2007/09/16

広告会社の人事評価

やってみたいことの一つが、広告界者ならではの人事評価だ。
残念ながら、運用が難しいので実現されていない。

基本原則は至って簡単である。
1.評価に値する実績がない場合は現状維持。
2.直属の上司が評価した場合は、一段階アップ。
3.他部署の評価が高い場合は、二段階アップ。
これだけである。

理由もシンプルになる。
評価者は神ではない。全てを知ることは出来ない。
ならば、加点法で考えるのが基本。(疑わしきは罰せず)
当然、他者からの評価は高くするべき。
ましてや、他部署となれば業務報告以外の功績がある。
汲み取るべし。

以上である。

ところが、経営的には人件費が掛かる。
降格しないからだ。
でも、それは嘘。
採用の時に見誤っていたからに過ぎない。
その責任を負いたくないから、降格するだけの話だ。
人を見る眼がないのを責任転嫁しているのだ。

人を活かすのは、マネジメントの基本中の基本。
それが出来ないからって、放り出すのは無責任であろう。
それこそ、高い給料と社内権限を有する資格がないわけだ。

広告は人材が競争力の源である。
人財ともいわれる。

そこを真剣に考える経営者、役職者がいらっしゃれば、波乗りペンギンとしても粉骨砕身でお手伝いしたいと思う。

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