2012/01/12

google八分のFBとtwitter

Google+の検索連動は上場を控えたFacebookを反トラスト法調査に巻き込む巧妙な戦略?  techcrunch 
http://jp.techcrunch.com/archives/20120111googleface/  

Twitter、Google+とGoogle検索との連携を激しく攻撃   techcrunch  
http://jp.techcrunch.com/archives/20120110twitter-really-really-hates-googles-new-google-integration/    

googleの検索結果に表示されないという事が目に見える問題となっているが、背景は複雑である。収入、影響力、法律、などのカテゴリーごとに根幹にある課題は別のものがある。
また、今のソーシャルはモバイルを抜きには成立しないという問題を忘れてもいけない。
モバイルOSのAndoroidだけでなく、PCではChromeブラウザーもある。沢山ある。
googleはインターネット上の怪物だということを忘れてはいけない。
全てを検索するという使命のために、企業として利益を捨てることはない。
実際は、極東の日本でグチャグチャ言っても聞き入れられることはないし、そんなところに希望を持つだけムダでしかない。(同様の事例としてアップルもあるね)
悲しいことに、こちらには武器も力もないのだ。

2012/01/06

花王のCMは字幕で

花王、テレビCMに字幕 高齢者に伝えやすく  :日本経済新聞
http://s.nikkei.com/y5qUnz  

なるほど、最近のテレビは文字が画面に踊っている。漫画チックに。
ニコ動っぽく見せても良いんじゃないかと思った次第。
高齢者といわず、ユニバーサルデザインの発想で、他の広告主にも拡散しそうだ。

2012/01/05

年頭インタビュー、mixi、D2C

CNET Japanの記事からピックアップ

http://japan.cnet.com/interview/35012684/   

昨年についてはこの一言でしょうね。
ただ、フィーチャーフォン向けの市場の減少幅が予想以上でした。
mixiだけでなく、フィーチャーフォン広告の減収打撃は、ほぼTKO。はぁ・・・。

http://japan.cnet.com/interview/35012673/ 

結局、枠を売るとかではダメなわけで、
本当はもっとアイデアベースのアプローチができると思っています。
そう、スマホとかケータイとかを超えて、広告主の問題を突破できるコア・アイデアが提案されなければ、広告市場そのものが日本では縮小する。
乱暴な言いきりかも知れないが、広告主の予算額が増えない以上、メディアは分配率の違いでしか市場は形成されない。


kodakが潰れる!?

Kodak、ついに会社更生法適用秒読みか?    techcrunch    http://jp.techcrunch.com/archives/20120104report-kodak-preparing-for-bankruptcy-auction-of-patents/    

えー、写真家でもある波乗りペンギンとしては無視できなかった記事。
大学時代はデジカメなんて研究段階、まだまだ銀塩写真に質では遠く及ばなかったのだが、30年の間に30万画素から4000万画素になり、四つ切までなら粗さが分からないレベルまでになった。露光プログラム(多重露光重ね取り)など銀塩写真を凌ぐ技術の進歩もあって、プロですらデジカメをメインにする時代になってしまった。

当然の帰着なんだけど、それでも、感慨深いものがある。
最後の決め手はスマホ、iPhoneだろう。フィルムどころかカメラも不要。
こうやって、時代は変わってしまうわけだ。

2011/12/27

メディア・・・なのかアプリは?

アプリはメディアである  techcrunch   
http://jp.techcrunch.com/archives/20111226apps-are-media/   

記事のタイトルからマクルーハンを連想したのだが、それはさておき。
この場合、アプリというよりitunesでしょ。
そして、メディアというよりプラットフォームかな。
再考する必要があるかもしれないが、メディアはハードの概念にあるもので、アプリやウェブはコンテンツの概念にあるものではないかな。
人の情報伝達の媒介としては、アプリは技術の一つでしかないから。

2011/12/26

「テレビ崩壊」はウソ?

「テレビ崩壊」はウソだと思う   ascii   
http://ascii.jp/elem/000/000/657/657575/   

あ、皆さん踊らされましたね。某氏の本に…。(笑)
しかし、一方で民放は広告収入が減って、番組制作にコストが掛けられないだけでなく、アイデアで良質なコンテンツにする体質転換に手間取り、斜陽な雰囲気に広告主から見られちゃったのだ。
どちらかというと、若者が見ないというよりは絶対数が少なくなっている【少子】の影響だね。データで視聴影響を構成比率化して若者が減ってるといっても、絶対数で減っているから売上への影響だけで見ていけば、過去データ比較では分が悪くなる。

かといって、広告主はテレビからネットへ全面転換したかといえば、それは無理。
ネットの口コミ、SNSの活用にテレビのようなマスメディアは欠かせない存在だからだ。
波乗りペンギン的には11年前から「アノニマス マーケティング」と言っているが、信用ならないと思うので研究者の話を以下に。

「Twitter成功の要因は口コミとテレビ」、米MIT研究者らが論文を発表 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111222_501047.html

ということで、「点」から「線」はネットで。「線」から「面」はテレビで。
何事も使いどころがあるという事。

追記、2011.12.26.
Twitterの普及には口コミとテレビが貢献――MIT研究者らが発表 - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/27/news027.html

こっちの記事の方が概要が分かる。
いつか、研究者と実務者と組んで、理論といえるものを作ってみたいものだ。
今は、所詮感想レベルだもんなぁ。

関連記事だが、これは合わせて目を通しておきたい。
「人の好みにクチコミは効かない」──ハーヴァード大学チームの研究結果より ──人の好みが他の人にうつる可能性は極めて小さいという  

※ちと、初出から文章を変えました。

スマホ礼賛

M・アンドリーセン氏が考える2012年--「ソフトウェアが世界を飲み込む」  cnet_japan   
http://japan.cnet.com/news/commentary/35012300/    

まぁ、気持ちは分からなくもないけど、スマホだけでビジネスは回るわけじゃないから。
起爆剤としての存在は認めるけど、所詮インターネット端末の一つなんだから。

で、ある種の恣意的なインタビュー記事なので、話半分で読んでおこう。
だが、心に留めておくべき視点もある。
インターネット+○○○というやつ。
現在はインターネット上にない世界中の多くの会社をオンラインへと導くでしょう。
これが大事だと断言しちゃおう。
未だ世界のほとんどはオンラインに縁がないというフロンティアが広がっているのだから。