古くて新しい課題。それが、「広告効果の検証」というヤツです。
研究論文もあるし、大規模なキャンペーンには、検証レポートが存在しているのは確かです。
しかし、未知→認知→理解→確信→行動の5つの段階のコミュニケーション・スペクトラムで、分析されているケースが多いはず。
1.キャンペーン前の知名率 → キャンペーン後の知名率
2.キャンペーン前の認知率 → キャンペーン後の認知率
3.キャンペーン前の理解率 → キャンペーン後の理解率
4.キャンペーン前の購入率 → キャンペーン後の購入率
これが、ターゲット別にグラフ化される。 (社名、ブランド名、キャンペーン名など)
性、年代、来店頻度、家族形態、住居携帯などなど。
ざっくり、3千万円はかかるでしょうね。
毎回思うんだけど、購入前に決めていた商品と違ったものを買う人が居るんですね。
何でって聞くと、「何となく」「かわいかったから」「安かったから」とインタビュー結果は並ぶ。
リピーターには、「良かったから再購入」で顧客になる人と、「どれでも一緒」だから安いものを買うわって消費者に分かれる。
良かった人はさらに質問に受け応えてもらう。
何が気に入ったのか、何が良かったのか・・・。
おまけの風船が欲し買ったから、1本増量だったら、マネキンの舌技でイカされたから。
買った理由はデータにならない事の方が多い。
が、これをレポートにして、検証報告書が出来るわけです。
なんとなく、顧客設定における継ぎ接ぎコンセプトが見て取れますね。
全層で数値は20%以上のアップ。
特に「安いから」は400%も伸びましたよ。
安くすると売れると言うことは、価格に対応するだけの商品価値不在が見えますね。
いや、問題点は早急に改善される事をお薦めしますよ。
ま、次があれば・・・ですけど。