http://ascii.jp/elem/000/000/943/943703/
2013年は2,073億円、2014年は3,000億円越え。
私企業の調査なのでバイアスやら思惑やら、いろいろフィルターは掛かっているけど、目安に使うのは問題ない。
で、この手の推計調査って突っ込む部分が多すぎるのが普通だが、先手打たれた。
ポイントは
生活者のマルチデバイス化が進展する中で、広告主が意図的にスマートフォン向けの広告に出稿しているパターンもあれば、マルチデバイスを前提とした広告配信の最適化の結果としてスマートフォン上でクリックされた/成果が上がったパターン、その両方が含まれていると思います。そう、別にスマホ向けに広告を出そうとしたわけじゃなくて、システム(CMSもだし媒体側や広告配信)がマルチデバイス対応だから、結果的にスマホに掲載されてしまったという事。
実は、このカラクリが今年は効いていると考えられる。
毎度の指摘だが、新しいデバイスの広告はクリックされやすい。
同じ露出回数なら、パソコンよりガラケーだし、ガラケーよりスマホなのである。
成果ベースで配分している場合、マルチプラットフォームであればスマホに引っ張られる。
問題はこの先にある。
効果のある方に寄っていく、刈り取っていくというのは、焼畑なんだ。
常に新しいものへ、新しいものへと狩場を目指すだけになる。
というと、潜在顧客の育成やブランドの醸成には見向きもしないわけだから、生活者は広告に焼き尽くされて炭化するのだ。いや、しているのだ。
きっと、広告ではない広告が登場して、生活者の興味関心を惹き付けるようになるのだろうが・・・。
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