2015/03/02

DMPの来たるべき未来

3rdパーティデータとしてのTV視聴データが流通する—業界人間ベム「2015年広告業界7つの予測」から by 横山隆治 @ryujiyokoyama #アドタイ http://www.advertimes.com/20150302/article183759/3/

ご存知、大御所の業界予測。
波乗りペンギンも知らないテレビ視聴率の現在が解説されていたため、じっくり読んでみた。

で、全数のテレビ視聴データが流通したり、マーケティング活用まで言及されているが、個人的には当分先の話だと思っている。
個人情報保護との兼ね合いがインターネットでも課題にされて久しいが、交通系カードのデータ利用も問題になったり、ガイドラインの策定や法整備など時間が必要なことがある。問題になるのは個人が特定できるか否かなのだが、事業者だって特定できない工夫をしているんだけど、それを認めるのは一般の方々(ココは突っ込まない様に)なので難しいのだ。

あと、一意性がない(あるという事は個人が特定されうる)ので、そこもデータとしてどうなのよという問題はある。

いずれ、購買した商品に応じて広告や販促が行われ、好みに応じたコンテンツが提供され、日々の行動が丸裸にされた気分になるだろう。
もう、インターネット広告ではなっているか・・・。

でもって、放送と通信は生活者ベースでは関係なくなっているのだが、テレビ局は「インターネットに許諾なく公開するのは違法です。」テロップ攻撃で防戦中。
まだ、媒体接触率で半分を占めるテレビとはいえ、危機感は強い。
調査によっては、若年層で追いつかれそうになっている。
ただ、減少する若年者層の人口、人口ボリュームはあるが高齢化した団塊世代、後十年以上すると違った世界になっているんだよなぁ。

【追記】2015.3.3.

“ネットフリックス脅威論”に7つの誤解(鈴木祐司) - Y!ニュース http://bylines.news.yahoo.co.jp/suzukiyuji/20150302-00043469/

こういう意見もあるので、参考まで。
直接は関係ないんだけど、そもそもプラットフォームは普及しなきゃプラットフォームにならないし。
 

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