2012/06/18

米国インターネット市場予測2012~

合衆国2012年のインターネット状況: Pinterestが前年比4000%成長, ecはAmazonのほぼ独壇場   #TechCrunch
http://jp.techcrunch.com/archives/20120614comscore-us-internet-report-yoy-pinterest-up-4000-amazon-up-30-android-top-smartphone-more/

コムスコアによるものだが、興味深い。
モバイルによるネット利用者が2014年にはデスクトップ(PC)を抜く。
大きな市場の転換点だ。
しかも、スマホが主軸となって「検索」「広告」「EC」「課金」などの収益カテゴリーごとに受ける影響は計り知れない。
MSのWindows Phoneがどうであれだ。

これは、日本ではもう起きた過去だ。
温故知新。
今はそれだけ。

広告アワード審査の課題

【カンヌ直前集中連載】世界の広告賞をおさらいしよう(3) #ブレーン編集部 #アドタイ
http://www.advertimes.com/20120615/article71577/

そうだよね、と思ったのでピックアップ。
広告は文化に根差している、という点をスルーしちゃいけない。
ローカライズはグローバル広告展開をしている多国籍企業でも行われている。

しかし、異なる文化と市場規模を前提に評価をすることが可能としても、優劣の基準が取りにくくなる。結局、クリエイティビティでとか言ったところで審査員の主観でしかないのだ。これを見える化しようと数値に置き換えるとアララ、どんだけの商品が売れたとか参加者とか市場規模に左右されまくりだ。

良い広告とは、売れる広告とはならない所でアワードが成り立っている建前だが、そうなると主観ベースでしかなくなるので賞を取るための広告が生まれたりする。
おかしいよね。

かといって、商材の「異なる視点」を提示することで、消費者に「気づき」を与え、新たなる顧客開拓をした広告が素晴らしいものだとすると、先の文化的な背景が大事になってくる。そのコンテクストは、その文化圏内でしか成立しないからだ。
グローバルでない場合は…だが。

うーん、悩ましい。

2012/06/14

東京ではスマホとソーシャルを使う

東京人のスマホ・携帯ネット利用は1日40.4分へと増加、PCからは77.1分で減少 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120614_540116.html

さすがだよ、ちゃんと郵送方式で住民基本台帳を基にウェイトバックまでしてる。
これは参考になる。
地域差があることは昔から知られている事だが、それが「なぜ」なのかという背景が語られることは少ない。
リアルで会話する時は、この話、結構盛り上がる。
なのでネタは公開しない訳だ。(笑)

2012/06/12

タワレコがドコモ子会社化

タワーレコード、ドコモの子会社に
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1206/11/news090.html

ドコモもKDDIのように聞き放題定額制をサービスするのかな。
いろんなコンテンツとサービスをスマホで展開するという発表はしているけど、やはり、対アップルというかiPhone対策が見えてこないんだよね~

かくも難しきモバイル広告

Facebook広告は「購入」にはつながらない? 「退屈」と利用時間減ったユーザーも - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/11/news064.html

リンクもタイトルも付けといて・・・だが、Facebookはモバイル広告の収益が課題となっている。また、実は先日iOS6でFacebppkとの連携を強化したアップルもモバイル広告(iAD)は課題というより問題となっている。
さらに最悪なことに、スマートフォン向けの広告は、金になっていない。

業績華々しい企業ですら、この山は越えられていない。
わははは。

いや、笑っている場合じゃなかった。
このままだと日本のモバイル広告業界はなくなる。
いや、スパイアがモバイルメディアレップ機能をDACに譲渡した(リンクはPDFのリリースファイル)時点で、まぁ、先は見えたんだ。
もう、狼狽えても泣いても叫んでも、当分メタメタ。

で、どーするって話ばかりで、政治みたいな決め手に欠ける状況が一年続いているわけだ。
コンプガチャで冷や水も浴びせられたし、ココ一発の狩場になっていたが、これで終わりだろう。ビジネスではなかったということで・・・。

とりあえず、ゴールドラッシュの後のスマホ市場はぺんぺん草も生えていない状況になったら、組み立て直しをしないといけない。
・欲しくなるコンテンツ
・役に立つ情報
・お得な買い物
の揃え直しというヤツ。

それぞれ、「課金」「広告」「物販」という3つの収益に根差すことになるが、厄介なのがプラットフォーム別になっているという現実。
つまり、スマホというカテゴリーの中だけで完結しない。
時に、ソーシャルやリアルと跨ったものになっている。
コスト効率は格段に悪くなってしまった。

そんなわけで、事業者側からすればワンソース・マルチユースで効率的にするという方向になったわけだが、ユーザーから見るとマルチソース・ワンユースなので何の解決にもならない。
オンリーワンという核がないと、どんな情報発信や販売チャネルを持ていても、埋もれちゃうんだ。

2012/06/07

ヤマダ電機のタブレット

ヤマダ、PBで割安タブレット 通販サイトに誘導  :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/KRrIIG

これ、アリなんだよね。前にMVNOで回線を持つことに注目しちゃったけど、キャリアが無力になってMVNOまでしなくても、企業側は十分活用できる条件が揃ってしまった。
また、入り口戦争勃発かな。
歴史は繰り返すもんだ。

iPhone視聴率データをVRI提供開始

スマートフォンのネット視聴率、まずはiPhone版から提供 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120606_538187.html

ということで、アプリはダウンロードされるだけじゃなくて使われないとダメなんだけど、これを計測するのは確かに意味がある。
しかし、これサンプルをどう決めているんだろう。
取得技術もある。
オフラインのアプリ利用などについては補足できない。データはプロキシサーバーを介して取得している。
という記載があるけど、まだ限定的な情報という事だよね。
電子書籍とかゲームアプリは補足できない接触が沢山ありそう。