2007/06/12

情報共有指数、iSI

係数を導くには研究が必要なので、経験的な仮の係数を基に話を進めたい。

さて、広告も含めて、情報を他者と共有することの難しさを、プロの皆さんなら痛感しているはずだ。
何故なのか、「氷山の一角理論」とか「アノニマス・マーケティング」とか、適当に作っていたのだが、どうにも明快な切り口が見つからなくて波乗りペンギンも困っている。

今回も仮説だが、情報の共有は常に一部分だと考えてみる。
取締役会でもチーム会でも構わないが、仮に5人いたとしよう。
原則的に一対一の場合は、およそ50%が情報共有できる。半分は誤解という勝手な受け手の解釈だ。
これに、参加者の人数が影響を与えると考えてみる。
共有できた情報=(情報10)×{K(0.5)÷共有者数(発言者を除く、5-1)}
こんな式でいいだろうか。
5人の会議だと、1.25しか情報共有できない(伝わらない)ことになる。

どうだろう。
一時間やろうが、100回話そうが、常に一割程度。

これを話すだけでなく、資料を作成したり議事録を読み返すことで、濃度を上げることも考えられるとすれば、良い線いってないだろうか・・・。

広告の場合も似たり寄ったりだろう。
一日に受け取る広告の数は、意識していないが、相当な数になるはずだ。
この中で残るものは、ほぼ無い。
恐らく、共感係数を掛ける必要があるだろう。
新聞は0.8、雑誌は0.6、テレビは0.4、ネットは0.2とか・・・。

上司の言うことはおろか、親の言う事だって聞かないわけだから、広告も想像できるのではないか?

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