2012/01/12

悩ましいよTCA携帯契約数

ドコモの「Xi」が100万契約を突破、MNPはKDDIが3カ月連続でトップ――2011年12月契約数 - ITmedia プロフェッショナル モバイル   
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1201/11/news092.html   

この発表には数種類の用途が異なる端末が隠れている。
・携帯電話といわれるフィーチャーフォンとスマートフォン
・データ通信端末
・タブレット型
・PC内蔵型
・ゲーム端末(PS vita)
である。

キャリアの勢力指標として使うのはイーモバが言うように不適切になりつつある。
かろうじてIP接続サービス数でモバイル(~フォンとタブレット型)については近似と考えられる程度だ。
もちろん、補足されていないiPodのようなwifiからのモバイル端末としてカウントすべきものも漏れている。
もう、キャリアに主導権がないというのは明らかだろう。
全てを把握できる立場にないのだから。

で、広告的には媒体の影響力を測る指標は何処に置けばいいのかという問題がある。
そう、モバイル端末の向こうにいる生活者は何人いるんだって話。
波乗りペンギンですら契約数で言えば5件ある。
個人用のケータイとスマホと通信カード、業務用のスマホと通信カードだ。
ま、異常なんだろうけど・・・。
さらに、wifiではiPadとiPodがあるんで端末数で7台。
ハード別の切り分けられた場合は一匹で7人分のカウントとなる。
これは新聞を中央紙+ブロック紙を全部取っている場合と似たようなものだが、モバイルの場合はコンテンツがみんな同じだったりする(アプリは置いといて・・・)わけで、構造が全く持って違う。

SNSサイトの登録者数とかアクティブユーザーとか、いやもう、全く持って意味なしなんだけど・・・だからって、他にデータもないというお粗末な事態。

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