2012/01/05

年頭インタビュー、mixi、D2C

CNET Japanの記事からピックアップ

http://japan.cnet.com/interview/35012684/   

昨年についてはこの一言でしょうね。
ただ、フィーチャーフォン向けの市場の減少幅が予想以上でした。
mixiだけでなく、フィーチャーフォン広告の減収打撃は、ほぼTKO。はぁ・・・。

http://japan.cnet.com/interview/35012673/ 

結局、枠を売るとかではダメなわけで、
本当はもっとアイデアベースのアプローチができると思っています。
そう、スマホとかケータイとかを超えて、広告主の問題を突破できるコア・アイデアが提案されなければ、広告市場そのものが日本では縮小する。
乱暴な言いきりかも知れないが、広告主の予算額が増えない以上、メディアは分配率の違いでしか市場は形成されない。


kodakが潰れる!?

Kodak、ついに会社更生法適用秒読みか?    techcrunch    http://jp.techcrunch.com/archives/20120104report-kodak-preparing-for-bankruptcy-auction-of-patents/    

えー、写真家でもある波乗りペンギンとしては無視できなかった記事。
大学時代はデジカメなんて研究段階、まだまだ銀塩写真に質では遠く及ばなかったのだが、30年の間に30万画素から4000万画素になり、四つ切までなら粗さが分からないレベルまでになった。露光プログラム(多重露光重ね取り)など銀塩写真を凌ぐ技術の進歩もあって、プロですらデジカメをメインにする時代になってしまった。

当然の帰着なんだけど、それでも、感慨深いものがある。
最後の決め手はスマホ、iPhoneだろう。フィルムどころかカメラも不要。
こうやって、時代は変わってしまうわけだ。

2011/12/27

メディア・・・なのかアプリは?

アプリはメディアである  techcrunch   
http://jp.techcrunch.com/archives/20111226apps-are-media/   

記事のタイトルからマクルーハンを連想したのだが、それはさておき。
この場合、アプリというよりitunesでしょ。
そして、メディアというよりプラットフォームかな。
再考する必要があるかもしれないが、メディアはハードの概念にあるもので、アプリやウェブはコンテンツの概念にあるものではないかな。
人の情報伝達の媒介としては、アプリは技術の一つでしかないから。

2011/12/26

「テレビ崩壊」はウソ?

「テレビ崩壊」はウソだと思う   ascii   
http://ascii.jp/elem/000/000/657/657575/   

あ、皆さん踊らされましたね。某氏の本に…。(笑)
しかし、一方で民放は広告収入が減って、番組制作にコストが掛けられないだけでなく、アイデアで良質なコンテンツにする体質転換に手間取り、斜陽な雰囲気に広告主から見られちゃったのだ。
どちらかというと、若者が見ないというよりは絶対数が少なくなっている【少子】の影響だね。データで視聴影響を構成比率化して若者が減ってるといっても、絶対数で減っているから売上への影響だけで見ていけば、過去データ比較では分が悪くなる。

かといって、広告主はテレビからネットへ全面転換したかといえば、それは無理。
ネットの口コミ、SNSの活用にテレビのようなマスメディアは欠かせない存在だからだ。
波乗りペンギン的には11年前から「アノニマス マーケティング」と言っているが、信用ならないと思うので研究者の話を以下に。

「Twitter成功の要因は口コミとテレビ」、米MIT研究者らが論文を発表 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111222_501047.html

ということで、「点」から「線」はネットで。「線」から「面」はテレビで。
何事も使いどころがあるという事。

追記、2011.12.26.
Twitterの普及には口コミとテレビが貢献――MIT研究者らが発表 - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/27/news027.html

こっちの記事の方が概要が分かる。
いつか、研究者と実務者と組んで、理論といえるものを作ってみたいものだ。
今は、所詮感想レベルだもんなぁ。

関連記事だが、これは合わせて目を通しておきたい。
「人の好みにクチコミは効かない」──ハーヴァード大学チームの研究結果より ──人の好みが他の人にうつる可能性は極めて小さいという  

※ちと、初出から文章を変えました。

スマホ礼賛

M・アンドリーセン氏が考える2012年--「ソフトウェアが世界を飲み込む」  cnet_japan   
http://japan.cnet.com/news/commentary/35012300/    

まぁ、気持ちは分からなくもないけど、スマホだけでビジネスは回るわけじゃないから。
起爆剤としての存在は認めるけど、所詮インターネット端末の一つなんだから。

で、ある種の恣意的なインタビュー記事なので、話半分で読んでおこう。
だが、心に留めておくべき視点もある。
インターネット+○○○というやつ。
現在はインターネット上にない世界中の多くの会社をオンラインへと導くでしょう。
これが大事だと断言しちゃおう。
未だ世界のほとんどはオンラインに縁がないというフロンティアが広がっているのだから。

2011/12/22

FBマーケティングは無いに便乗

「フェイスブックマーケティング」なんてものは存在しない。 at mediologic  http://mediologic.com/weblog/?p=2214   

すまん。先に謝っておく、いろんな意味で。タカヒロちゃん。


文末を引用。
「フェイスブックマーケティング」、なんてのは存在しないんです。それは売り手側の言葉であって、広告主側にとっては常に「マーケティング」、「マーケティングコミュニケーション」なんですよ。
この「フェースブック」を「インターネット」なり「モバイル」なりに差し替えても十分イケる、イケてるよ!タカヒロちゃん。

さて、感情的に書いてしまったが、デジタルをマーケティングに取り入れて統合化すると「統合マーケティングコミュニケーション=IMC」が出来るんじゃないかって、意味不明の話があるんだけど、概念ごっちゃです。
これは、高広氏の指摘を正しく理解できていれば、オカシイことは分かるはず。
また、「統合デジタル・マーケティング・コミュニケーション」も有り得ないから、表に出さないように抹殺しといてくれ。(独り言)

FBがフィード内に広告

Facebook、ニュースフィード内に年明けからスポンサー記事広告を表示開始  techcrunch  
http://jp.techcrunch.com/archives/20111220sponsored-stories-news-feed/   

まぁ、制限があるならOK。
広告を見たくて使っているわけじゃないからね。