「ネイティブ広告」の推奨規定、JIAAが新たに策定
http://japan.cnet.com/marketers/news/35061960/
書こうと思いつつ、このまま放置してたら何を書こうとしてたのか忘れそうなのでアップ。
このニュースは業界関係者でも一部の人しか興味が無い(注1)ものの一つで、それでもガイドラインを策定し発表に至ったことは素晴らしい限りである。
注1:ネイティブ広告の市場規模が小さいという事もあるが、意識が低いんだよね。
さて、ガイドラインはIABとの提携があってのJIAAだから、そう大きくずれたり相反していないはずだ。(そこは時間がある時に)
ポイントは、ネイティブ広告がどう定義されたのかというところで、とくに言葉には魂が宿るワケで用語定義ってスルーしがちだけど大切だと思う。
そんなわけでJIAAの資料(注2)を読むと・・・。
「タイアップ」の項目の下に「- タイアップ広告」「- スポンサードコンテンツ」が配置されており、一つの視点から説明をしている。
これは、タイアップ広告とスポンサードの違いが曖昧だった10年以上前からすると、「記事の制作主体」が明示されたぶん前進している。(その昔、スポンサードバナーっちゅう商品があったんだけど知らないよね。)
この後を読むと、それが明確になってくる。
特に最後「編集記事」の説明文がイカス。
広告主や広告代理店等から金銭等の授受が直接的にも、間接的にもなく、媒体社が自らの意思で企画、編集、制作された記事のことを指す。
これなら「タイアップ」も「スポンサード」も編集記事ではないという分類が出来る。
いや、まぁ、分かってない人向けに必要なのよ、こういう言い切った定義は・・・ね。
昔は「提灯記事」とか言ってたんだけど、広告掲載などの見返りとして媒体側が自主的に書かれたものはネット以前からあった。これが広告なのかというと、昔の人は違和感あるかもね。
さて、明確になった部分からガイドラインを読み返すと
バナー広告と同じレベルに「広告審査の範囲」「掲載の可否」はなっている。
だか、「留意する」「望ましい」などの語尾が気になる。
ネットでは編集記事と広告の違いを明確に判断する人を育ててない(注3)から、歴史を持つ媒体社から見ると当たり前のことを書いているようにみられるだろうが、ゲームアプリが媒体になる時代だからねぇ。
注3:役割があっても経験と知識が足りない。という意味ね。
とりま、ここまで。
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