2007/08/15

ペルセウス座流星群

8月13日の深夜がピークとは知らずに、視界の片隅を鮮やかに横切った流れ星に気が付いて、妙に感動した。(小泉前総理風)

視覚的には、一秒足らずの光りの軌跡にしか過ぎない。
動かず光り続けていれば、夜空の星々と何の違いも知覚できない。
しかし、光が尾を引いて夜空を横切っていくだけで、ナンデ感動するんだろうか。

さて、インターネット広告のバナー型に置き換えて考えてみよう。
リンク先のページには流星群のような広告が沢山あるが、感動した記憶がないほど御無沙汰である。
大きくてもフラッシュでも音が出ても、鬱陶しいだけだ。

何か大事な事を知らずに、広告を垂れ流している人間が多い気がするのだが・・・。
気のせいか?

2007/08/07

プロモーションの中にある

営業も広告も同じ範疇だろうという話は良くあって、販売促進が中間的な存在として持ち出されることが多い。違いがあるのか、あるとするとボーダーラインはどこだという事になる。
コレは広告の定義がないと線は引けないし、誰も引きたがらないだろう。(笑)

波乗りペンギンは単純に線を引いている。
売れた結果が金になれば営業、つまるとこ販売。
その横で呼び込みをしているのが販売促進。
その商品またはサービスの元売がカネを出して盛り上げているのが広告。

この基準だと問題なのが、
成功報酬は全て販売になること。
プロモーションであっても広告じゃないと言える。
しかし、売れない営業は広告になるという、屁理屈が成り立つのも問題だったりして・・・。

2007/08/05

小脳仮説とスーパークリエイター

広告業界ではヒットを量産しているクリエイターが、極一握り存在している。
このブログでも別の言い方で取り上げてきたが、アカウント・プランナーという職種だ。

彼らの秘儀を学ぼうとする試みもたくさんあるが、成功した例は聞いていない。

そんな中で、一つの記事に引っ掛かった。
直感思考を研究するというものだ。

あるものを学習したり、考えると、大脳に観念や概念、思考のモデルが形成される。これが小脳に内部モデルとしてコピーされ、別の問題に対しても、小脳がモデルを使って考え続けるようになる。ところが小脳の思考は本人には意識されないため、直感思考としてあらわれる──というのが小脳仮説の骨子だ。

これが本当であれば、説明が付くことが多い。
短期的なセミナーや著書を読んだだけでは、スーパークリエイターの思考は学べない。
恐らく、広告業務以外の思考体験がモデル化されている場合、演習や実務を通じて得られるのは直感思考というブラックボックスを通過した結果だけだろう。

転じて、企業文化とも言われる思考様式や行動を身に付けるのも同様ではないだろうか。
小脳研究の世界的権威である伊藤正男氏をググると、「生命誌」27号(JT生命誌研究館)の記事が読めるので引用すると

小脳の学習では、考えていた結果にならなかった時に、間違っていたという誤差信号を送るのです。練習を繰り返すたびに、誤差信号が入ると、間違えたときに働いている回路が抑えられ、うまくいった時の回路だけが残る。
とあるので、先輩にビシビシと間違いを直され、身体で覚えさせられた思考様式は職人的な世界だけでなく、通常の企業運営の中でも大事なのだろう。
しかし、ベンチャー企業においては創立精神の継承と最適化の間で、思考様式そのものを変化させていくために、何が間違いだったかという抑制をする存在が要になりそうだ。

2007/08/02

調べては考え、打ち込んでは消去する

議事録は要約するだけなので、なんの創造力もいらない。
業務知識さえあれば、波乗りペンギンだって出来る。

しかし、物事の方向を決める書類作成は、昼間居眠りするほど追い込まれる。
シングルタスクなので、考えが纏まるまで夜も睡眠も関係なくなるからだ。

昼間バッチリ複数の案件をこなして熟睡できる人は敵だ!(笑)

2007/07/18

問題なのはインターネット視聴率じゃない

2007年6月からインターネット視聴率の測定法が変わった。
正しくは、考え方をインターネット視聴率調査会社が変えたのだ。
しょうがない、ビジネスだもんね。

でも、機械で測れるものには限界がある。

2007/07/16

naminoripenguin in セカンドライフ


本格的に始めて3日目。

これは楽しい!

リアルで踊ったら病院送り間違いなしだが、ここならメタボな波乗りペンギンでもOKだ。

で、その一コマを・・・。

2007/07/11

広告は直球

ネットワーク化が進み、人の意思疎通がデジタル化され、実はいろんな経験則が正しいと思われる今日この頃。皆は、インターネットに格言は無用だと考えるだろうか。

雄弁は銀、沈黙は金(カネじゃないよ、カネじゃ・・・)。
語るに落ちる。

言いたい事だけ言うとなると、広告は最もストレートだ。
とにかくチカラ押しで剛球を無理やり放り込む。
もちろん、この手の広告は嫌われることが多い。
表現としては、連呼型といわれる。
あの、商品名やコピーを何回も何回も押し出すタイプ。

一方、最も高度なのは「言わずとも知れる」事。
問い合わせがあれば広報が答えるけど、必要以上に言わない。
こっちは、打たせて捕るので、守備が大事。
大体は信用一番のイメージ型になる。
良く分かんないブランド広告がそう。

両方をうまく使おうとしたら、非常に鍛錬が必要だ。
宣伝部と広報部は分けなければならない。
しかも、広報には潤沢な予算と人員が必要だ。
ほとんどの企業が間違うのはココだ。
広告に予算と人員を割いても、広告で売るのは名前だけである。
実際に商品やサービスを売るのは営業だから、営業が売りやすい環境を作るのが大事ではないだろうか。

これ以上は、黙して語らず、と。