人格劣る稼ぎ頭は、出世させるべきか 「手放せない人の条件」有名社長がアドバイス【藤田晋 サイバーエージェント社長兼CEO】:PRESIDENT Online - プレジデント
http://president.jp/articles/-/5483
最近、ネットベンチャーでも人材の話は多くなっている。
引き金はソーシャルゲームの過熱による人材の確保合戦だろう。
ゲームを開発できる技術者も必要なんだけど、実は、その周りの人材も大事だったという落ちが見え隠れしている。投資は回収しなければならないのが、企業の定めだから。
で、CAは実力主義から大転換したわけだが、メディア企業になるためには必然的な選択だとだけ言っておこう。ほぼ正解も出しているから、イチャモンをつけるところもない。(笑)
ただ、あと一つが欠けているんだけど、それも気が付けるはずだから。
あ、分からなかったら、また遊びに行くから呼んどくれ~。
さて、Facebookでもシェアしてコメントで賑わっているが、「人格」の基準とか問題視している人もいる。そこは、記事中に明示されているので疑問も何もないと思う。
「上にいい顔をするために部下のアイデアを利用したり、保身のために部下の優れたアイデアを潰したりするモラルに欠けた管理職の存在は、最悪なのである。」
と人格者ではないことが掛かれている。
人徳者とまでは言っていない。
ただ、運用は難しい。
過去に某企業の人事構築に絡んだけど、その時、マネージャ昇格の条件に「人格者」であることを盛り込んだんだけど、あっという間に有名無実になって数年で条件から消えた。
名馬はおれど、伯楽おらず・・・って奴。
結局、その企業はフツーのベンチャーとして離職率は高くなって採用コストが増大し、ノウハウは貯まらないし、新しいことにチャレンジできない体質になって、スタープレーヤーを外部から招聘するまで浮上できなくなっていた。
それでも恵まれていたのはスタープレーヤーを確保できたことだ。再生の道はある。
いつも思うけど、成長する企業は有能な右腕・・・番頭さんがいる。
そして不幸なのは、番頭さんが跡継ぎ社長になる人材層の薄さ。
これ、直面している人にはわかるはず。