2012/03/26

モバゲーでアドウェイズと提携

DeNA、アドウェイズと戦略的提携に合意
http://dena.jp/press/2012/03/dena-25.php

ということで、グリーと電通が提携したのに規模で比較にはならないが、アフィリエイトで失った収益も大きいので回復したかったのかと推測。
たしか、もともとモバゲーはD2Cとスパイアが広告窓口だったはず。
なのにアドウェイズに優先的な広告枠や待遇を与えるという事は、何かがあったとしか思えない。社会問題化しているケータイゲームのサイトだけに、腹を探りたくなる所。

せっかく球団を手に入れたDeNAだが、維持には広告販促費を投入しなければならないし、グリーとの競争には勝つために広告販促費は削り過ぎるわけにもいかない。何しろ、グリーは球団を持ってない分、広告や投資や開発に数十億単位で投下できる余裕がある。

その辺りが臭いかな。

Facebookで分かる傾向

最もカップルが誕生しやすいのはバレンタインとクリスマス~Facebook調査 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120326_521508.html

興味深いデータではある。
バレンタインやクリスマスのイベントは、宗教的な催事ではなくなっていて、男女の交際に関わる要素となってしまっている。日本でなくても…ね。

ここで、似非マーケターがやらかすことは決まっている。
交際ステータスの変更に合わせて、広告を送りつけようとすることだ。
やめておけ、これは非常にセンシティブなプライベート情報である。
情報が正しいとしても、間違っているとしても、送られた本人には「余計なお世話」となる可能性がある。送る側として「小さな親切」であったとしてもだ。

2012/03/23

購買証明マークでレビューの騙りを防ぐ

アマゾン、実際に商品を購入した人のレビューに「証明マーク」表示  cnet_japan  
http://japan.cnet.com/news/service/35015443/

これはありがたい気がする。
食べログも「飲食証明マーク」を作れればいいのにね。

スマホにソーシャルはご飯に味噌汁

スマホユーザーの10代男女と20代女性の6割以上がSNS利用  cnet_japan 
http://japan.cnet.com/news/society/35015440/  

単なる調査なんでタイトルだけでも味付けをしてみる。

で、スマホでこれだけの人がソーシャルにドップリだと、もう、他のコンテンツは要らないんじゃないかと思えたりして怖い。
実は、ソーシャルとはネット上の井戸端会議ではないかと疑っているのだが、誰も賛成してくれないので独り言として思い出の一ページに挟まっている。
いやいや、とくに草食男子のルツボガが高い比率である点を重く見たわけだが、どこぞのウェイトバックはしてないぞ。調査自体は人口比に合せてウェイトバックしてあるので、なかなかやるね!という参考に値するものだ。

一般的には案内広告に分類されるアプリ

iPhone向けクラシファイド広告サービス「PRList」。目標は100万DL :ベンチャーニュース:Venture Now(ベンチャーナウ)
http://www.venturenow.jp/news/2012/03/22/2002_017759.html

気持ちは分かるという事でピックアップ。
このアドイノベーション株式会社は儲かっているのではないかと思わせるような余裕の浸透策も天晴なんだけど、そもそもアドネットワークから得られる収益を知らん会社ではない訳で、どーなのよという突っ込みたい衝動が抑えきれない。
仮に100万ダウンロードを達成したとして、昔あったリクルートの「じゃまーる」のアプリ版でしかない訳で、どんなイノベーションが起きるのか想像力が無いので分からない。
ともかく、頑張れとだけ言葉を贈っておこう。

パーソナライズが本当に一番重要か?

Adobe Digital Marketing Summit 2012:消費者はパーソナライズを求めている?――Adobeが示すマーケティングの“3本柱” (1/2) - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1203/22/news115.html

思わず反応してしまった。やるなITmedia。
「企業がデジタルマーケティングを行う上では、パーソナライズが重要だ。この話を聞くと、あきれて目を丸くする人もいるかもしれない。だが、今が昔と違うのは、消費者自身がパーソナライズによって優れたWeb体験を求めているということだ」(レンチャー氏)
という発言だが、モノの見方にもよるだけの話で、目くじらを立てることもないだろう。

波乗りペンギンなりに言い換えるとしたら、
「企業がデジタルマーケティングを行う上では、個人への配慮が必要だ。こんなことを言うと、またかと思う人もいるかもしれない。だが、今が昔と違うのは、消費者自身が特定されることへの恐怖と自分の正体を明かすことへの安心を求めているという事だ。」
とな。

どんなにサイト解析しても見えないことがある。
人の心は常にデータの隙間に落ち込み、裏側に痕跡を残すだけなのである。

twitterの広告商品説明

自社ブランドのリーチと露出を増やす、Twitter広告「プロモ商品」とは -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120323_520652.html

媒体説明会が無くとも、イケなくとも、これで情報は十分。
ただ、エンゲージメントという単位が、うーん、如何なモノかなぁ。
数年で使えなくなるような言葉じゃないとは思うが、単位に使うには違和感がある。
頭が古いというか堅いからかもしれない。

で、広告商品としては、よく作れていると思うよ。
商品価値と利用者体験を天秤にかけている。
そのせいで、広告主には有難くない部分(プロモツイートは、ほどなく消えてなくなるし・・・)があるけど、好感が持てるね。
枠発想を排除する設計をもっとして欲しいという欲も出てくるなぁ。