緊急事態宣言も終わって、感染者数が激減するも理由は不明という不気味な今日この頃。
○サイバーエージェント 決算説明資料
通期売上高: 6,664億円 YonY 39.3%増
通期営業利益: 1,043億円 YonY 3.1倍
ウマ娘で激増の営業利益、主軸の広告事業も増収増益だ。
通期 広告事業 売上高: 3,213億円 YonY 19.3%増
通期 広告事業 営業利益: 225億円 YonY 7.1%増
で、P13にある利益率の推移補見ると、7.0%に下がっている。
売上は増えているので、利益額も増えているんだけど、2018年8.7%から1.7%落ちている。
売上は増えているので、利益額も増えているんだけど、2018年8.7%から1.7%落ちている。
ネット系なので利益率は15%以下になるのは仕方ないのだが、良い商売とは言い難い状況になっている。
ということで、P17の拡大施策ということだろう。どっかの会社も、こういった手の打ち方は参考にした方が良いんじゃないか。
連結売上高 4Q 1,797億円 (YonY 48.7%増)
連結営業利益 4Q 268億円 (YonY 400.4%増)
四半期で見ても、ウマ娘で跳ねてしまっているので、数字としては参考にならない感じ。
これ見ると、ヒットしたコンテンツの収益力が恐ろしい。
○セプテーニホールディングス 2021年9月期 第4四半期(通期)決算説明会資料
こちらは、電通グループの増資後(52%)に子会社になる。
電通Gでの立ち位置というか、役割がどうなるのか気になる。電通デジタルとか、カルタホールディングスとか、電通テックとか、似た役割と機能があるからねぇ。
以下、決算短信より抜粋
売上高 976億円 前年比27.6%
営業利益 36,5億円 前年比60.5%
決算説明会資料のP8にあるとおり、電通からの取扱いが太くなっている。
また、クリエイティブの外注費が増えているようなので、制作部隊を抱えて内製化するという方向もあるだろう。ということで、電通ダイレクトに制作機能はあるのか?
P32には、ダイレクトマーケティング領域に出ていくようなので、ここが役割ということになるのかな。
〇CARTA HOLDINGS 2021年度第3四半期決算説明資料
2022年1月にグループ再編だそうで、HDが直接子会社を監督する組織になる。
運用型テレビCMのテレシーは、順調なようだ。ナショクラも積極的に利用するようになると世界が変わりそう。スポットを打ちまくる大型キャンペーンとか、ちよっと、今後は想像できないんだけどね・・・。
運用型テレビCMのテレシーは、順調なようだ。ナショクラも積極的に利用するようになると世界が変わりそう。スポットを打ちまくる大型キャンペーンとか、ちよっと、今後は想像できないんだけどね・・・。
あとは、コンシューマー事業で1,000万人規模の媒体が欲しいところ。
売上高 :58.3億円(前年比+12%)
売上総利益 :52.1億円(前年比+14%)
営業利益 : 6.1億円(前年比+4%)
EBITDA : 9.6億円(前年比+25%)
〇博報堂DYホールディングス 2022年3月期上期決算説明資料
グループ全体では復調して、コロナ前を上回る。
「計画の前提となる経済/広告市場の見方に大きな変動が生じたため、中期経営計画の数値目標は取り下げ」なので、第六波を考えると手放しで喜べる状況でもない。
HDなので細かいことは書かれていないが、デジタル事業に関して1Pだけというのも寂しい。
あと、アドウェイズにHDYHDからも資本を入れるとのこと。HDYMPと合わせて議決権ベース15.42%になるそうだ。
2022年3月期第2四半期 全体 P16より抜粋
売上高 3,344億円 前年同期比 +22.5%
売上総利益 884億円 前年同期比 +35.9%
営業利益 161億円 前年同期比 +1053.1%
地域別業績(日本:投資事業除き) P19より抜粋
売上高 2,912億円 前年同期比 +19.0%
売上総利益 678億円 前年同期比 +30.2%
営業利益 196億円 前年同期比 +170.6%
〇電通グループ 第3四半期 説明会資料
山本さんが退任し、五十嵐さんへ社長をバトンタッチするとのこと。
電通コーポレートワンを設立し、パックオフィス系を一元化。
「通期の業績予想を上方修正。2019年度比で、売上総利益はプラス、調整後営業利益は20%以上成長の見込み。」ということで、好調。
全体 第3四半期
売上高 13,227億円 前年同期比 +29.8
売上総利益 2,558億円 前年同期比 +32.5
電通 日本国内
売上総利益 1,165億円 前年同期比 +51.6
電通 日本国内 第3四半期
インターネット売上高 735億円 前年同期比 +35.6
以上