2007/11/13

やって良い事と出来る事は別だ

物事を判断する立場にある人は、
技術的に可能であっても、法制度上可能であっても、
やって良い事と悪いこと、つまり倫理観を誰よりも大事にして欲しい。


業務だろうが何だろうが、
人として考えるべきだし、出来ないんなら判断しちゃいけない。
判断するなら、その責任を負うべきだろう。
また、それすら認識できない奴に権限を与えてはいけない。


広告が広告であるためには、
広く遍(あまね)く生活者へ伝える意義がなければダメだ。
悪い物なんて言語道断だし、無意味な広告も削ぎ落とすべきだ。



中堅がいなくなるほど短期間で辞める会社とか、
正社員より契約社員や派遣社員が多い雇用責任を果たしていない会社の企業とか、
休職したままで退職する社員が毎年何人も出る会社とか、どんだけ非人道的なんだか。
それで出した経常利益の額を見比べる株主や投資家も、同罪だろう。
最近、不祥事で倒れる会社の社内事情は、似たものがあると思う。


広告費は打出の小槌でないことを知るべき頃なのだが、
茹で上がるまで気が付かないんだろうね・・・尻尾のあるカエルさん。

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