメでしょ。
あんたの意見は無いのかよ!
って、まぁ、日本の中管理職なんざ、下手に自分の意見を持っていると昇進できないから仕方ないんだけどね。(爆)

で、「何が狙いで俺に?」なんで聞いた日にゃ、「できるだろ?」って答えしか聞いた事ねぇよ。
だから「やりたくない。(希望)」という展開になり、「やれ。(業務命令)」という結末に落ち着くわけだ。

もちろん、取り扱い方を知っている人は「やりたい?」とか訊いてくるわけで、
不覚にも「やるやる♥」という返事をしてしまったことも少なくない。
この辺、海千山千の人物に掛かると、波乗りペンギンもイエスペンギンなのだった。(哀)

Win8は価値が違う?

年末商戦に期待、Windows 8と競合OSは「バリューが違う」と樋口社長 -INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121113_572523.html

何のこっちゃと思ったら、オフィスソフトの資産のことね。
うん、確かに一理ある。AndoroidOSなら。
だが、大概のファイルはiOSで読み込める。
iOS版のオフィスもある。
コスト(手間もある)の面だけだ。

で、業務用じゃなくて家庭となれば障壁は一気に下がる。
すでにスマホとタブレットがiOSなら、そもそもPCが要らなくなったりして・・・。(笑)

国内もDRMフリーで音楽配信

「レコチョク」PC配信スタート 全曲DRMフリー、320Kbps配信も - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/12/news102.html

先にSMEがiTunesで配信したので、国内対応も追随というだけの話だ。
永かったが、遅すぎた。
スマートフォンやPCで購入した楽曲は、スマートフォン、PC、タブレット、ウォークマン、ニンテンドー3DS(12月から対応予定)などデバイスを問わず10台までの機器(フィーチャーフォンは除く)で追加料金不要でダウンロード可能だ。

しかし、対応デバイスが沢山なのは評価するが、10台って何よそれ。
数年で10台は超えてしまうがな。
どれも数年おきに買い替え(したくなくても、サポート終了やパーツ寿命で壊れる)があるしな。

2012/11/09

ソーシャルゲーム協会

業界一丸で健全化を、GREEやDeNAなどが「ソーシャルゲーム協会」発足 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121108_571729.html

6社連絡会が団体に発展したもので、完全に規制対応のために作られた政策対応団体。
事務局長が中村伊知哉さんというのもポイントね。手広いな~、伊知哉さん。
相変わらず和服だし、気さくな方でもある。(何度か仕事で会ってるけどね)

で、実はソーシャルゲームはオンラインゲームの中でも特殊で、取り組みの切り口がなかったという経緯がある。今回は、規制という切り口ができたのが良かったわけだ。誰にとって?それは考えてみて。波乗りペンギンは何も知らんがな。広告じゃないから関係ないし、ね。

そんでもって、これが機能するのかどうかという記者の突込みが入っているが、最低ラインにそろえるという意味では機能するだろう。だが、問題は業界自主規制は「自主」であるという事で、大手が率先して規制するスタンスでない限り、利用者の保護は限界がある。

側面には、最早ソーシャル、ソーシャルゲーム、といったカテゴリーの中でプライバシーもセキュリティも不正も収まらなくなっている。
なんで、中村伊知哉さんが事務局長なのかとニューメディアリスク協会の理事長をやっている方がと思ったりして、実は、俯瞰してみるとある流れがそこにあったりして、大人になりきれない波乗りペンギンはうかがい知ることのない領域なのであった。

【追記】2012.11.14.
火花散らすDeNAとグリー ソーシャルゲーム協会に暗雲  :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/RBcqtF

有料記事なので、中身は契約者しか読めないのだが、新さんが手厳しく突っ込んでる。
至極もっともな指摘でもあるので、お金に余裕のある人は読んでもいいだろう。

ヤフーの全方位外交

ヤフーとグリーの提携はゲームにとどまらないエンターテインメント分野の提携、JVの設立も視野に  techcrunch
http://jp.techcrunch.com/archives/jp20121108yahoo-gree-alliance/

まぁ、それぞれのチャネルでナンバーワンと組むんだったら、矛盾はないか・・・。
いや、おそらくソーシャルゲームの次を作る時期だという事だろう。
ゲームだけでは美味しくない。
ゲームからキャラクター、キャラクターからストーリー、ストーリーからテレビ、テレビから映画、というラインを探るのだと思う。
ポケモンとかドラクエとか先例はあるし、エロゲーからコンシューマー機、コンシューマー機からスマホ移植、グッズ化やイベントに繋げるのもありだ。
グリーの定款変更によって、実は多岐にわたる事業が可能になっている。
ゲームキャラのコスプレをしたカフェ、リラクゼーション、そんなことも可能なんだな。

【追記】2012.11.12
DeNAもヤフーとの業務提携拡充を発表 サービス連携をスマホに拡大 - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/09/news078.html

ということで、「あれ、ヤフーさん私をお忘れですか?」というDeNAとの緊急折衝により、提携強化発表となっているのだが、なかなか強かなやり方だ。
おそらく、「組む相手はほかにもいるんですが、何か?」というすまし顔のヤフーが裏側にいるに違いない。スマホに活路を見いだせなかった時代に、頭下げて提携したヤフーにしてみると形勢逆転といった感じだろう。そりゃ、死ぬ気になればヤフーは強い。爆速で道を踏み外そうとも、巨大な顧客基盤を一気に加速させた時の勢いというか迫力がある。

また、プラットフォーム間の競争は規模の競争でもあり、ヤフーは二つの領域を手に入れたわけだ。賭けとしては、DeNAが提携解消してグリーだけになるという喧嘩別れもシナリオとしてあったはずだが、たぶん、これはMobageがPCにルートがないという事と、一気に失った売り上げをカバーできるほど海外で儲かっていないという事情を見越していたはずだ。
何しろ、喧嘩別れなんて子供みたいなことしたら、株主に説明するのが大変な事態だ。

しかし、mixiが再浮上してくるとDeNAはグリーに対抗するだけでなく、蹴落とすこともしなければならない。なかなか、大変である。