2009/02/19

ペイ・パー・ポスト

google日本法人が、ペイ・パー・ポストをプロモーションに使って、自らのガイドラインを破ったというニュースが出ている。
もちろん、ページランクは下がったし、素直な謝罪も公式に発表している。

事はこれで済んだわけではない。
ということを徳力氏のブログで知った。

そして、ブログに投稿された記事が広告に当たるかどうかという話がある。
この考察は非常に興味深いのでご覧頂きたい。

が、ちょっと引っ掛かるところがある。
広告はお金になれば何でもやるという意味で読まれる方がいると、
別な意味での誤解が発生しそうである。

広告は広告で、倫理要綱が業界団体で定められており、
ガイドラインも作られている。

ということで、広告か記事かという問題に切り込む前に
「その前」があるのではないだろうか。

今回のgoogleの一件は、自ら禁止した行為を行ったという事が問題であって、
広告だったか記事だったかは別ではないかな。

2009/02/16

モバイルというメディア&ツールの使い方

全てのメディアを点とするなら、それを線で繋ぐツールである。
販促ツールを点とするなら、統合化してプッシュするメディアである。

人は忘れやすい。
沢山の事を管理できない。
しかし、ケータイの記録はサーバに、情報管理もサーバサイドにある。
今の所、自分でアップしないとダメだけど。

2009/02/13

モバイルマーケティングの課題

企業のマーケターの困っている事。
1.自社サイトのポジションが分からない。
2.ベンチマークできる第三者データがない。
3.PCサイト構築と比較して、「手間、ヒマ」が掛かりすぎる。
というのが大きな問題らしい。

この結果、モバイルマーケティングに大胆な予算を割り振ろうとしても、
社内合意を得られないという事になるそうだ。

これはwebサイトを作るときも、当初言われたことだ。
時代は繰り返す・・・と。

PCwebの場合は、windowsとIEで市場スタンダードが確立されたので、
問題が解決した経緯がある。

では、モバイルはどうなるだろうか?

実はこれも間もなく解決する。
数年の時間は必要だが、間違いなく解決される。
だから、3つの理由を盾に抵抗すれば、解決された時点で勝敗が決してしまう可能性が高い。
投資無くして利益なし。

根拠のない自信と言われても仕方ないが、
環境変化のお膳立ては出来ている。
・モバイルオープン化の波は、LTEによってグローバルに統一化されていく。
・OSやミドルウェアは事実上無償となり開発費コストが低廉化する。
・すると、垂直統合が崩れて第三者によるオーディエンスリサーチが可能になる。

そこで・・・だ。
PCと違って短いセッションで大量のログを、
・誰が溜め込める記憶装置を用意するのか。
・短時間で解析できるシステムを作れるのか。
・一意性のあるキー、紐付けるコードは作れるのか。
難題は多い。

2009/02/10

機械翻訳で意味は正しく伝わるのか。

Title : Is the meaning correctly transmitted by the machine translation?

残念ながら英語が理解できないので、機械翻訳が正しく行われているのか判断できない。
I cannot judge for the machine translation whether to be done correctly because I cannot understand English.

もし、この文章が意味不明であった場合は、機械翻訳の問題だと思って欲しい。
When these sentences are unknown, I want you to think that it is a problem of the machine translation.

***
最先端のモバイルマーケティングが、日本にある。
The most advanced marketing is in Japan. It is mobile marketing.

しかし、これをインターネットを通じて伝えることが出来ない。
However, this cannot be told by the Internet.

理由は簡単である。携帯電話の電波が、海外では届かないからだ。
The reason is easy. It is because the electric wave of the cellular phone doesn't reach the foreign country.

もし、モバイルマーケティングについて貴方が知りたいと思うなら、日本に来て欲しい。
If you want to learn mobile marketing, I want you to come to Japan.

そうすれば、マクドナルドやコカコーラがモバイルマーケティングを活用している事を見せられるだろう。
I will be able to explain the promotion that McDonald and the Coca-Cola are executing.

もちろん、説明は日本語でする。
Of course, it explains in Japanese.

ad:tech tokyo 2009「第1回アドバイザリーボードミーティング」

開催されたのは2月5日木曜日。
詳細は記事に譲る事する。

波乗りペンギンも人の皮をかぶって潜入。
dmg world mediaのポール氏の取材、ボードメンバーのディスカッション、一連の流れを端っこで体験させて頂いたのだ。

ポイントは、ad:techは広告についてディスカッションし、視野を広げ刺激を受ける場でありチャンスである。日本にありがちな、一方的に御高説を伺って資料を持って帰るセミナーではない。
自分から積極的に発言をしなければ、参加した事にならないと言うところだろうか。
それも、英語で・・・。

ココは文化的な違いが在るので、ローカライズとして(日本で開催されるad:techには)同時通訳はいれて貰えるはずだが、自分の言葉でないという意味において、教育的な学習は半減するのは否めないところだ。

この機会に、次世代を担う若者達に活躍を期待したい。

2009/01/29

WOMマーケティング協議会設立準備会

ブログに書いて良いというので、勉強会の参加記念ということで書いてみた。
むろん、ペンギンの姿では参加していないので、50余名の誰かが波乗りペンギンだったわけである。

さて、通常の勉強会の倍近い大人数で開催されたわけだが、
場所はサイバーエージェントビルの地下一階会議室。
世話人によるボランティア運営とはいえ、そこはプロ。
見事な連係プレーで、場所を間違えた波乗りペンギンも、無事参加できたのであった。

大まかに、経緯説明から軽いトーク、そしてワークショップと流れた。
この形式は、WOMをテーマに扱う団体の勉強会としては上手い方法である。
参加者の顔が見えるだけでなく、その現場感が傍観者を参加者へと変えて行く。
アクティブ・ラーニングだ。

気力と体力が萎えているので、懇親会は辞退させてもらったが、
参加者は見知った顔も多く、社交的で明るい人達の輪も心地よかった。
次は懇親会も参加したいと思う。

後で、名刺交換した人達がフェースブックに登録していたら、友達申請するつもりである。

2009/01/28

モバイル広告の次は?

これからは、デバイスにしても技術にしても、ムーアの法則よろしく加速度的に変化していく時代だ。
一つ一つの新しいメディアを追いかけていても、結局、本質的な問題解決にはならない。
むろん、解決してしまったら広告会社含めて必要なくなるという結末があるだけだ。

そして、絶対に解決しないだろうと予測もしている。
予測が外れるとしたら、人間相手に広告する必要がなくなったときだろう。

さて、解決できない問題だが・・・。
企業が提供する価値と生活者の望む価値が一致しないこと。
つまり、
企業が思うほど商品やサービスに魅力や価値を生活者は感じないし、
生活者の思うような商品やサービスが企業は作れないのだ。

だからこそ、
広告によって生活者は「気づき」、
売れないことで生活者の不満に企業は「気づく」
のではないだろうか。

・・・と、話をすり替えてみる。