2012/03/14

モバイルキャリアの生き残り策

ドコモ、相次ぐ異業種連携 「土管化」への懸念、新規事業を加速 (1/2) - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1203/14/news031.html

広告とは何の関係もなさそうで、いや、モバイル広告では中心だった移動体通信事業者。
総務省による垂直統合破壊により、水平分業化し米国のなすがままという哀れな今。
もう、国内端末メーカーもコンテンツプロバイダーも周辺業界を巻き込んで、すっかり凋落。
この二、三年で一兆円以上、吹っ飛んだ計算になるんじゃない?

ということで、いきなり多角化へと走るドコモ。
や、止めた方が良いと思うんだけど、もう止まったら沈むだけなので必死だな。

記事にあった
「ドコモは約6000万件の顧客基盤や約2400の販売店、多くの基地局など他社を凌駕(りょうが)する携帯の“資産”を保有する。」
という部分をコア・コンピタンスに設定するのは危険だ。
なぜなら、他に利用できない資産でもあるからだ。
たとえるなら、JTが全国のたばこ販売店や配送流通網を使って事業の多角化ができなかったような…ものだ。

海外展開(企業買収)は参考にしていいと思うけど。
国内だとNTT法で身動きとれない部分も、海外なら関係ないしね。

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