2012/06/12

かくも難しきモバイル広告

Facebook広告は「購入」にはつながらない? 「退屈」と利用時間減ったユーザーも - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/11/news064.html

リンクもタイトルも付けといて・・・だが、Facebookはモバイル広告の収益が課題となっている。また、実は先日iOS6でFacebppkとの連携を強化したアップルもモバイル広告(iAD)は課題というより問題となっている。
さらに最悪なことに、スマートフォン向けの広告は、金になっていない。

業績華々しい企業ですら、この山は越えられていない。
わははは。

いや、笑っている場合じゃなかった。
このままだと日本のモバイル広告業界はなくなる。
いや、スパイアがモバイルメディアレップ機能をDACに譲渡した(リンクはPDFのリリースファイル)時点で、まぁ、先は見えたんだ。
もう、狼狽えても泣いても叫んでも、当分メタメタ。

で、どーするって話ばかりで、政治みたいな決め手に欠ける状況が一年続いているわけだ。
コンプガチャで冷や水も浴びせられたし、ココ一発の狩場になっていたが、これで終わりだろう。ビジネスではなかったということで・・・。

とりあえず、ゴールドラッシュの後のスマホ市場はぺんぺん草も生えていない状況になったら、組み立て直しをしないといけない。
・欲しくなるコンテンツ
・役に立つ情報
・お得な買い物
の揃え直しというヤツ。

それぞれ、「課金」「広告」「物販」という3つの収益に根差すことになるが、厄介なのがプラットフォーム別になっているという現実。
つまり、スマホというカテゴリーの中だけで完結しない。
時に、ソーシャルやリアルと跨ったものになっている。
コスト効率は格段に悪くなってしまった。

そんなわけで、事業者側からすればワンソース・マルチユースで効率的にするという方向になったわけだが、ユーザーから見るとマルチソース・ワンユースなので何の解決にもならない。
オンリーワンという核がないと、どんな情報発信や販売チャネルを持ていても、埋もれちゃうんだ。

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