2016/03/24

LINEのMVNO参入で何をしでかす?

LINEがMVNO参入、2016年夏に「LINE MOBILE」 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20160324_749817.html

MVNOの本来あるべき姿である。
自社の顧客に提供することで囲い込むのだ。

500円/月という価格にSNSはカウント外。
LINEしか使っていないとか、使わせないという選択であれば、超ローコストである。
通話だってLINEでんわで出来るし、年齢認証でブロックもしてくれるとなれば、10代縛りで顧客の囲い込みになるだろう。
また、SIMロック解除がiPhone6系で可能になるタイミング、総務省がかみついてできた定額メニューとの併用もあるので、SIM差替えという荒業も使える。

一方、カウントされてしまう・・・課金対象のパケットが何かによっては不発になる可能性もある。
音楽の定額制サービスでLINE MUSICが寡占出来れば問題ないが、他のサービスに負ける(鶏が先か卵が先かでもある)と課金対象になるとか、YouTubeやニコ動の扱いによってはコアなところが掴めないかもしれない。
すくなくとも、ゲームはLINEゲーム以外はカウント(パケット課金)対象だろうから、ツムツム(詰む)だね。

ちなみに、過去にトヨタのレクサスで顧客対象にしたケータイサービスがあったはずだが、こっちはカーナビに集約されちまったね。
今や各メーカーでカーナビの通信サービスは提供されている。

あと、発展途上国ではFavebookとか無料無線通信サービスを仕掛けようとして衝突していたりするが、こちらの方針は変わるのだろうか。
英国でバージングループがMVNOの成功例としてあったはずだが、音沙汰ないので難しいんだろう。

さて、キャリア筋で言うとauとSBは、どうするんだろう。(今回のLINE MOBILEはドコモ回線なので)
auは出資しているグリーを使えるが、使えるが・・・Zzzz。
SBはY!モバでも使うのかな。でも、その無茶振りはY!収益の悪化になるから使えないはずだが。

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