ウェアラブル端末、本格普及は“Apple待ち”? 新製品が続々登場もまだ魅力不足 (1/3) - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1401/20/news062.html
別のWebサイトに寄稿した際にも記述しておいたのだが、マルチデバイスは定着した後にウェアラブル端末がやってくる。
ただ、スマホやケータイの超小型化したものという発想ではない。
ま、ページの関係でグダグダ書かなかったが、現段階ではセンサーで人間側の情報を収集してスマホを通じてクラウドでデータ蓄積と分析、結果レポートをスマホのアプリで管理したり改善の指示設定をするようなものを想定している。
活動量計の「UP by Jawbone」を想像して貰えばいいと思う。
スマホによってタッチ操作とビジュアライズは大きく変わった。天才ジョブスによるマジックに他ならないが、それでも情報の入力という点ではタッチ操作とは言うが、人間側からの入力行為が無ければ動かないというところは変わらなかった。
Siriによる音声入力もあったが、現時点で使っている人は多くない。
どちらかというと電子秘書を目指したが、道半ばといったところ。
次は、人の行動データに対してリアクションを返す方向に行く。
グーグルグラスも網膜への投射とか、ジェスチャー入力、音声入力が実現されているが、見た目はアウトプットの変化が大きく、インプットは現実問題として受け入れがたい方法だ。(※海外では受け入れられるところもあるだろうが、日本は無理。)
メガネをかけて、歩きながらしゃべったり、ウィンクしたり、オカシイと思われるだろう。まぁ、人目が気にならない人には関係ない話ではある。
現状はWebの行動解析は個人情報保護の関係で、特定の個人を複数のサイトやプラットフォームに跨った共有は出来ないが、技術的にはレコメンデーションにおいて精度は上がってきている。
単一のサイトなりプラットフォーム上であれば、個人に紐付いた形での情報管理は可能であることを考えると、マルチデバイスとはいっても組合せで新たなサービス創造や付加価値創造は可能性の幅は広がっていると思う。
物は試しと活動量計とスマホの連携は使っているのだが、ほほ入力作業なしで歩数やカロリーへ消費、睡眠時間と質など管理ができるのは便利だ。
これもセンサーによる情報収集で自動化されているからだが、他にも脈拍や体温などセンサーで収集できる情報が増えれば、もっといろんなことが可能になる。
スケジューラーとの連動で、時間の余裕がある時は、移動経路に徒歩の時間を多めに配分するとか。行き倒れそうになったらレスキューが向かってくれるとか・・・。
安心・安全には使えそうだ。
また、
ItoT という話で、身の回りの物に組み込まれて連動する世界とかね。
インターネット冷蔵庫とか流行らなかったし、FeliCa連携の家電も微妙なんだが、センサー類が充実してくれば、ItoTも浸透するだろう。
ただし、人が使うという部分では時間が掛かるので、これを圧縮させる偉大なデザインなり革命が起きなければ、それまでだ。
波乗りペンギンは、2015年以降で発現すると予測しているので、次の時代がどうなるのかは今年から予兆があると睨んでいる。
もしかしたら、広告が広告でなくなる時代の幕開けかも知れないが・・・。
【追記】2014.1.21.
ソニー、テニスラケットに装着する小型センサーデバイス発売 スイングや球速を即時解析、スマホに表示 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1401/20/news115.html
パイオニアは、新規事業であるサイクルスポーツ事業の新製品「ペダリングモニターシステム」を去年9月に発売
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_58480
なんか、こんな発想もあったセンサー連動。
テレビ東京のWBSで取り上げられていた。
ということで、リアルデータをセンサーで収集してスマホで見るという世界は、既に広がっていたのであった。すまん、遅れてた~、くぅ~。
【追記】2014.1.22.
「スマートな電動アシスト」に変える自転車ホイール
http://wired.jp/2014/01/22/superpedestrian-smart-wheel/
パイオニアとは違うアプローチ。だが、こっちの方がパンピーには使えると思う。