拡張機能「AdBlock Plus」に「受け入れられる広告」表示機能、波紋を呼ぶ -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111213_498107.html
昔から広告ブロックはネットの世界ではあった話(
過去記事だが、 http://www.advertrial.com/old/News/contents/out-of-banner%2898.2.15%29.html )だし、リアルでもビデオレコーダーに
広告スキップ機能(参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/CM%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%97 )も話題となった経緯がある。
毎回議論は違うところに行くので、生活者が嫌がる方法で押し付けている、という現実に対する回答はない。いや、そんなこと言ったら、広告事業が成り立たんぜすぜ旦那、という声もあるが、そんなのは事業者側の論理でしかない。生活者から拒否されてしまうこと自体が、広告の存在意義を無くしている。
我々業界側は、伝えなければならないのだ。伝えられない媒体など媒体にはならない。
ましてや広告媒体なら、尚更ではないか。
また、生活者の側に立って機能や表現規制をすると「これじゃあ何も表現できない。」という関係者がいるが、お前らプロだろ。その制限の中で伝えるスキルがないんだったら辞めちまえってんだ。芸術家じゃないんだから。
さて、そんなわけで自浄作用が働かないなら生活者が自己防衛するのは、悲しいけど、アリだと思う。BTAよろしくターゲティング技術だけ先行しているが、それでもユーザー側の希望で機能解除できるように推奨している。
米国(参考記事: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/03/news034.html )でも、
日本 (参考: http://www.jiaa.org/release/release_bta_100624.html ) でも。
あと、効果効率の指標も変えないとダメなんだよね。見せる事だけに価値を置いたインプレッション数偏重も良くないし、そもそも一部にいる「多少の誇張や嘘でも買わせたら勝ち」のような「人としてどうよ!?」てな輩もナントカせんといかん。