緊急事態宣言やオリンピックの延期など、経済に打撃が始まるのがこの4-6四半期からで、この後は二年近くが暗黒期になると思っているが、「危機感煽ってんじゃねぇよ」という声が後ろから飛んだりしてるが、振り返って言い返す時間はない。
○電通グループ 2020年度 第2四半期 連結決算概況(1,012KB)
項目 2020/4-6 2019/4-6 (百万円)
売上高 932,415 (26.2) 1,194,431 (1.7)
収益 206,344 (16.3) 252,737 +0.9
売上総利益 181,697 (17.9) 227,170 (0.4)
国内事業 74,544 (12.2) 103,715 +2.1
海外事業 107,337 (21.3) 123,210 (2.6)
世界的なコロナ禍に、為す術はない。
とかあるんですけど、「トランスフォーメーション」だらけ。
いろんな意味で、変えなきゃならないということだろう。
委託事業問題も加わって、大変である。
○博報堂DYHD 2021年 3月期 第1四半期連結決算概要
(百万円) 実績 対前年同期比
売上高 261,023 -71,950 -21.6%
営業利益 398 -6,556 -94.3%
経常利益 1,542 -6,340 -80.4%
世界的なコロナ禍に、為す術はない。
電通と違って、社会的な問題がない部分で負担がないはずだが・・・。
○サイバーエージェント 決算説明会資料
売上高: 1,128億円 YonY 0.7%減
営業利益: 82億円 YonY 12.3%減
なんと、微減に止めている。AbemaTVで-40億もあるのに。
好感が持てるのが、なんとかトランスフォーメーションがないところ。
一方で、AbemaTVのマネタイズはコロナ禍で影響を受けそう。
tiktokの日本事業を買収するとか、裏技が必要な気がする。
○オプトことデジタルホールディングス 2020年Q2決算説明会資料
売上高 41,327 百万円 前年同期比 (0.9) %
営業利益 (295) 百万円 前年同期比 (174) 百万円
こちらも、微減に止めている。
しかし、デジタルシフトが事業として先が見えない気がする。
また、ソウルドアウトの社員逮捕という問題がある。地方経済がコロナ禍で崩れているので、厳しいと思われる。
事業会社のデジタルシフト支援は、デジタルの知見だけあっても意味はなく、デジタル化される前の経験が重要になってくるわけで、そこは遡って経験できないために困難が付きまとう。言語化できない部分だが、まぁ、やってみればわかることだ。
○カルタホールディングス 決算説明資料
(百万円) 2019 2020 増減
売上 4,730 5,169 +9.3%
売総 4,197 4,477 +6.7%
なんと、プラスだ。
今後の業績予想では、減じていくようだが、何処まで落ち込むかだよね・・・。
また、第三者配信が広告ID規制により使えなくなる問題も今後あるわけで、どう切り抜けるかだよなぁ。より、厳しい事業環境になっている気がする。
○セプテーニ・ホールディングス 決算説明会資料
収益 4,124百万円 前年同期比-3.7%
売総 3,314百万円 前年同期比-7.7%
ぐっと踏みとどまった印象もあるが、電通のおかけです。
電通の下請け的な業務をこなそうとしているのだろうか。漫画や音楽はゲームは作品次第という賭け事と同じ世界だ。
あれと、カルタとセプテーニを合体すると事業バランスが取れると思うんだが、もはやサイバーには追い付けないか。なら、このまま朽ちていくのを受け入れるしかないよね。
後は、大手に吸収されていくか整理されてしまうと思われるる
ハウスエージェンシーは生き延びるので、そっちの方を模索した方がいいかも。時間はない。3年くらいかな。
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マスク作ったり、感染検知アプリを作り始めたときに、日本のDXは盛大にズッコケたね。
担当大臣、内閣参与は誰だったんでしょうか。一度、マスク配布の裏側をお聞きしたいです。
これで、2020年8月に総裁選の不出馬を安倍さんが言い出すだろーか。
この中身のない行政プロジェクト、誰が進めるんでしょうか。
民間企業に丸投げッという定番でしょうか。
あ、博報堂とかコンサル、大手ITベンダーも動きだしましたからね。
ちょっと面白くなってきたと思うわけです。
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