2009/01/21

内弁慶なモバイル広告

別の言い方だと、井の中の蛙、である。
精々、隣の池(PCインターネット広告)を除いては、インスパイアされる程度である。

もっと違うアプローチがあるだろうと思うが、先例のある事に気がつけない人達に何をいっても無駄であることを最近覚えたので、口をつぐんでみる次第。

何れ時は来るから。

2009/01/19

金の切れ目が縁の切れ目

CPCとかCPA、コンバージョン・レートなんかを指標としている広告主に、贈りたい言葉だ。
もちろん、ネット広告だけの話ではなくて広告をコストだなんて高くくっている連中にも・・・だ。

不景気になると理解してくれることも多いが、大抵は理解に至るまで会社が持たないことが殆どだ。
合掌。

価格競争で泥沼の低価格路線に突っ込んで行くのは、価格以下の価値しか製品・サービスにないからだ。そう、自らそんな環境を作ったからに他ならない。

これは広告にも同じ事が当てはまる。
媒体料を引き下げなきゃならないのは、相対的に低下する価値しか提供していないからだ。

このデフレ・スパイラルを断ち切るには、生活者の声なき声を、聴く事だけだと思う。

2009/01/15

そんな広告はいらない

広告は生活者に見ていただいてナンボ、である。
見たくない、見せられたくない、と生活者に思われるのは最悪の状況である。

何度も書くことだが、
10%でも広告に対して不快な生活者がいれば、
その生活者に対して広告することはネガティブ・ブランディングを
広告主がコストを掛けて行っている事に他ならない。
アホだろ。

だからこそ、広告は生活者に見ていただける配慮が欠かせない。
(誰がするかって、媒体社ですよ。)

その前提があって始めて、
広告を通じて企業はメッセージを送れるのだから。

2009/01/04

モバイル広告を開拓せよ

単にピクチャーを見せたり、メールに広告を入れて送るだけではない、新しいモバイル広告はない。
確かに、位置情報や画像解析を使った検索連動、そして行動ターゲティングは近年登場した。
だが、だ。
どれもインターネット広告の焼き直し状態だ。
当然、インターネット広告に準じた商品説明や販売になるため、モバイル広告ならではの特色は打ち出せるわけがない。

このまま技術に頼った商品開発を続けても何も出てこないし、コミュニケーション全体の中で位置付けも出来ないメディアでは生き残りも難しいと思われる。
つまり、代替できるメディアは淘汰されてしまうように、広告も同じだということだ。

折角、世界の三年先にある環境で広告ビジネスができるんだから、もっと仕掛けるべきだと思うんだが・・・。

2008/12/29

広告をぶっ潰せ

広告収入がなくても成立する事業はあるはずだ。
現実世界では、広告費はコストではないか。

2008/11/28

モバイルで世界進出

成り行きで参加したことにしておいてください。(笑)
ライブで書き込みです。

イベントはmobidec2008のセミナーc-1です。
裏ではミクシーの笠原さんとかお話されてます。
10年ぶり?に名刺交換したので、後でフェースブックで友達申請する予定です。

さて、参加したイベントの状況ですが、
オリコムの武富局長が悲惨な状況を伝えています。
D2C藤田社長が突っ込んでます。

何が悲惨かというと、海外のマーケティングイベント(ad:tech)に日本企業も出てなければ、日本人の参加者も見かけないほどの少なさ、だそうです。
しかも、日本抜きでモバイルが2009年に世界で取り上げられそうな状態だとか。

うーむ、ガラパゴスという卑下に甘んじている場合じゃない・・・と。

あと、ノキアの講演が中止になったそうです。
やはり、日本撤退報道によるものでしょうか。

2008/11/12

ダメなものはダメ

不景気になると緩くなるモノがある。
消費者の財布の紐は固くなるのに・・・だ。


一つはコンプライアンス。
食品偽装や不祥事で明らかなように、企業は生き残りのために手段を選ばなくなる。
正しくは、生活者の犠牲の上に成り立ちたがる。

次に結束。
コストの削減の果てにリストラ、単なる人件費の削減の為に人財を切り捨てる。
会社つまり管理職を信じられない社員に忠誠を求められようか。

そして中長期戦略への展望。
経営側の視力調節機能が弱まり、近視眼的になる。
占い師並みの予測に基づいたビジョンは、この時に、化けの皮が剥がれる。