2012/02/06

広報の成果は示し辛い

企業広報部210社の調査レポート② 広報部永遠の課題は、ソーシャルメディアも含めた「効果測定」 #広報会議 #アドタイ    
http://www.advertimes.com/20120203/article53073/    

広報は名の通り「広く報じる」セクションだが、では宣伝や広告と何が違うのかって問題と、企業の行動である以上「売り込み」に過ぎないという見え方(見られ方)の問題もある。
「広報宣伝部」という部署名も多いことから、企業では境目がないものというか一体としてとらえているところも多い。

 波乗りペンギン的には、似て非なるものとして分かちたいと思っているが、まぁ、独り言の域を脱しないまま20年以上が過ぎてしまった。
今更…ということで、何もできない立場になってしまったが、書いておけば何かの役に立つかもしれないだろう。

 さて、広報とはという言葉については検索すれば沢山出てくるし、業界団体の定義を読んでもらった方が良いだろう。
会社と社外の仲介役みたいなものだが、その活動比重は「稼ぐ」ことよりも「信頼感の醸成」にあると考えている。
だから、企業の直接利益にならなくても、また、場合によっては不利益であっても、信頼を獲得するために行動しなければならない。
商品が売れる売れないが広告の領域だとすると、企業が信用されるされないの領域が広報。
どっちも部分的に業務は被ってしまうけど、立ち位置が違うと思う。

なので、広報として商品を売り込むための媒体社キャラバンとか商品発表会は広報領域から外れると思っている。今は商品やサービスを売り込むことは、企業の信頼にはつながりにくい。いや、売らんかなの姿勢では顧客が忌み嫌い逃げてしまうのだ。
どれだけメディアに取り上げてもらうとか、コーポレートサイトのアクセスだとか、実は指標としては意味がないと思うのもそんな考えがあるからだ。
まぁ、それで対立したり孤立したり、爪弾きにはされてきたけど・・・ね。

 もし、何らかの指標が必要だとしたら、基準とされる存在になっているかどうか、だろう。A社、B社があったとして、その比較対象として自社がそこにあるのか。
自社の対応や活動が参考とされているのかどうか。
メディア、顧客、株主、取引先・・・etc.が、ね。
そのためには、製品やサービスの情報も嘘があってはならないし、対応も真摯かつ迅速な対応が求められるだろうし、事故に対しては隠すことなく、名誉に対してはひけらかすことなく、一本筋を通すことが必要だと思う。

2012/02/03

FBは金のために広告だらけにしない

マーク・ザッカーバーグが宣言―「IPOなんかクソくらえ、Facebookはユーザー体験に集中する」  techcrunch  
http://jp.techcrunch.com/archives/20120202stay-focused-and-keep-shipping/  

大事だ。ネット系は広告で稼ごうとしてユーザ離反を招き、消えていくものが多すぎる。
もっとも、リアルのマスメディアも同じで、広告を制限なくかき集めて潰れた所が多い。
広告を売る立場の波乗りペンギンですら、過剰な広告露出には嫌悪しかない。
だから、アドネットワークで広告が無駄にバンバン出てくるのは大嫌いである。
トラフィックの無駄となる。

ある意味恐ろしいアプリ

友達が近くに来ると知らせてくれる位置情報アプリ、Highlightは「チェックイン不要」 techcrunch   
http://jp.techcrunch.com/archives/20120202highlightserendipity/   

だって、サプライズ出来ないじゃないか。
近くにいるのバレちゃう。
位置情報を使ったものだが、カレログ並みにヤバい匂いがする。
日本では使えないようだ。

2012/02/02

ソーシャルはまだまだ?企業の言い訳

企業広報部210社の調査レポート①「ソーシャルメディアに取り組みたい」広報部が、積極的に取り組めない理由 #広報会議 #アドタイ   
http://www.advertimes.com/20120202/article52826/   

コスト効率の問題は言い訳で、生き残るためにはやらねばならない。
そんな時代になっていると思うけど…。

ツイートは三分の一に価値がある!

ツイートで読む価値があるのは全体の3分の1――研究者らが調査結果を発表 - ITmedia ニュース    
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/02/news046.htm   

何てことだ、そんなに価値があるものだったのか。
波乗りペンギンはてっきり3%だと思っていた。(笑)

Facebookの過半数はモバイルから

FacebookのS-1申請書で明らかに:月間ユーザー数8.45億人、半数以上が毎日、半数以上がモバイル  TechCrunch  
http://jp.techcrunch.com/archives/20120201facebooks-s-1-845-million-users-every-month-more-than-half-daily-and-nearly-half-mobile/   

2011年12月時点で8.45億人MAU、モバイルからの利用は4.25億人MAU。
50.3%がモバイルだ。
今後もモバイルからのアクセス比率は高くなる一方だろう。
もちろん、モバイルといってもスマホが主流になる。
何しろ、初めて使うケータイはスマホになりつつあるからだ。日本だけでなく…ね。

2012/01/31

au、スマホで自社プロモ炎上

auが通知バーでの宣伝自粛、スマホ時代の情報配信の形 - ケータイ Watch    
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120131_508769.html  

 どうやら、記事も混乱してるな。
自社の販促をするんでよろしくと許諾を取ればいいのに、あれもこれもでデフォルトオンというグーグル並みの一括許諾をさせたから、大いなる誤解と迷走が起きたという事だ。

 なお、PCのターゲティング広告についてはJIAA(インターネット広告推進協議会)がガイドラインを発表しているが、厳密にスマホというものはない。
その意味では、性急すぎたんだろう。