2010/10/07

ad:tech spearker's party

10月6日、都内某所で「ad:tech spearker's party」が開催され、
招待制だって言うのに普通に参加してみました。(笑)

会場は10/28-29のad:tech Tokyoで登壇する方々の熱気で溢れ、
プレジデント武富さんの美人な奥さんを始めとする華やかさも加わり、
すんごいことになっていました。

波乗りペンギンは別件で話したい人がたくさんいたので、
用事を済ませながら100%オレンジジュースを頂きました。

今回は10年選手も多く、懐かしいやら楽しいやら、でした。

さて、各セッションの内容は何人かにお聞きしたのですが、
ここでは書きませんよ。
参加してのお楽しみです!!

とはいえ、後半は人の熱気に酔ってしまって、早めに引き揚げました~。

2010/10/05

ネット広告業界を志望する学生諸君へ

就職氷河期で大企業に殺到する同友と距離を置き、ちょっと新しい世界に目を向けている君たちに未来は拓ける。

個人的にお勧めは、従業員数が100名以下を狙ってみるといいだろう。
五年後にはマネージャになれる人が多いはずだ。

それから、会社の社風とか福利厚生も大事かもしれないが、
ネット系のベンチャー企業は社長のカラーこそが君の人生を左右する。
惚れこめる相手を探すべきだ。

どうしても安定と安心が欲しいなら、
大手系列など大企業の子会社を探すことになるだろう。
だが、ストレス耐性に自信がない限りは止めた方がいい。

誰かに必要として貰いたい、役に立ちたいという人は少なからずいるだろう。
だが、唯一無二の代え難い存在になるのは極一握りの選ばれた人だけだ。
厳しいようだが、社会に出たての君たちが必要とされるのは先の話だ。
ちなみに波乗りペンギンも、まだ、会社から必要だと言われたことがない。
役立たずとか、いらない、と言われたことはあるが・・・。(苦笑)

でも、悲観することはない。
人には寿命があり、加齢による衰えがある。
若い君たちが活躍できるチャンスはいくらだってある。
この変化の速い業界で走れるのは年寄りではないから。

2010/10/04

第四の画面

巷ではトリプルスクリーンという言葉が定着しつつある。
が、それでは足りないんじゃないかと思う。

たとえば、携帯ゲーム機。
こいつは家、交通機関、旅行先にだって人によっては持っていく。
携帯と違って電波状況も関係ない、接触時間もある程度まとまっていて多い。

たとえば、カーナビ。
最近はタクシーにも配備されている。
自家用車でも必ずあるし、渋滞の多い日本では無視できない存在のはず。

いずれも専用機だが、汎用機に置き換わるだろうか。
ネット接続機能を持ったものも増えているが、当面考えにくいと思う。
一つのプラットフォームとして独立しているから。

2010/10/03

一緒に仕事はしたくないと思う時

仕事を出す側、受ける側に関わらず、
金だけで考える人とは仕事をしたくない。

金を払っているんだから言われた通りにしろ、というのは相手に対する侮辱だと思う。
金をもらっているんだから言われた通りにする、というのは相手に対する侮辱だと思う。

金のやり取りは結果でしかなくて、パートナーとして対等にあるべきだと思うわけだ。
金が目的であり手段であるならば、金以上のものも以下もない。
魂のない仕事など、成果として残る方がみっともないと思う。

2010/09/29

会社には厄介な魔物がいる

会社というか組織って大きくなるわけで、まぁ色んな弊害とかてんこ盛り。
やることだけ決まって中身無いなんざ序の口。 中にはマイルストーンだけ置きまくって、誰も何にも決めなかったり、決断を迫ったり急かせばはぐらかされたりする。 
 かと思えば、強迫観念に駆られて「まだできないのか」「何も進んでないのか」と怒られた揚句、「他の人にやらせる」って取り上げられたかと思えば、「ヒマならやれ」って戻されたりして、順序とか段取りとか目茶目茶になった悲惨な状況を引き継ぐことになる。 
でもって、絡まった糸をほぐす様に、最初からやり直し・・・。 

 大体の問題は最初にあるわけで、背景情報や経緯を含めた決定に至る環境を共有できていないことにある。
決定した人たちは知っていても、現場は何も知らされていなかったり、理解するだけの知識と経験がなかったりするわけだ。 
 やることだけ決まって中身がないケースは、「現場に知らされていない重要情報」こそがネタのことが多い。
決まったと思っている人たちが、何を決めたのか明確でない場合、そりゃ雰囲気でしかない。 だから、雰囲気を教えて貰わないと、現場は取っ掛かりがないので、中身がないとしか考えられないのだ。 

 強迫観念に駆られてヒステリックになっているケースは、「理解するだけの知識と経験がない」ケースがほとんどだ。 
どんな事案も、一秒じゃ片付かない。 見通しがあって、許容範囲があって、デッドラインがある。 正しい知識と経験があれば、簡単にできることと難しいことは判断ができる。どれが先で、何が後かも頭に浮かぶ。今進めても進まないことも、空回りして疲れることも、やる前に予測ができる。

2010/09/15

体系化することの困難さの前に

体系化という言葉は大げさかもしれないが、ある事象に対して説明し共有しようとすると避けられない課題である。
そして、説明する上で言葉の使い方や解釈といった「用語定義」もまた同様に困難である。

実は、この裏返しとして説明を受ける側は学習と努力が欠かせない。
事業にしても教育にしても、限られた時間の中で知識を共有化するためには、どうしても詳細な説明は省かざるを得ない現実がある。
昔は、この学習の努力は徒弟制度に近い年功序列によって地道に作り上げた部分もあり、弊害として飛躍的な成長を阻害した反省もある。

さて、観念だけを並べてもしょうがないので現実の世界に戻ろう。

モバイル広告が10年前に誕生から今日までの説明を時系列的にしても時間が掛かるだけである。
もちろん、聞く側が困らなければ波乗りペンギン的には3日間ぶっ通しで話しても構わないし、掛け合い漫才風にパネルディスカッションをやれば一週間でも時間が足りない自信はある。(笑)

とはいえ、ドッグイヤーも逃げ出すほどの変化がある業界なので、説明しているうちに環境が全く変わりかねない。結局、せいぜい数時間で要点だけ掴んでもらうことになるわけだ。
こうなると、過去十年間を説明するに足りるストーリーをこしらえて、大雑把なカテゴリーごとに象徴的な事情を織り交ぜながら、細かいことは気にしない「大きな気持で」バッサリ切り捨てるしかなくなってしまう。

そんなこと、当たり前だって!?
そう、聞ける人が身近にいて教えて貰えるチャンスがあれば、身にも付くだろう。
残念ながら、モバイル広告は三年前を話せても五年前となると、そうそう話せる人はいなくなる。
もちろん、マスメディア広告、インターネット広告を踏まえての説明にならないと、この世はモバイル広告だけじゃないのでビジネスに使うなら外せない視点である。
インターネット広告ですら、日本の広告費の構成比で一割を超えた程度でしかなく、クリティカル・マスを超えたとはいえパワーバランス的にはマイナーでしかない。加えていえば、人材の層は薄い。
大手ネット企業といえども、役員層をバッサリ切り落とすと会社の存続も危うくなること請け合いである。
そんなことしなくても、現場のチーフ級を数人も引き抜けば、業務が回らなくなる会社なんて掃いて捨てるほどある。 一方で、急激に成長した企業は現場チーフが数年で幹部になることも当たり前で、マネジメント以前に必要な知識が得られないまま、責任が重くなって業務に忙殺されてしまうケースが後を絶たない。
むろん、責任に見合った報酬と見識を得られる機会を手に入れられる人は稀だからだ。
そういった環境では、自分が未熟であったり世間知らずであることを認識できることは難しい。
立場的にも、誰も指摘しなくなるし、指摘しても慢心から聞き入れなくなってしまう。
こうしてケアができない業界人らしきものが増えていくのである。

SEMとSEOとリスティング広告の関係とか、リダイレクトの説明とか、ヒット数とページビュー数とインプレッション数の違いとか、メディアレップと広告会社の違いとか、グロスとネットの関係とか、ちゃんと説明(業界団体の新人研修テキスト、その筋で権威である方の入門書に書いてある程度)できれば十分なんだけどなぁ。
皆さんの会社は大丈夫かな??

2010/09/05

バブルって弾けるもの

なんでも急成長すると急減速する。
100年という単位でみれば、企業においてすら業界トップの売り上げシェアを達成しようとも、残存している企業は世界で何社あるであろうか。
場合によっては産業そのものが消えたものもある。
ネットやモバイルだと10年でも長すぎるかもしれないが。