2007/10/23

広告のない未来

ちょっと発想を転換してみる為に、企画発想手法の一つを使ってみる。
広告のない未来があるとしたら、どんな未来なのか。
邦訳されたSFにもあるので、それとは違った角度で考えなくちゃいけないのだが、意外と難しい・・・。

難しいという理由は
・広告って何?
という基本的なところで設定が出来ない。

いきなり定義も出来ないので、具体的に考えてみる。

・テレビのタイム(提供)は広告。
・新聞や雑誌だと、PRとか広告とか記載してあると広告。

うっ、詰まった。

・テレビのスポットは、どうやったら広告と識別できるのか。
・新聞や雑誌だと、全面などページ単位の場合は、どう広告と識別するのか。

さらに、

・番組タイアップ、協力、商品提供は広告なのか。
・記事体広告、編集タイアップ、情報提供、プレゼント情報は広告なのか。


この辺りになるとプロでも境界線は一定ではないはずだ。
媒体、広告会社、行政、司法、消費者、視聴者で見解は全く異なるはずだ。

とすると、誰の視点を持って、どう整理すればいいのだろうか。
消費者視点であると、厳しいことは予想されるが、果たして広告ではない事が重要なのかどうか、怪しい気もする。

いかん、袋小路に入った。
振り出しに戻して、主観的に設定するしかない。

※法律に詳しい人は、薬事法とか健康増進法にある広告の定義や省令による解釈、判例を持ち出すのだろうが、その議論は法廷で。

話を進めよう。
商品のラベルに事実以外の記載は出来ないし、メディアに商品名を出すこともダメで、店頭に並べるだけか、サービスならば問い合わせや来店がない限り顧客に接触してはいけない、としよう。
掲示板や口コミも、当然出来ない。する場合は、記名が原則で本人確認がされなければならない。
その発言は中央政府が管理し、言語および行動解析によって矛盾が発見された場合は、銀行口座などが凍結され財産が没収され公民権が停止される。(POSデータ、決済ID、接続ID、電子チケットやGPSの移動記録などデータは既にある)
プライバシーはない。
アンケートやテスト販売も禁止。(広告キャンペーンの紹介になるから)

さてと、どうやって消費者は商品やサービスを知る方法があるのか。
現在でもあるものを発展させて考えてみる。

国民生活センターで比較、分析したデータを参考にする。
自分で使って判断する。
なんらかの機関が認定した商品やサービスから選ぶ。
安い物を買う。
高い物を買う。
ほどほどの物を買う。
上場企業の商品を買う。
・・・。

想像力が足りないようなので、再考する。

2007/10/19

ブーメラン効果

大した話では無いんだけど、
数年前にアイデアベースで話していたものが、
気が付くと実現されて、
戻ってくる事がある。

もちろん、その最初に波乗りペンギンが後ろにいたことは、誰も知らない。
なので、知らないフリをして、当初の計画段階で埋もれたアイデアを出すと、凄いビックリされる事がある。この瞬間がたまらない快感。

今聞いた話でアイデアを出せるなんて、本当は在り得ないのだけど、もともと絡んでた話だっていうことが言えないだけに、ちょっと申し訳ないところもある。
どうでも良いことだけど・・・。

2007/10/17

広告に頼らなくていい第4の柱

酒も飲まず早く帰って何してるですか・・・と、初めて訊かれた。
別に秘密にしてないが、こうしてブログ書いたり記事を読んで自分のサイトに貯め込んで、アーでもないコーでもないと夢想している。
テーマはここ数年変わっていない。
4番目の収益源を探しているだけ。

ちなみに、現在のネットビジネスの収入源は、過去何度も書いているように大別して3種類しかない。
1.広告
2.通販
3.課金
である。

そう、次が無いのだ。
既に十年経つが、次へのヒントも無いのだ。
うはははははは。
見つかったら、広告は要らない・・・たぶん。

広告が不正行為として法的に禁止されたら

ネット系のメディアというか事業は壊滅だろう。
もちろん、収入の道を絶たれたCGMとかSNSも無くなる。
広告会社も壊滅。
広告主も非合法化される。
そして、国営以外は、成り立たなくなるという世界が待っている。

そうなると、波乗りペンギンも失業だな・・・。

2007/10/04

凹む

広告が迷惑になっていく昨今。
自分も迷惑なっているんだなぁ・・・と凹む日々。

空しい。

2007/09/16

広告会社の人事評価

やってみたいことの一つが、広告界者ならではの人事評価だ。
残念ながら、運用が難しいので実現されていない。

基本原則は至って簡単である。
1.評価に値する実績がない場合は現状維持。
2.直属の上司が評価した場合は、一段階アップ。
3.他部署の評価が高い場合は、二段階アップ。
これだけである。

理由もシンプルになる。
評価者は神ではない。全てを知ることは出来ない。
ならば、加点法で考えるのが基本。(疑わしきは罰せず)
当然、他者からの評価は高くするべき。
ましてや、他部署となれば業務報告以外の功績がある。
汲み取るべし。

以上である。

ところが、経営的には人件費が掛かる。
降格しないからだ。
でも、それは嘘。
採用の時に見誤っていたからに過ぎない。
その責任を負いたくないから、降格するだけの話だ。
人を見る眼がないのを責任転嫁しているのだ。

人を活かすのは、マネジメントの基本中の基本。
それが出来ないからって、放り出すのは無責任であろう。
それこそ、高い給料と社内権限を有する資格がないわけだ。

広告は人材が競争力の源である。
人財ともいわれる。

そこを真剣に考える経営者、役職者がいらっしゃれば、波乗りペンギンとしても粉骨砕身でお手伝いしたいと思う。

2007/09/13

金の卵を生むかどうか

雌鶏と卵があってこそ。
どっちが先かという話は、ドーデモ良いと思う。

ただ、
媒体があって、広告が成立するのは史実です。
モバイル広告も例外なく。