2018/04/17

時系列がおかしいネット広告の歴史

違和感がありますので、ご自分で調べた方が宜しいかと。

https://webtan.impress.co.jp/e/2018/04/16/28775

初見で「おや?」と思ったのだが、誰も校正してくれなかったのだろうか。
いや、ネットは未完成で出して、指摘をされて改善していくのだ。
たぶん、ほどなく書き換えられることであろう。

まず、日本のインターネット広告は「毎日新聞 JamJam」を知らないと話にならないし、アドネットワークに関してはダブルクリック・ジャパン「D.A.R.T.」を知らないと、グーグルが買収したという話も出てこなくなる。
また、アドエクスチェンジという方式も初期にあったわけで、ややこしいので省力するのもありかと思うが、広告業界的には成果報酬型はアフィリエイトではなくてクリック課金だからね。JIAAの新人研修とか受けてないのかしら。

さて、話は変わるが、広告の不正クリックは成果報酬型が商品化されてから、ずっと問題になっている。
市場規模が大きくなって、アドテクが機能強化をしても、ずっと問題になっている。

クリック課金を廃止すれば終わるのだろうか。
事は単純じゃない。
アドネットワークに入っている媒体を絞り込む、審査やサイト巡回監視を強化しても、偽装はされる。(媒体がしなくても、第三者が乗っ取ることができる。しかも、常時ではないので気が付きにくい。トラフィックの横取りね。)
しかも、コストは真面目にやっている側に付けられてしまう。
広告配信側、媒体者側、広告主側に対策システムの導入するコストがかかる。
どれが人でボットなのか、人らしく振舞うプログラムが機械的に広告から広告主サイトにリクエストを要求し、コンバージョンまで行われてしまう。
おそらく、決済が完了したところ(広告主の収益が確定)から逆算して算出しないと、無理だと思われる。
メールアドレスくらいだとリストを不正業者は持っているし、メルマガの登録とか資料請求だと簡単に詐称されてしまう。
いや、まぁ、ボットじゃなくても人的ネットワークによるコンバージョン獲得システムはある。お小遣い稼ぎ的なものだが、まったくターゲットではない(東南アジアや中東あたりに実在する)ユーザが「大量かつ短時間」に成果を生み出してくれる。
永遠にイタチごっこは続くのだ。

正直、完全に不正をなくすことは難しいのだと思う。
少なくすることはできるはず。
バランスが必要なのだと思う。
ある部分は閉じたネットワークで遮断することになるだろう。
というか、


コンテンツ保護から始まりそうだ。


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